2008年12月 生活記録(第2期生 高山 亨太)[2008年12月31日(Wed)]
はじめに
12月5日の全クラス終了までは、最終レポートやプロジェクト調査の発表などがあり、睡眠不足で辛い日々が続いたが、冬休みの予定や楽しみを励みにしながら体に鞭打ってパソコンとにらめっこした。また、同時に卒業するための手続きを済ませ、またテキサス州での新しい暮らしに向けて荷物をまとめたり、不要な荷物を処分したりすることにも追われた。いざ、荷物をまとめ始めるときに、あまりの荷物の多さに驚いたが、改めてこれまでのGallaudet Universityにおける留学生活を振り返りながら荷造りをする中で、これからのインターンシップに向けて自分の課題や強みなどを振り返ることができた。
Independent Studyの成果
同級生と二人で協力しながら進めてきた薬物・アルコール問題に関するオンライントレーニングプログラムとオンライン啓発プログラムの開発プロジェクト(「薬物乱用に関する教育:文化的・言語的介入(Substance Abuse Education: A Cultural and Linguistic Intervention)」)は、最終的にオンラインプログラムと最終レポートが完成し、発表することができた。
将来の聴覚障害者福祉を担うソーシャルワーカーの養成に関わりたいと考えている自分にとってオンライントレーニングプログラムというのは、学生や受講生と対面した上での講義や講演に慣れていた自分にとって、新しい試みであった。聴覚障害者問題に対応できる専門家の養成方法を学ぶことが、こと留学目的の核の1つであり、このプロジェクトを通じてオンライントレーニングの教育理論やろう・難聴者にどのように役に立つのか、理論や科学的データを基本に教育プログラムを組み立てることの重要性を学んだ。今回のオンライントレーニングプログラムは、正式に一般公開するかどうかはわからないが、まずは日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会と協力しながら会員への教育プログラムの1つとして実験してみようと考えている。1月には、協会内で公開予定となっており、様々な評価を得ながらよりよいオンライントレーニングプログラムを開発したいと考えている。
トレーニングプログラムの内容は、以下の通りである。対象者については、聴覚障害者と関わっているソーシャルワーカーである。
1. 質問紙への回答-Questions
2. オンライントレーニングについての説明-Guideline
3. アルコール問題についての基本知識-Introduction
4. アルコール問題の生理心理社会的影響-Biopsychosocial issues
5. アルコール依存症について-Alcohol dependency
6. アルコール問題に関する法律-Laws
7. アルコール問題に関する諸統計-Epidemiology
8. アルコール問題に関する諸要因-Etiology
9. アルコール問題のアセスメント-Assessment
10. アルコール問題への介入方法-Intervention
11. アルコール問題に関する社会資源-Social resources
12. ろう社会におけるアルコール問題-Deaf community
13. オンライントレーニングについての評価・フィードバック-Feedback
冬休み
留学生活最後の冬休みは、今後の活動方針や母校への復学手続きなどを進めるために、短期間ではあるが日本に一時帰国した。わずかな休みを有意義に過ごして、最後の学期に備えたいと思っている。留学生活を応援していただいている皆様や先生方々には、今年もお世話になりました。どうぞ、来年もよろしくお願い申し上げます。今年も残りわずかとなりましたが、よいお年をお迎えくださいませ。
12月5日の全クラス終了までは、最終レポートやプロジェクト調査の発表などがあり、睡眠不足で辛い日々が続いたが、冬休みの予定や楽しみを励みにしながら体に鞭打ってパソコンとにらめっこした。また、同時に卒業するための手続きを済ませ、またテキサス州での新しい暮らしに向けて荷物をまとめたり、不要な荷物を処分したりすることにも追われた。いざ、荷物をまとめ始めるときに、あまりの荷物の多さに驚いたが、改めてこれまでのGallaudet Universityにおける留学生活を振り返りながら荷造りをする中で、これからのインターンシップに向けて自分の課題や強みなどを振り返ることができた。
Independent Studyの成果
同級生と二人で協力しながら進めてきた薬物・アルコール問題に関するオンライントレーニングプログラムとオンライン啓発プログラムの開発プロジェクト(「薬物乱用に関する教育:文化的・言語的介入(Substance Abuse Education: A Cultural and Linguistic Intervention)」)は、最終的にオンラインプログラムと最終レポートが完成し、発表することができた。
将来の聴覚障害者福祉を担うソーシャルワーカーの養成に関わりたいと考えている自分にとってオンライントレーニングプログラムというのは、学生や受講生と対面した上での講義や講演に慣れていた自分にとって、新しい試みであった。聴覚障害者問題に対応できる専門家の養成方法を学ぶことが、こと留学目的の核の1つであり、このプロジェクトを通じてオンライントレーニングの教育理論やろう・難聴者にどのように役に立つのか、理論や科学的データを基本に教育プログラムを組み立てることの重要性を学んだ。今回のオンライントレーニングプログラムは、正式に一般公開するかどうかはわからないが、まずは日本聴覚障害ソーシャルワーカー協会と協力しながら会員への教育プログラムの1つとして実験してみようと考えている。1月には、協会内で公開予定となっており、様々な評価を得ながらよりよいオンライントレーニングプログラムを開発したいと考えている。
トレーニングプログラムの内容は、以下の通りである。対象者については、聴覚障害者と関わっているソーシャルワーカーである。
1. 質問紙への回答-Questions
2. オンライントレーニングについての説明-Guideline
3. アルコール問題についての基本知識-Introduction
4. アルコール問題の生理心理社会的影響-Biopsychosocial issues
5. アルコール依存症について-Alcohol dependency
6. アルコール問題に関する法律-Laws
7. アルコール問題に関する諸統計-Epidemiology
8. アルコール問題に関する諸要因-Etiology
9. アルコール問題のアセスメント-Assessment
10. アルコール問題への介入方法-Intervention
11. アルコール問題に関する社会資源-Social resources
12. ろう社会におけるアルコール問題-Deaf community
13. オンライントレーニングについての評価・フィードバック-Feedback
冬休み
留学生活最後の冬休みは、今後の活動方針や母校への復学手続きなどを進めるために、短期間ではあるが日本に一時帰国した。わずかな休みを有意義に過ごして、最後の学期に備えたいと思っている。留学生活を応援していただいている皆様や先生方々には、今年もお世話になりました。どうぞ、来年もよろしくお願い申し上げます。今年も残りわずかとなりましたが、よいお年をお迎えくださいませ。