
2025年2月「韓国の結婚式文化」森本恵実(20期生)生活記録[2025年03月07日(Fri)]
みなさん、こんにちは。2月の生活記録を書きます。
あっという間に長期休暇も終わり、新学期がもうすぐやってきます。3月からは三年生の2学期になります。まだまだ寒さが身に染みる日々が続いていますが、特に体調を大きく崩すことなく過ごせています。
では2月の間、とある韓国人ろう者の結婚式が行われました。
ご招待いただきましたので、お祝いをしに行ってまいりました。
実は私、韓国に来てから結婚式に参列するのは3回目となります。3回の参加を通して、日韓の結婚文化の違いを大きく肌で感じてきたので、いつか生活記録でお話ししたいと思っていました。
日本の結婚式では考えられないことがたくさんありましたが、特に驚いた4つを深掘りしてお話ししていこうと思います。
1.服装
なんと、綺麗めの普段着+セットなしの髪で参加可能なのです!
日本だと、女性の場合ドレスを着て、美容院でヘアセットをしなければならないのですが、韓国では、ワンピースや綺麗めのジャケットにスラックスで問題ございません。男性の場合、きちんと見える格好であれば、スーツでなくでも構いません。

実際に私が参列した時のコーディネートです。(写真は10月に参列した時のものです)
真ん中で写真を撮っている姿が私です。服が分かるような写真がこれしかなくて申し訳ないです
2.ご祝儀
韓国のご祝儀は、なんと!5万ウォン〜でOKなんです。
だいたいの相場は、こんな感じです。
職業が学生である方:5万ウォン(約5,000円)
年に何度か会う友達、同部署の仲がいい人:10万〜15ウォン(約1〜1.5万円)
仲が良い友達、長い付き合いの方:20万ウォン〜(約2万円〜)
また、祝儀袋も日本のように凝ったものは必要ありません。式場の受付に真っ白な封筒が用意されていることがほとんどなので、その場で名前を書いて入れても構いません。
3.結婚式
結婚式の内容も日本とは大きく異なります。カップルによって内容は様々なのですが、どれもサクサクと進みます。挙式はわずか30分〜40分ほどで終わります。また招待客も150人〜多い時で300人いらっしゃることもあります。管理が大変そうですよね…!特に強烈だったことは、なぜか最初に両家の母が手を繋いで入場する儀式でした。ちなみに新郎新婦の母親は韓服(チマチョゴリ)を着ます。また韓国らしい豪華な花装飾もとても印象的でした。とても色鮮やかな花を使用し、豪華にセットされていました。日本ではナチュラルで余白の美しさを魅せるスタイルに仕上げることが多いかなと思います。

過去2回で参加してきた結婚式場の花装飾です。
大人数の招待客を集めてとても派手な装飾のウェンディングホールが韓国結婚文化の特徴なのですが、コロナ以降、100人未満のスモールウェンディングやリーズナブルな予算でシンプルな装飾で進行するカップルも少しずつ増えているそうです。
4.お食事
結婚式が終わると、親族、友人は集合写真を撮ります。撮影に参加しない方はビッフェの会場へ颯爽に移動します。韓国の結婚式では、別会場でビッフェをいただきます。ほぼ同時刻で挙式を進行していた他のカップルの招待客も混ざって同じ会場で召し上がることもあります。ビッフェには韓国料理はもちろんのこと、和食、洋食、中華料理など幅広い料理が用意されておりました。

今回は韓国の結婚式文化についてお話ししました。日本とは違うことが多くとても新鮮な文化を体験することができ、大変有意義な時間でした。
今月は以上となります。
あっという間に長期休暇も終わり、新学期がもうすぐやってきます。3月からは三年生の2学期になります。まだまだ寒さが身に染みる日々が続いていますが、特に体調を大きく崩すことなく過ごせています。
では2月の間、とある韓国人ろう者の結婚式が行われました。
ご招待いただきましたので、お祝いをしに行ってまいりました。
実は私、韓国に来てから結婚式に参列するのは3回目となります。3回の参加を通して、日韓の結婚文化の違いを大きく肌で感じてきたので、いつか生活記録でお話ししたいと思っていました。
日本の結婚式では考えられないことがたくさんありましたが、特に驚いた4つを深掘りしてお話ししていこうと思います。
1.服装
なんと、綺麗めの普段着+セットなしの髪で参加可能なのです!
日本だと、女性の場合ドレスを着て、美容院でヘアセットをしなければならないのですが、韓国では、ワンピースや綺麗めのジャケットにスラックスで問題ございません。男性の場合、きちんと見える格好であれば、スーツでなくでも構いません。

実際に私が参列した時のコーディネートです。(写真は10月に参列した時のものです)
真ん中で写真を撮っている姿が私です。服が分かるような写真がこれしかなくて申し訳ないです

2.ご祝儀
韓国のご祝儀は、なんと!5万ウォン〜でOKなんです。
だいたいの相場は、こんな感じです。
職業が学生である方:5万ウォン(約5,000円)
年に何度か会う友達、同部署の仲がいい人:10万〜15ウォン(約1〜1.5万円)
仲が良い友達、長い付き合いの方:20万ウォン〜(約2万円〜)
また、祝儀袋も日本のように凝ったものは必要ありません。式場の受付に真っ白な封筒が用意されていることがほとんどなので、その場で名前を書いて入れても構いません。
3.結婚式
結婚式の内容も日本とは大きく異なります。カップルによって内容は様々なのですが、どれもサクサクと進みます。挙式はわずか30分〜40分ほどで終わります。また招待客も150人〜多い時で300人いらっしゃることもあります。管理が大変そうですよね…!特に強烈だったことは、なぜか最初に両家の母が手を繋いで入場する儀式でした。ちなみに新郎新婦の母親は韓服(チマチョゴリ)を着ます。また韓国らしい豪華な花装飾もとても印象的でした。とても色鮮やかな花を使用し、豪華にセットされていました。日本ではナチュラルで余白の美しさを魅せるスタイルに仕上げることが多いかなと思います。

過去2回で参加してきた結婚式場の花装飾です。
大人数の招待客を集めてとても派手な装飾のウェンディングホールが韓国結婚文化の特徴なのですが、コロナ以降、100人未満のスモールウェンディングやリーズナブルな予算でシンプルな装飾で進行するカップルも少しずつ増えているそうです。
4.お食事
結婚式が終わると、親族、友人は集合写真を撮ります。撮影に参加しない方はビッフェの会場へ颯爽に移動します。韓国の結婚式では、別会場でビッフェをいただきます。ほぼ同時刻で挙式を進行していた他のカップルの招待客も混ざって同じ会場で召し上がることもあります。ビッフェには韓国料理はもちろんのこと、和食、洋食、中華料理など幅広い料理が用意されておりました。

今回は韓国の結婚式文化についてお話ししました。日本とは違うことが多くとても新鮮な文化を体験することができ、大変有意義な時間でした。
今月は以上となります。