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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2025年4月 バンクーバーでの生活C 菅原鑑(20期)[2025年05月08日(Thu)]
みなさん、こんにちは!
バンクーバーにも春の訪れです。いろいろな場所で花が咲き始めていますひまわり

さて、今回は、絵カード交換式コミュニケーションシステム(PECS)を学校の課題で作成したので紹介します。これは、発語や他者とのコミュニケーションに困難のある人が使用したり、言葉の習得の学習に用いたりします。
@コミュニケーションの一部として使用する場合
「want」や「hear」などの自分の伝えたい文章の後に単語を選択して並べ、相手に気持ちを伝えるようにします。
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A言葉の習得の学習として使用する場合
文字カードと実物を用意し、正しい絵カードを教師に渡すことができたら、そのカードと引き換えに実物を渡して言葉の習得や絵カードのマッチングを促します。
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日本の教育現場でも絵カードの活用は有効で、障がいのある児童生徒に関わらず、視覚的に情報を絵やすい教材として私もよく活用していました。実際の実習現場では、生徒の実態に合わせて内容や言葉の選択を変えながら一人ひとりに合わせた支援ツールを作成していきたいと考えています。

4月の生活の様子も紹介します。
@桜がたくさん咲きました花見(さくら)
IMG_9095.jpeg
日本と比べて木が低いですが、公園をはじめ、大学や街中など様々な場所で桜が咲き誇っていました。約2週間くらいで散ってしまいましたが、とても綺麗でした。

A野生の動物発見🦭
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バンクーバーは街から海が近く、たまに散歩で周辺を歩いています。すると、アザラシが顔を出していました。水族館や動物園でしか見たことがなかったので、衝撃でした笑

4月が終わり、4ヶ月が経ちました。実習の始まりが9月からなので、座学の方はちょうど折り返し地点にきています。長いようであっという間の日々、少し焦りを感じています。残り4ヶ月もしっかりと学んで、実習に全力で取り組めるようにしていきたいです。
Posted by 菅原 at 00:49 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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