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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう![2025年06月11日(Wed)]
オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう!<第2回>を開催しました

海外留学や留学奨学金事業をもっと知ってもらおうと留学奨学生と行なうオンライン座談会。去る6月8日(日)午前、ハイブリットで実施しました。大阪・天満橋にある大阪府立男女共同参画・青少年センターからの会場参加とZoomミーティングからのオンライン参加合わせて、計10名の方々にご参加いただきました。

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留学奨学金事業の説明と22期募集説明は秋山理事が担当、応募〆切は7/10です!


テーマ「ろう×留学 私にも海外留学はできる」
進行役を太田琢磨1期生、奨学生からは現在カナダのスプロットショーカレッジへ留学中の菅原鑑20期生が参加し、参加者から寄せられた質問への回答を中心に進めました。

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進行役を担当した太田1期生、自身の経験も含めて座談会を進行

●「キャリアアップ留学」菅原20期生を迎えて
「キャリアアップコースで留学を決めたのは、これまで教員として10年間働いてきた経験があり、短期間で海外の特別支援教育について集中的に学びたかったからである。カナダでは、障害の有無にかかわらず共に学ぶインクルーシブ教育が実践されており、以前夏休みに語学留学で訪れたバンクーバーで、集中して学べる環境を探した。さまざまな留学エージェントから情報を得たうえで、コース内容、期間、英語力の要件などを考慮し、スプロットショーカレッジへの出願を決めた。英語については、IELTS試驗対策をオンラインで約半年間学習した。留学後も授業後に自主的に英語学校へ通い、英語学習を継続している。学生時代は聞こえる人と一緒の学校とろう学校の両方を経験しており、それぞれの良さも知っている。カナダで実際の教育現場を見て、日本にもその良い点を持ち帰りたいと考えている。やりたいと思ったことには、今のうちにチャレンジすることが大切である。英語力は後からでも十分に伸ばすことができる。だからこそ皆さんにも自信を持って、まずはチャレンジしてほしい。」とアドバイスしました。
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カナダから菅原20期生

当日寄せられたいくつかの質問の中から。
授業はパワーポイントやUDトーク、口形読み取りを併用しながら、クラスメイトとのディスカッションは口形読み取りや筆談で学んでいる。カナダの学校はインクルーシブ教育が進んでいるので、障害者と接した経験のある人がたくさんいて、とても理解があるとのこと。カナダではインクルーシブな環境を作ることが共通認識されているのですね。

22期生応募〆切は、7月10日(木)です。
応募の準備は進んでいますか?不明な点等あれば、下記にいつでもご連絡ください。
本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

22期生募集の詳細はこちら https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1530
たくさんのご応募をお待ちしています。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 21:00 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
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