2025年12月「(外国人のための)創業AtoZ」森本恵実(20期生)生活記録[2026年01月08日(Thu)]
みなさん、こんにちは。12月の生活記録を書きます。
韓国では本格的な冬を迎え、
–10度ほどの気温になることも当たり前になってきました。
冬の空気がどんどん広がっています。
12月は期末考査を終え、1学期の締めくくりとなる月でした。
試験を終えた後は長期休暇に入りました。
これまでの学びを振り返りながら、将来について考える時間を持つことができました。
今回は、その中でも特に印象に残った「(外国人のための)創業AtoZ」
という授業について書きたいと思います。
「(外国人のための)創業AtoZ」とは、
外国人留学生を対象に、韓国での創業(起業)について
基礎から学ぶことができる授業です。
創業(起業)と聞くとアイデアやビジネスモデルに目が向きがちですが、
この授業では、制度や手続き、ビザ、文化的な違いなど、
より現実的な視点から創業(起業)を考える内容が扱われました。
韓国で事業を始めるにはどのような準備が必要なのか、
どのような壁があるのかを具体的に知ることができ、
単なる理論ではなく「実際にやるとしたらどうなるのか」
を想像しながら学べる授業でした。
この授業では、グループに分かれて創業(起業)計画や発明を考えて
それを発表するカリキュラムとなっていました。
最後の授業で、外国人発明大会が行われました。
外国人発明大会の会場は大学構内ではなく、
COEX(コエックス)というところで行われました。
日本でいう、東京ビックサイトのような国際展示場です。
COEXという建物の中には、
観光地で大変有名な「ピョルマダン図書館」があります。
展示会会場に行く前に、さらっと見物してまいりました。
12月だったので、クリスマス仕様となっており、
クリスマスツリーがとても壮大で印象的でした。

COEX内で開催された「2025 大韓民国 知的財産大会」の展示会場です。
「2025 大韓民国 知的財産大会」では多様な特許や技術、発明品、
企業・研究機関の革新的なアイデアなどが展示されていました。

ここは私たちが発表した外国人発明大会の会場です。


「外国人発明大会」で入賞すると、賞金をいただくことができました。
残念ながら、私たちのチームでは入賞できませんでしたが、
創業・起業と発明計画を考えることは大変有意義な時間でした。

この授業を通して特に印象に残ったのは、
創業(起業)には「やりたい気持ち」や「アイデア」だけでは不十分である、という点でした。
言語の問題だけでなく、法律や制度、文化的な背景を理解していなければ、
どれほど良いアイデアがあっても実現は難しいという現実を知りました。
また、外国人であるからこそ直面する制限や課題についても具体的に学び、
自分がこれまで「知らなかったこと」「意識していなかったこと」が多くあったことに気づかされました。
一方で、そうした条件を正しく理解した上で準備を進めれば、
可能性が広がるという点も、この授業の大きな学びでした。
この授業を通して、将来について考える視点が少し広がったように感じます。
これまで私は、デザインや翻訳など、自分の専門分野を
どのように仕事につなげていくかを中心に考えてきましたが、
「創業」「起業」という選択肢を具体的に学んだことで、
働き方や関わり方について改めて考えるきっかけになりました。
今すぐに創業や起業を目指すというわけではありませんが、
韓国社会の中でどのように自分の強みを活かしていけるのかを、
現実的な視点で考えることの大切さを実感しました。
今学期の締めくくりとして、将来につながる視野を広げてくれた授業だったと思います。
発明大会が終わった後、展示会場内の展示を見学しました。

手話で話すロボットが印象的だったので、
皆さんにもぜひお見せしたいなと思いました。

韓国手話で
「サランヘヨ(愛してます)!こんにちは、お会いできて嬉しいです」
と手話で表現していました。
今月のブログは以上です。
ありがとうございました。




