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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2008年6月 生活報告 富田 望[2008年07月30日(Wed)]
2008年 6月 生活報告 富田 望

アメリカでの初めての夏休み
 日本ではそろそろ暑くなって来た頃でしょうか。ここFremontの夏は、例年と比べて雨が少ないと聞きました。毎日暑い日が続き、真昼の強い日差しは本格的な夏を感じさせます。春学期が終わった頃、気が緩んだ所為でしょうか、はじめての酷いホームシックにかかってしまいました。スポーツ、読書、友達と出かけるなど、気を紛らわし、やっとのことで吹っ切る事が出来ました。

サマースクール
 夏に受講しているクラス、English 151Bの目標は、個々の文章力の向上で、一つ一つの言葉、文、文章などに集中し、文章構造、文法などの些細なミスをなくす事、また、最終的な目標として、narrative, descriptive, the information, analysisなどの様々なタイプのエッセイの書き方を学び、次のクラス101A/Bのクラスへ適応できる力をつけることである。
 このクラスは私にとって、初めての健常者と一緒に受けるクラスなので、どうなるのかなと思いましたが、実際には、秋、春学期のように、他にクラスあるというわけではないので、意外に余裕のあるクラスになりそうである。とはいうものの、6週間という短時間なので、進むペースはさすがに早く、毎日レポートの課題が出されるので、先に予習出来る所は予習し、課題が出される前から、課題をすませておくなど、余裕を作るようにしています。授業中、ほぼ通訳者の言っている事が理解できたので、分からなかった指文字(英単語)を聞き直す事があるということを除いては、上々のスタートであると思います。ただ、こういった「え?今何て言ったの?」と聞く英単語のほとんどが専門用語であり、これは私の英単語の知識の不十分さからで、もしも、院のように専門的な授業をとる場合、このような不利な状況に遭遇することになる事は明らかに予想できます。だから、前もってテキストを読んでおく事は、そういう意味でも大切になってきます。

大学院への進学について
 春学期に、いくつかの大学院に願書を出してみたので、今はその結果を待っている状況にある。サマースクールが終わったら、この機会にGREを受けてみようかと考えている。また TOEFLにも再挑戦してみる予定である
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