
2025年3月「大学構内のご紹介」森本恵実(20期生)生活記録[2025年04月06日(Sun)]
みなさん、こんにちは。3月の生活記録を書きます。
3月に入ったにも関わらず、雪が降ったり突然の暑さや寒さに見舞わられたりと異例な天候が続きましたよね。韓国でも同様、気まぐれな天気に翻弄されましたが、体調を大きく崩すことなく3月を終えることができてホッとしています。
韓国では3月より新学期が始まりました。3月8日、「オンライン×手話で留学体験をしよう!2025」という講演がございましたよね。私もほんのわずかながら参加してまいりました。その時にご紹介した大学での様子を動画にしたかと思います。その内容の一部を切り抜いてお話ししていこうかと思います。
まず私が通っている崇実大学はソウル特別市にあります。大学構内には韓国を代表する銀行と郵便局がございます。

そして障害者学生のための学習室もあり、私も時々ここで勉強することがあります。
成績証明書や在学証明書などの書類を機械から発行することが可能なんです。日本の大学ではこのような機械があったのでしょうか?私がかつて通っていた日本の大学には設置されておりませんでした。最近の大学では設置されているところもあるのかもしれませんね!

学生食堂もとても広くて初めて訪れた時は驚きました。メニューは毎日変わりますが、右下の写真が3月6日のメニューです。約5,000〜6,000ウォン(500〜600円)ほどで召し上がることができます。
最後に、授業では基本的に速記者が授業の内容を代筆してくださいます。その様子がこちらです。速記専用のキーボードで素早くリアルタイムに書いてくれます。また授業の内容によっては、手話通訳者を派遣することもございます。

この写真の中では、実際の授業の速記録ではなく、みなさまにご紹介した動画作成のために撮ったものです。「こんにちは。私はえみさんと一緒にいる速記者です。崇実大学で働いています。日本語の授業はとても難しいです。それでも一緒に勉強することができて本当に楽しくて有意義な時間です。これからもどうぞよろしくお願いします。ありがとうございます!」と書かれています。速記者にとって母国語でない言語の授業の速記は大変だと思うのですが、楽しく取り組んでくださっているのでとてもありがたいです。おかげさまで私も楽しく授業を受けることができています。
今月の生活記録は新学期に伴い、大学構内についてご紹介いたしました。
【TMI】
韓国伝統のチムジルバンへ行ってまいりました。チムジルバンとは、サウナのようなところで韓国式サウナだと思っていただければ良いかと思います。韓国へ来てもうすぐ2年経ちますが、1度も行ったことがなく、念願のチムジルバンへ連れて行ってくださいました。
しかも通常のチムジルバンとは異なり、韓国人でもなかなか行くことができない黄土サウナへ行ってきました。黄土サウナとは、黄土でできた炭窯スッカマ(숯가마)という直接火を焚いて温める方法だそうです。

サウナで一通り汗をかいたら、チムジルバン名物であるゆで卵のような見た目をした燻製卵とシッケという甘酒のようなドリンクを召し上がるのが習慣だそうです。休憩所には囲碁もありました。

韓国の伝統サウナでゆっくりリフレッシュすることができ、これから始まる新学期も頑張れそうです。
以上です。