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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜[2025年03月15日(Sat)]
ホップ・ステップ・ジャンプ!〜奨学生たちの躍進〜

日本財団聴覚障害者海外留学奨学金事業は、2004年にスタートして20年になりました。これまでに計28名が海外留学を修了し、帰国後、留学で学んだ分野を中心に、ろう教育や情報コミュニケーション支援、相談支援、専門研究など各分野で当事者リーダーの一人として活躍しています。そんな奨学生たちの様子を不定期にご紹介していこうと思います。

●田村誠志さん(18期生)●
国際手話言語学会で学生賞、受賞

Masashi11.jpg

2024年6月に留学支援を修了した田村18期生は、昨秋から米国ギャロデット大学言語学部(博士課程)に再留学して、言語学の研究に励んでいます。
2025年1月にエチオピアのアディスアベバで開催されたTheoretical Issues in Sign Language Research 15(TISLR15/国際手話学会)でポスター発表を行い、Student Awards(学生賞)を受賞しました。
テーマは「Negative possessive and Existential sentences in Japanese Sign Language(日本手話における否定所有格と存在文)」。

おめでとうございます!リボン

田村18期生のコメント
「モニターに自分の名前が表示された瞬間、頭が真っ白になり、驚きと喜びで笑うしかありませんでした。初めてTISLRでプレゼンテーションをしたときはとても緊張していたので、まさか受賞できるなんて夢のようです。この受賞は、これまでの努力が認められた瞬間であり、私にとって大きな自信となりました。私をここまで導き、サポートしてくださったDr. Kate Davidson、そしてポストドクターのNozomi Tomita氏、さらにこの研究に協力してくださった皆様方に心から感謝しています。この素晴らしい経験を大切にし、これからも研究に励み、さらなる成果を目指して頑張りたいと思います。」(田村18期生のFacebookからの引用)
  
かわいい日本財団聴覚障害者海外奨学金事業かわいい
2025年度第22期生募集は、2025年4月に日本財団からの助成が正式に決定した後、実施が確定します。
ろう者、難聴者、きこえる人、それぞれに応募対象コースがあります。
お問い合わせ等は常時受け付け中。
■お問い合わせ先/ 本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
 (ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)


当協会ホームページには、
かわいいホップ・ステップ・ジャンプ!〜日本財団聴覚障害者海外奨学金事業の成果〜かわいい
支援修了した奨学生達へのインタビュー記事を掲載しています。
留学で何を学び、何を目指し活動しているのかなどを読むことができます。
合わせてご覧ください。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 17:40 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
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