2009年 7月生活報告 富田 望[2009年08月14日(Fri)]
2009年7月生活報告 富田 望
あっという間に8月
カリフォルニアを離れたのが3週間前なのが信じられない。DCについてからは、引っ越し後の手続きや、部屋の整理など、新しい生活への準備に追われていた。そして気づいたら2週間が過ぎていたという感じだ。ワシントンDCには一回来た事がある、とはいえ、夏のDCは、またひと味違う気がしている。あんまり雨が降ることのないカリフォルニアとは違って、ここではよく雨が降る。日本と比較すれば、降雨頻度は低いほうかもしれない。が、カリフォルニアの気候に慣れてしまった私にとっては、新鮮で、ちょっと驚いた体験だ。DCの雨は、パーっと降って、サッと止む。初めて雨に降られた時には、えーー?さっきまで太陽、出てたのに?と驚いた。降るタイミングが掴めないのだ。また、ここの土地勘も全然だから、雨宿りする場所にこまる。湿気の方は、ちょっとじめじめしているなーという感じで、湿気大国、日本とくらべると、まだまだ「可愛い」と言える。
週末には、すこしでも、土地勘を掴もうと自分の家の近郊へ出かけたりした。時々、アジア食材を置いてあるスーパー、または日本の化粧品を売買している店などを発見したりして、ちょっと嬉しい。
DCに早く来てよかったと思ったことの一つの理由に、Gallaudet大学の方へ気軽に立ち寄れるということがある。直接、教授のOfficeに訪問できるというのが良い。メールで済ませられることでも、ここはGallaudet University、文章よりも直接、顔を合わせて、、、の文化である。その気になれば、直接会って、話しができるというこの距離感、この状況が、メールでのコミュニケーションをもスムーズにしているとも思う。改めて、Gallaudet 大学は特殊な文化を持っていると感じた瞬間でもある。
お別れパーテイ
カリフォルニアを出る前に、Ohlone大学の友人がお別れ会を開いてくれた。全然、期待していなかった、こっちとしては、集まるだけだと聞いていて、出向いたら、突然の手紙やプレゼント、またケーキまで用意してあって、大変驚いた。しかし、何歳になっても、そういうサプライズは嬉しい。新しい環境での生活に対する心配や、院生活への期待とプレッシャーもあって、なんとなく重い気分になっていたのだけど、こういう事があるから、頑張れるというか、頑張らなければと思った。ここでの生活があったから、今の私があるのだし、Galludet大学院に入学するという選択も出て来たのだとおもう。引っ越しに関しても、右から左まで全然解らないことばかりだった2年前と比べたら、余裕がある。ただ、これまでの市内引っ越しと違って、州単位での引っ越しになるので、その点は考慮しなければならない。要は、今までの経験が役に立っているということだ。現に何人かの友人はここだけの付き合いで終わるのではなく、これからも続きそうな予感がしている。
アメリカ引っ越し
七月十六日、カリフォルニアを出た。二十二日にはDCへ着いている必要があったので、初めから早いペースで運転した。国道80号線を真っすぐ、通り道にあるソルトレイク、ラッシュモア山と見て回った。その後は、そのまま90号線。一気にアメリカ州中部、シカゴを通過、そのままDCへ到着した。
大きな事故やトラブルに遭遇することもなく5日間の移動を終えた愛車。しかし、DC入りしたその日に、ちょっとした運転ミスで、後ろのバイパーがキレイに外れた。それも丸ごとバイパー自体が「どーん」と落ちたのである。私としてはちょっと擦っただけで、外れてしまうなんて、予想だにしていなかったので、すっかり驚いて、おろおろしてしまった。聞けが、ちょっとずつ前から、本体とバイパーを繋げている部分が弱くなってしまっていたらしい。幸運な事に、車に詳しい人が近くにいたので、修理をお願いできた。ちょいちょいとすぐに繋げて、補強してくれた。まったく「安心した矢先に、、、」である。
この横断を終えての、全体的な感想としては「アメリカの地理に詳しくなった気がする」である。中高のテキストとかによくのっているアメリカの地理名称が、道中に普通にあったりする。名称を聞くだけで、中高の想い出がフラッシュバックする。地理名や州名をきちんと把握し、記憶しなければならなかったあの頃が懐かしい。地理を文字で覚えるというのと、実際に行って覚えるというのとでは、いつも思うけど、全く違うものだ。この旅行を通して、リアルに「アメリカにいるなぁ」と感じた。
八月の末にはオリエンテーションがある。履修したいクラスも大体決まっている。言葉のハンディもあるから、リーディングだけは、もう今から始めるようにしている。
あっという間に8月
カリフォルニアを離れたのが3週間前なのが信じられない。DCについてからは、引っ越し後の手続きや、部屋の整理など、新しい生活への準備に追われていた。そして気づいたら2週間が過ぎていたという感じだ。ワシントンDCには一回来た事がある、とはいえ、夏のDCは、またひと味違う気がしている。あんまり雨が降ることのないカリフォルニアとは違って、ここではよく雨が降る。日本と比較すれば、降雨頻度は低いほうかもしれない。が、カリフォルニアの気候に慣れてしまった私にとっては、新鮮で、ちょっと驚いた体験だ。DCの雨は、パーっと降って、サッと止む。初めて雨に降られた時には、えーー?さっきまで太陽、出てたのに?と驚いた。降るタイミングが掴めないのだ。また、ここの土地勘も全然だから、雨宿りする場所にこまる。湿気の方は、ちょっとじめじめしているなーという感じで、湿気大国、日本とくらべると、まだまだ「可愛い」と言える。
週末には、すこしでも、土地勘を掴もうと自分の家の近郊へ出かけたりした。時々、アジア食材を置いてあるスーパー、または日本の化粧品を売買している店などを発見したりして、ちょっと嬉しい。
DCに早く来てよかったと思ったことの一つの理由に、Gallaudet大学の方へ気軽に立ち寄れるということがある。直接、教授のOfficeに訪問できるというのが良い。メールで済ませられることでも、ここはGallaudet University、文章よりも直接、顔を合わせて、、、の文化である。その気になれば、直接会って、話しができるというこの距離感、この状況が、メールでのコミュニケーションをもスムーズにしているとも思う。改めて、Gallaudet 大学は特殊な文化を持っていると感じた瞬間でもある。
お別れパーテイ
カリフォルニアを出る前に、Ohlone大学の友人がお別れ会を開いてくれた。全然、期待していなかった、こっちとしては、集まるだけだと聞いていて、出向いたら、突然の手紙やプレゼント、またケーキまで用意してあって、大変驚いた。しかし、何歳になっても、そういうサプライズは嬉しい。新しい環境での生活に対する心配や、院生活への期待とプレッシャーもあって、なんとなく重い気分になっていたのだけど、こういう事があるから、頑張れるというか、頑張らなければと思った。ここでの生活があったから、今の私があるのだし、Galludet大学院に入学するという選択も出て来たのだとおもう。引っ越しに関しても、右から左まで全然解らないことばかりだった2年前と比べたら、余裕がある。ただ、これまでの市内引っ越しと違って、州単位での引っ越しになるので、その点は考慮しなければならない。要は、今までの経験が役に立っているということだ。現に何人かの友人はここだけの付き合いで終わるのではなく、これからも続きそうな予感がしている。
アメリカ引っ越し
七月十六日、カリフォルニアを出た。二十二日にはDCへ着いている必要があったので、初めから早いペースで運転した。国道80号線を真っすぐ、通り道にあるソルトレイク、ラッシュモア山と見て回った。その後は、そのまま90号線。一気にアメリカ州中部、シカゴを通過、そのままDCへ到着した。
大きな事故やトラブルに遭遇することもなく5日間の移動を終えた愛車。しかし、DC入りしたその日に、ちょっとした運転ミスで、後ろのバイパーがキレイに外れた。それも丸ごとバイパー自体が「どーん」と落ちたのである。私としてはちょっと擦っただけで、外れてしまうなんて、予想だにしていなかったので、すっかり驚いて、おろおろしてしまった。聞けが、ちょっとずつ前から、本体とバイパーを繋げている部分が弱くなってしまっていたらしい。幸運な事に、車に詳しい人が近くにいたので、修理をお願いできた。ちょいちょいとすぐに繋げて、補強してくれた。まったく「安心した矢先に、、、」である。
この横断を終えての、全体的な感想としては「アメリカの地理に詳しくなった気がする」である。中高のテキストとかによくのっているアメリカの地理名称が、道中に普通にあったりする。名称を聞くだけで、中高の想い出がフラッシュバックする。地理名や州名をきちんと把握し、記憶しなければならなかったあの頃が懐かしい。地理を文字で覚えるというのと、実際に行って覚えるというのとでは、いつも思うけど、全く違うものだ。この旅行を通して、リアルに「アメリカにいるなぁ」と感じた。
八月の末にはオリエンテーションがある。履修したいクラスも大体決まっている。言葉のハンディもあるから、リーディングだけは、もう今から始めるようにしている。