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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2025年10月「クリスマス間近」金本小夜(19期生)[2025年12月11日(Thu)]
みなさまこんにちは。
今回更新が遅れてしまって申し訳ありません。
10月11月を療養に専念した結果、当たり前ですが、やることが溜まっていて、ちょっと気が滅入っておりました。

イギリスはもうすっかりクリスマス一色で、街に出るとあちこちにクリスマスツリーや電飾が飾ってあってとても華やかです。
でも15時半くらいには日が落ちてしまうので、寒くて暗い、冬の時間を光で飾り立てるのは、理にかなった話だなと思います。
ちなみにイギリスのクリスマスツリーや、クリスマスマーケットは、19世紀後半、ヴィクトリア女王が、ドイツのアルバート侯と結婚した時に、彼の祖国ドイツから持ってこられた文化なのだそうです。
しかもナルニア国物語などでも見かける街灯(ガス灯)も、実は19世紀後半に使われ始めたもの。あれは地面にガス管があって各街灯にガスを送り込み、暗くなる時間に点灯夫が火をつけて回る、というものらしいですが、夜道が明るくなったのはガス灯が入って以降というわけで、16時にはもう暗くなってしまうことを思えば、冬の時期にはガス灯はずいぶん重宝されたことでしょう。
また去年も書きましたが、ディケンズがクリスマス文化をやはり19世紀後半に再興させたことを思えば、イギリスの冬や、クリスマスの文化は19世紀にずいぶん変革があったのだなぁと感じます。

私は最近は図書館に通い詰めであまりクリスマスらしいことはできておりませんが、論文の2章がそろそろ終わりそうで、3章に行けそうです。
第3章はまだ指導教官と相談中ですが、内容を聾者の執筆した文章にするか、聾者劇にするかで悩んでいます。やはり聾者の自己表現手段は手話が何よりも重要で、その点劇は非常に手話や聾者と相性のいいものだと思うのですが、論文全体のバランスや、研究のしやすさを思えば、文章の方がいいのでは、とも思うわけで、悩みどころです。

少し前、久しぶりに劇場に行って、シェイクスピアの『マクベス』をアレンジしたマクベスとバンクォーという手話劇を見てきましたが、言葉が体の動きの中に組み込まれてそのまま演技になる、というのは非常に面白いし、聴者の劇とは全く異なる魅力を持っていて面白いんですよね。

来月までにどうにかメンタルを立て直したいと思っています。
ではみなさま、どうか良いクリスマス、良いお年を、お迎えください。


Posted by 金本 at 21:32 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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