2025年12月「2026年」金本小夜(19期生)[2026年01月08日(Thu)]
みなさまこんにちは。
2026年になりましたね。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は正月早々ぎっくり腰になりました。多少勉強のストレスもあったかもしれませんが、おそらく一番の原因は寒さです…。
この冬は去年、一昨年と比べても随分寒く、雪こそ降らなかったものの、クリスマスから新年にかけて庭の植物が霜で凍りついたり、路面が凍結したりして、大変でした。
クリスマスイブの24日から26日、そして元旦は図書館もお休みのところが多いので、休みに入る前に、と頑張って図書館に通ったのですが、図書館はどこも石造りの古い建物が多いので寒いんですよね。
一日座って動かない、というのも重ねて良くなかったんだと思います。体は本当に資本ですね、としみじみ…。今年は筋トレでもやろうかな。
ちなみにぎっくり腰は I threw my back outという表現で通じるようです。(誰も使う機会はないかもしれませんが…)
そういえば年末にエジンバラの知人とやりとりして知りましたが、スコットランドでは新年にハギスを食べるそうです。付け合わせは芋とカブのマッシュであるタティー&ニープス。(TattyはジャガイモのPotatoから、NeepsはカブのTurnipsからだろうと思われます)
そしてどこの国もそうですが、余った食材の救済レシピというものもありまして笑、このタティー&ニープスにキャベツのざく切りを混ぜ、上からチーズをかけて焼いた、Rumbledethumpsという料理が存在します。作ってみましたが、田舎らしい素朴な味で美味しかったです。 あとショートブレッドも特に新年に食べるようで、新年に最初に訪れたお客さんにショートブレッドをプレゼントするそうです。
12月はちょっと論文を離れて、アイデア集めのために色々な聾関係の本を読み漁っていました。
もう少しで帰国ですが、こういうデータはイギリスでしか手に入らないのに、いつ何時必要になるかもわからないので。
興味深いなぁと思ったのは、イギリスでは13世紀にイングランドで聾の王女キャサリンが、15世紀にスコットランドではまた別の王女ジョアンナが手話を使って会話をしたという記録が残っていること。
また20世紀初頭にデンマーク王室からエドワード7世に嫁いだアレクサンドラ女王は難聴で、指文字を使ってヴィクトリア女王と会話したとか。
他に17世紀には首吊り刑に処せられた死体を運搬する仕事についていた聾の男性の話とか、初めて手話で教育を受けた人物のこと、初めて聾者として口話で教育を受けた人物のこと(この辺りは19−20世紀)の話など、いろいろ面白い事例が出てきました。
ロイヤルファミリーでなくとも、比較的たくさん手話や聾者の記録が残っているのは、王室に聴覚障害者がいたから市民が親しみを感じていたのかもしれないし、イギリス人が基本的に歴史が大好きでやたらと身の回りの歴史を記録する個人歴史家がたくさんいたからかもしれません。
英文学的には1720年に、ロビンソン・クルーソーの作者としても有名なダニエル・デフォーが、実在のDuncan Cambellという人物の半生について書いたとされる本が、英文学史上聾者について書かれた極初期の本とされているですが(そしてこの人物は障害があることを上手に使って神秘的な雰囲気を醸し出し、精霊と話をしたり、東洋から取り寄せた謎の薬などを見せて、生計を立てていたそうです笑)、そこに当時の指文字の図が載っていました。
また1833年に出版された別のThe Happy Muteという本にもまた別の指文字の図もありまして。
どちらも現代のBSLの指文字に似たものでありつつ、いろいろ違うところがあるというのはなかなかに面白いです。写真添付しましたので、見てみてください。
左から、1720年の本の付録、1833年の本の付録、現在使われている指文字です。
2026年になりましたね。本年もどうぞよろしくお願い致します。
今年は正月早々ぎっくり腰になりました。多少勉強のストレスもあったかもしれませんが、おそらく一番の原因は寒さです…。
この冬は去年、一昨年と比べても随分寒く、雪こそ降らなかったものの、クリスマスから新年にかけて庭の植物が霜で凍りついたり、路面が凍結したりして、大変でした。
クリスマスイブの24日から26日、そして元旦は図書館もお休みのところが多いので、休みに入る前に、と頑張って図書館に通ったのですが、図書館はどこも石造りの古い建物が多いので寒いんですよね。
一日座って動かない、というのも重ねて良くなかったんだと思います。体は本当に資本ですね、としみじみ…。今年は筋トレでもやろうかな。
ちなみにぎっくり腰は I threw my back outという表現で通じるようです。(誰も使う機会はないかもしれませんが…)
そういえば年末にエジンバラの知人とやりとりして知りましたが、スコットランドでは新年にハギスを食べるそうです。付け合わせは芋とカブのマッシュであるタティー&ニープス。(TattyはジャガイモのPotatoから、NeepsはカブのTurnipsからだろうと思われます)
そしてどこの国もそうですが、余った食材の救済レシピというものもありまして笑、このタティー&ニープスにキャベツのざく切りを混ぜ、上からチーズをかけて焼いた、Rumbledethumpsという料理が存在します。作ってみましたが、田舎らしい素朴な味で美味しかったです。 あとショートブレッドも特に新年に食べるようで、新年に最初に訪れたお客さんにショートブレッドをプレゼントするそうです。
12月はちょっと論文を離れて、アイデア集めのために色々な聾関係の本を読み漁っていました。
もう少しで帰国ですが、こういうデータはイギリスでしか手に入らないのに、いつ何時必要になるかもわからないので。
興味深いなぁと思ったのは、イギリスでは13世紀にイングランドで聾の王女キャサリンが、15世紀にスコットランドではまた別の王女ジョアンナが手話を使って会話をしたという記録が残っていること。
また20世紀初頭にデンマーク王室からエドワード7世に嫁いだアレクサンドラ女王は難聴で、指文字を使ってヴィクトリア女王と会話したとか。
他に17世紀には首吊り刑に処せられた死体を運搬する仕事についていた聾の男性の話とか、初めて手話で教育を受けた人物のこと、初めて聾者として口話で教育を受けた人物のこと(この辺りは19−20世紀)の話など、いろいろ面白い事例が出てきました。
ロイヤルファミリーでなくとも、比較的たくさん手話や聾者の記録が残っているのは、王室に聴覚障害者がいたから市民が親しみを感じていたのかもしれないし、イギリス人が基本的に歴史が大好きでやたらと身の回りの歴史を記録する個人歴史家がたくさんいたからかもしれません。
英文学的には1720年に、ロビンソン・クルーソーの作者としても有名なダニエル・デフォーが、実在のDuncan Cambellという人物の半生について書いたとされる本が、英文学史上聾者について書かれた極初期の本とされているですが(そしてこの人物は障害があることを上手に使って神秘的な雰囲気を醸し出し、精霊と話をしたり、東洋から取り寄せた謎の薬などを見せて、生計を立てていたそうです笑)、そこに当時の指文字の図が載っていました。
また1833年に出版された別のThe Happy Muteという本にもまた別の指文字の図もありまして。
どちらも現代のBSLの指文字に似たものでありつつ、いろいろ違うところがあるというのはなかなかに面白いです。写真添付しましたので、見てみてください。
左から、1720年の本の付録、1833年の本の付録、現在使われている指文字です。




