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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2008年5月生活記録 【第2期生 谷口】[2008年06月24日(Tue)]
学期末である5月に突入したが、以前と変わらない3月並の寒さが続いており、去年より遥かに気温が低いように感じた。それも環境破壊に対する空からの警告なのだろうか。

■ろう学校見学■
ろう学校見学のために5月上旬も講義を欠席し、サンフランシスコから電車で1時間程離れているフレモント市にあるカリフォルニア州立ろう学校を訪問した。駅からバスで10分程で車掌から「ここがろう学校だよ。」と教えてくれ、降りて看板を見たらそこは盲学校だった。車掌とのコミュニケーションのズレでこうなってしまった、早速タクシーを呼ばなくてはと思った瞬間に盲学校の教師らしき人物を見かけ、「ろう学校はどこですか?」と尋ねたら「ここだよ」と返答され、とりあえず盲学校の校内を廻ってみた。広大なキャンパスを通り抜け、ろう学校と書いてある看板を見つけ、ろう学校と盲学校が一緒になっているのだということに気づいた。そしてそのろう学校の校内に入った時、全ての施設が1階建てになっていたことに気づき、主任に質問したら、主任曰く以前に地震が起きて被害に遭ったことから1階建てにリフォームしたという。中学部と高等部の社会や英語のクラスを見回り、生徒たちと好きな教科と将来の夢について語ってもらった。面白いことにほとんどの生徒が英語嫌いで数学好きだと答えた。食堂で昼ごはんを済ませているとき、生徒たちが芝生で鬼ごっこやドッジボールなどで戯れていた。そのろう学校の背後にそびえる緑の丘がどこまでも続いており、大自然のパノラマを楽しむことができる場所でもあり、日本はそのような環境の中にあるろう学校が少なくそのような所に育っている子供たちが大変うらやましく思った。しかし、ちょうどその時はテスト期間とIEP期間のために長くは居られなく、次にオーロニー大学に寄ることにした。階段の多い大学内を歩き回り、手話講習会などを見学したりしたが、同じく日本財団の奨学生である岡田さんと富田さんと会う機会がなく残念だった。

5月の中旬にロチェスター工科大学を訪問し、大学院ろう教育専攻についての説明を受けた。ギャロデット大学のろう教育専攻の目標とは異なり、アメリカでもろう者にとって適したろう教育の見方は様々であると知った。バイリンガルろう教育をサポートする教育者もいれば、否定する教育者もいる。元ELI学生で現在ロチェスター大学生の友人にキャンパス内を案内してもらった時に日本人学生と出会い、なぜギャロデット大学ではなくその大学を選択したのかなどの質問や談話をしたりしてロチェスター大学についてより知る機会になった。

■ELISO■
ELISO最後の企画として、バージニア州の国定公園の名称にもなっているシェナンドー国立公園で2泊3日のキャンプを行った。参加者は約35名となり、去年より参加者が多く1日目は一緒に夕飯を作ったり夜に幽霊体験話をして盛り上がったが、翌日に状況が一転した。翌朝に男性たちが泊まっていた2つのテントが彼らの爆睡中に暴風のために飛んでしまうなどハプニングが起き、さらに大雨も降ってきたためにテントを畳み、ギャロデット大学に帰らざるを得なくなった。大変残念な思いをしたが、それなりに思い出が出来たと思う。

■抱負■
ルームメイトが今月に卒業したために夏休み期間の滞在所を探し、5月中旬に私のアパートと向かい合っているアパートに引越しし、3ヶ月という短期間だがまた新生活が始まった。来月にガボンというアフリカ中部の国で研修のため1ヶ月位滞在する予定ということが決定した瞬間、夢のアフリカ大陸で研修することが出来るという期待が膨らんだと同時に1ヶ月以上アフリカに滞在して伝染病に感染されないだろうかという不安がふと胸をよぎった。アフリカへ発つまでの間、豊富な栄養バランスの良い食事を取ることを心がけようと思う。
Posted by 谷口恵美(第2期) at 04:09 | 奨学生生活記録 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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