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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2008年3月生活記録(岡田)[2008年04月13日(Sun)]
中間テスト

Deaf Educationの授業で中間テストがあった。内容は前半が授業で扱った内容の選択問題、後半がエッセイであった。秋学期に同じ先生の授業を受けたが、そのときはエッセイに何を書けばいいのかわからなかったり、ポイントとなる部分がわからないままなんとなく書いていたが、今回は英語の授業で知ったエッセイの書き方を活かして何とか思っていることを書けた。

しかし、まだまだ語彙力が足りなかったり、すぐに文章が浮かんでこなかったりと、最後は時間切れになってしまい、根本的な実力が不足していることを痛感させられた。わかってはいても、他のクラスメイトがすらすらと書いて、どんどん退出していくのは少々つらいものがある。

ただ、結果としてはクラスで2位の成績だった。特にエッセイの部分で「これは良く書けた方かな」と感じた設問に満点がつけられたことは学習の成果が感じられたので嬉しく思った。このクラスはろう学生向けのコースと、一般に履修可能なコースが一緒になっている関係で、アメリカ人の健聴者が半分以上を占めている。その中でこの結果を得られたことは良かったのではないかと思う。

とはいえ、依然としてリーディングはすべて消化できていないし、読んでも記憶に定着しているとは到底言いがたいレベルである。今回はそれを暗記やポイントをつかんだ勉強でカバーできたが、まだまだ基礎が足りなすぎる。(多分アメリカ人の中学生レベルではないかと思う。)事実、周りが全員健聴者で通訳を利用しているメインストリームのクラスでは、落ちこぼれという状況で、行くのが嫌になるときもある。これは英語だけではなくて、ASLも不十分なためにクラス内のコミュニケーションに確信が持てないままというのも関係はしているが、いずれにしてもメインストリームでやっていくには、これっぽっちの自信もないのが現状である。

今学期はもう残り1ヶ月しかないが、チューターもつけることができたので、残りの期間とサマースクールで少しでも土台を引き上げていければいいなと思う。



大学院へ向けて

秋学期からの大学院入学に向けて、Special Projectの時間を利用して入学手続きを少しずつ進めている。何から何まで、右も左もわからない中で、メンターの先生と1対1で進めることができるのは本当に心強い。

大きな問題としてはやはり英語である。ホームページなどの情報では、英語に関する入学条件として、アメリカでB.A.を取っていること、アメリカの大学で60単位以上取得していることなどがあげられている。それに当てはまらない留学生はTOEFLを受けなければならないが、現在のコンピュータテストはろう者にはかなり不利な内容である。

しかし、直接受け入れ先のデパートメントとコンタクトを取って、日本での学歴やアメリカで学んでいる理由、英語力の現状を説明してみると、中には大学院入学までに特定の科目を履修できていれば、テストは必須ではないと言われる場合もあり、かなり柔軟な対応がある。

逆に言えば、それが手続きの煩雑さや曖昧さにつながっていることもあり、時には前に言ったことと違うことを言われたり、かなりイライラが溜まる要因でもあり、なかなか解決できないと思えば、カウンセラーが相手先と話してみるとあっさりとクリアできたりと、常に落ち着かず、ストレスがなくなることはない状況である。まずは今月までにアプリケーションを全て終わらせたい。
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