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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2007年12月 生活記録【第2期生 谷口】[2008年01月13日(Sun)]
新年明けましておめでとうございます。旧年は暖かい応援を頂きありがとうございました。今年も何卒よろしくお願いします。今年はみなさんにとって素晴らしき年となりますように。

今年で最後の月である12月に入り、寒さもいっそう厳しくなる季節になってきた。今月は数人の友人達が留学生活を終え、彼女らの母国に帰国するため寂しさと来月にインターンシップを開始するという喜びが混じった状態で12月を過ごしてきた。

■IIP
私の受講している講義は期末テストがなく、レポート提出のみでほとんどの講義が11月末に終了したので今月は講義があまりなかった。しかし、来学期に受講する講義を選択する必要があるので、受講を希望する講義の担当の所に行って許可をもらったりしてきた。来月の生活記録に講義名やスケジュールを記載する予定である。
またインターンシップの件については、IIPの担当者と話し合い、1月からELIの英語クラスで教育実習をすることに決定した。ELIは世界の各国から英語を習得する目的で留学してきた学生たちが英語を勉強する学校であり、そこで様々な国の留学生に英語を指導するという経験をさせてもらえるということは大変貴重なことだと考えている。こういう機会を与えてくれたことに感謝し、それに対応できるように全精力を注いでいきたいと思っている。期間が4ヶ月という長い教育実習がもうすぐ始まるので、緊張と不安がかなり大きいがこのインターンシップは将来の夢に確実にステップできるものだろうと確信している。

■フランス旅行
12月26日にフランスへ旅行し、人生で初めて海外でお正月を迎えるという体験を味わった。
フランスはワシントンDCより北の方に位置しているので、少しは寒いだろうと勝手に想像していたが、実際のパリは予想以上に酷寒だった。フランスはここで2回目になるが、クリスマスイルミネーションという時期もあり凱旋門とエッフェル塔がさらに人々を魅了させる存在となっていた。オニオンスープやエスカルゴ、フィレなどを始め、フランス料理は私の味覚を惑わせるようなものばかりで沢山ごちそうになった。また、世界遺産として登録されているベルサイユ宮殿だけでなくモンサンミッシェルにも足を運び、ルイの華やかな生活様式を見学したりモンサンミッシェルの歴史などを学んだりした。特にモンサンミッシェルは強いて言えば「ハウルの動く城」の城に似ており、その偉大な風景が未だに記憶に鮮明に残っている。
大晦日にフランス人の友人の家でHAPPY NEW YEARパーティーが開催され、多くのフランス人20人くらいが集まり、カウントダウンして新年を迎えた時に5瓶のシャンパンの栓が飛び、周りがずぶぬれになったけど賑わえて楽しいパーティーを過ごすことができた。
フランスで美味しい料理を味わったり色々な名所を廻ったりしたが、やはり沢山の友人たちとフランスで出会えたことが私にとって一番の宝となった。フランスで初めて出会った友人たちなのに、気持ちよく大歓迎してくれ更に泊まらせてくれたことに感謝している。

■抱負
私の留学生活もあと半年を切ることになり、来学期はインターンシップだけでなく講義も受講する予定なのでより大変な生活を送ることになるが、後悔の無い最後の留学生活を送れるように精一杯頑張っていきたいと思っている。
Posted by 谷口恵美(第2期) at 01:23 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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