2008年2月 生活記録(第2期生 高山 亨太)[2008年03月04日(Tue)]
1.はじめに
皆さんもご存じのように2月14日は、バレンタインデーであり、多くのアメリカ人や学生が女性のためにチョコレートとバラを買う光景が多く見られた。特に圧巻だったのは、日本でも有名なチョコレートのお店であるGodivaのお店でチョコレートを買うために30名ほど男性が行列に並んでいる様子は見物であった。バレンタインデーというと日本では、女性が男性のために奮発するというイメージがありますが、世界一般常識としては逆なのである。そもそもホワイトデーは日本独自の文化?であり、アメリカ人に話すと不思議な目で見られ、あり得ないと言われたことがあった。
2.履修クラス
月曜日 1pm-4pm Human Behavior and Social Environment II
火曜日 10pm-6pm Internship
水曜日 9am-12pm Social Work Practice II
1pm-4pm DSM-IV-TR
5pm-8pm School Social Work Policy
木曜日 10am-6pm Internship
金曜日 9am-12pm Data Analysis
1pm-3pm Internship Lab
Human Behavior and Social Environment IIでは、国家や地域レベルの政策がどのように人々の生活に影響を与えるのかについて学び、さらにその分析方法を学ぶことを目的としている。また組織や施設の構造分析についても学び、よりよい施設運営のための各種分析技術について学ぶ予定となっている。
Internshipは、秋学期同様にChild and Family Services Agency(CFSA)にてインターンをし、各種援助技術について現場経験を通じて学んでいくことを目的としている。秋学期にお世話になったGallaudet UniversityのMSW卒の手話のできるソーシャルワーカーが退職したため、今学期から、新しいプログラムに異動し、新しいソーシャルワーカーの下にて1つのデフファミリーのケースを全面的に担当している。このケースは、裁判所も関わっているため責任は重大であるが、指導を受けながらよりよい支援ができるようがんばっていきたい。
Social Work Practice IIでは、Human Behavior and Social Environment IIと同じように国家や地域レベルの政策がどのように人々の生活や地域の活動に影響を与えるのかについて学び、それに対する介入方法や制作策定の過程について学ぶことが大きな目的となっている。
DSM-IV-TRは、The Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 4Th Editionであり、「精神障害の分類と診断の手引き」と訳される。「アメリカ精神医学会」で定義している精神疾患の分類と診断のマニュアルと基準となっている。現在は、第4版1994年から発行されている。近年中には、第5番が発行される予定となっている。携帯用に適するように作られた小型版と具体的な診断例などを網羅した大型版の2種類ある。ソーシャルワーカーは、医者ではないので、このクラスでは、主に小型版を使用して、クライエントの精神状態を判断し、援助に役立てることを学ぶことを目的としている。日本でも精神保健福祉士国家資格が精神疾患についての知識を求められるようにアメリカでも多くの社会福祉系教育学校がDSM-IV-TRのクラスを開講している。日本では、ICD-10などの診断方法も使用されていることから、アメリカのようにDSM-IV-TRによる診断に統一されているわけではないが、ソーシャルワーカーによるクライエントの精神状態の理解において役に立つツールでもある。
School Social Work Policyは、言葉通り、学校現場における法律や方策について学び、基本的なスクールソーシャルワークについての概念を学ぶことが目的となっている。アメリカは、1900年初頭から学校におけるソーシャルワーク的な試みが開始されており、現在は法律的にも明記されており、多くの学校にスクールソーシャルワーカーが配置されている。日本でも文部科学省が2008年4月より全国の約140地域にスクールソーシャルワーカーを配置することを決定しており、今後のろう学校におけるスクールソーシャルワーカーの配置を目指すためにたくさんのことを学んでいきたい。
Data Analysisは、各種調査で得られたデータを分析するための各種手段を学ぶことを目的としている。調査方法については、日本で十分に習得してきたのでこのクラスは免除されたが、英語の各種専門用語を理解するために聴講生として参加している。
皆さんもご存じのように2月14日は、バレンタインデーであり、多くのアメリカ人や学生が女性のためにチョコレートとバラを買う光景が多く見られた。特に圧巻だったのは、日本でも有名なチョコレートのお店であるGodivaのお店でチョコレートを買うために30名ほど男性が行列に並んでいる様子は見物であった。バレンタインデーというと日本では、女性が男性のために奮発するというイメージがありますが、世界一般常識としては逆なのである。そもそもホワイトデーは日本独自の文化?であり、アメリカ人に話すと不思議な目で見られ、あり得ないと言われたことがあった。
2.履修クラス
月曜日 1pm-4pm Human Behavior and Social Environment II
火曜日 10pm-6pm Internship
水曜日 9am-12pm Social Work Practice II
1pm-4pm DSM-IV-TR
5pm-8pm School Social Work Policy
木曜日 10am-6pm Internship
金曜日 9am-12pm Data Analysis
1pm-3pm Internship Lab
Human Behavior and Social Environment IIでは、国家や地域レベルの政策がどのように人々の生活に影響を与えるのかについて学び、さらにその分析方法を学ぶことを目的としている。また組織や施設の構造分析についても学び、よりよい施設運営のための各種分析技術について学ぶ予定となっている。
Internshipは、秋学期同様にChild and Family Services Agency(CFSA)にてインターンをし、各種援助技術について現場経験を通じて学んでいくことを目的としている。秋学期にお世話になったGallaudet UniversityのMSW卒の手話のできるソーシャルワーカーが退職したため、今学期から、新しいプログラムに異動し、新しいソーシャルワーカーの下にて1つのデフファミリーのケースを全面的に担当している。このケースは、裁判所も関わっているため責任は重大であるが、指導を受けながらよりよい支援ができるようがんばっていきたい。
Social Work Practice IIでは、Human Behavior and Social Environment IIと同じように国家や地域レベルの政策がどのように人々の生活や地域の活動に影響を与えるのかについて学び、それに対する介入方法や制作策定の過程について学ぶことが大きな目的となっている。
DSM-IV-TRは、The Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 4Th Editionであり、「精神障害の分類と診断の手引き」と訳される。「アメリカ精神医学会」で定義している精神疾患の分類と診断のマニュアルと基準となっている。現在は、第4版1994年から発行されている。近年中には、第5番が発行される予定となっている。携帯用に適するように作られた小型版と具体的な診断例などを網羅した大型版の2種類ある。ソーシャルワーカーは、医者ではないので、このクラスでは、主に小型版を使用して、クライエントの精神状態を判断し、援助に役立てることを学ぶことを目的としている。日本でも精神保健福祉士国家資格が精神疾患についての知識を求められるようにアメリカでも多くの社会福祉系教育学校がDSM-IV-TRのクラスを開講している。日本では、ICD-10などの診断方法も使用されていることから、アメリカのようにDSM-IV-TRによる診断に統一されているわけではないが、ソーシャルワーカーによるクライエントの精神状態の理解において役に立つツールでもある。
School Social Work Policyは、言葉通り、学校現場における法律や方策について学び、基本的なスクールソーシャルワークについての概念を学ぶことが目的となっている。アメリカは、1900年初頭から学校におけるソーシャルワーク的な試みが開始されており、現在は法律的にも明記されており、多くの学校にスクールソーシャルワーカーが配置されている。日本でも文部科学省が2008年4月より全国の約140地域にスクールソーシャルワーカーを配置することを決定しており、今後のろう学校におけるスクールソーシャルワーカーの配置を目指すためにたくさんのことを学んでいきたい。
Data Analysisは、各種調査で得られたデータを分析するための各種手段を学ぶことを目的としている。調査方法については、日本で十分に習得してきたのでこのクラスは免除されたが、英語の各種専門用語を理解するために聴講生として参加している。