2009年5月生活記録(3期生岡田)[2009年06月20日(Sat)]
いつも生活記録を書きながら、他の奨学生とは時間の流れが違うなーと思うことがあるが、特に今月はそう感じている。他の奨学生が卒業式や休暇について書いているときに、学期の佳境で複雑な気持ちである。
■ Governance in Higher Education
今学期の2クラス目である。冬学期にOrganization of Student Affairs のクラスの中で、いわゆる学生部を取り上げて大学の組織構成や、それから生じる強み、弱みなどを学んできたが、このクラスでは、「意思決定」「管理運営」の実際的なパターンに焦点を当てている。いわば、前学期が見かけ上の構成を学んだのに対し、今学期は現実レベルのパターンを学んでいる。
具体的には、大学理事会と学長の関係や、重要事項を決定していく際のパワーが誰にあるのか、どのようにそれを及ぼしうるのか、またいわゆる一般企業と大学の違いはどこにあるのかを学んでいる。
特に、大学というものの特殊性には興味がそそられる。なぜしばしば意思決定がスムーズにいかないのか、教員と職員(この区分け自体にすでに弊害があるのだが)の違いや、高等教育の掲げるMissionと一般企業のMission(端的に言えば、「金を生むこと」)の違いが、どのように現実のgovernanceに現れてくるかを、さまざまなセオリーを用いて学んでいる。
私が在職中に経験した事柄が、以前は単に上司の力であったり、部署間の特徴の違いであったり、そのようなものから生じているとしか考えていなかったが、もっと理論的に大学特有の
Governanceとして「なぜ」「どのように」と学べたことは、非常に役に立ったと感じている。
月末からはクラスの成績の大半を占めるfinal projectとして、Stanford Universityの意思決定プロセスを調査した。スタンフォードにはさまざまなテーマの寮があるが、仮に「障害」をテーマにした寮を作るとしたら、どのようにプランが実行されていくか、その過程での意思決定はどうなされるかとシミュレーションとして調査した。グループワークであったが、4名中、2名がスタンフォードの職員、2名が日本の大学職員経験者というバランスの取れた構成で、よい議論ができた。
その過程で、一緒になった学生が、スタンフォードの職員で、教職員および学外向けのAccommodationサービスを担当しており、ASLで少し会話もできることがわかり、このプログラムで通訳者なしで話せる学生が2人になったことは自分にとってかなり大きなことであった。事実、学期後半は少しだけ雑談が増えた。周りが健聴者ばかりのこのプログラムの中で、大きな進歩である。
この生活記録を書いている今日は、2日前に最後のペーパーが終わり、5日間だけのお休み中である。来週からサマースクールが始まり、息つく間もないが、幸いにも1クラスなので、少し1年間の調査をまとめたいと思っている。
■ Governance in Higher Education
今学期の2クラス目である。冬学期にOrganization of Student Affairs のクラスの中で、いわゆる学生部を取り上げて大学の組織構成や、それから生じる強み、弱みなどを学んできたが、このクラスでは、「意思決定」「管理運営」の実際的なパターンに焦点を当てている。いわば、前学期が見かけ上の構成を学んだのに対し、今学期は現実レベルのパターンを学んでいる。
具体的には、大学理事会と学長の関係や、重要事項を決定していく際のパワーが誰にあるのか、どのようにそれを及ぼしうるのか、またいわゆる一般企業と大学の違いはどこにあるのかを学んでいる。
特に、大学というものの特殊性には興味がそそられる。なぜしばしば意思決定がスムーズにいかないのか、教員と職員(この区分け自体にすでに弊害があるのだが)の違いや、高等教育の掲げるMissionと一般企業のMission(端的に言えば、「金を生むこと」)の違いが、どのように現実のgovernanceに現れてくるかを、さまざまなセオリーを用いて学んでいる。
私が在職中に経験した事柄が、以前は単に上司の力であったり、部署間の特徴の違いであったり、そのようなものから生じているとしか考えていなかったが、もっと理論的に大学特有の
Governanceとして「なぜ」「どのように」と学べたことは、非常に役に立ったと感じている。
月末からはクラスの成績の大半を占めるfinal projectとして、Stanford Universityの意思決定プロセスを調査した。スタンフォードにはさまざまなテーマの寮があるが、仮に「障害」をテーマにした寮を作るとしたら、どのようにプランが実行されていくか、その過程での意思決定はどうなされるかとシミュレーションとして調査した。グループワークであったが、4名中、2名がスタンフォードの職員、2名が日本の大学職員経験者というバランスの取れた構成で、よい議論ができた。
その過程で、一緒になった学生が、スタンフォードの職員で、教職員および学外向けのAccommodationサービスを担当しており、ASLで少し会話もできることがわかり、このプログラムで通訳者なしで話せる学生が2人になったことは自分にとってかなり大きなことであった。事実、学期後半は少しだけ雑談が増えた。周りが健聴者ばかりのこのプログラムの中で、大きな進歩である。
この生活記録を書いている今日は、2日前に最後のペーパーが終わり、5日間だけのお休み中である。来週からサマースクールが始まり、息つく間もないが、幸いにも1クラスなので、少し1年間の調査をまとめたいと思っている。




