
みなさん、こんにちは!
バンクーバーでの生活が始まって早1ヶ月が経ちました。この1ヶ月は新しいことの連続で、あっという間に時間が経ったように感じます。
まずは、生活のメインとなる学校の紹介をしていきたいと思います。
現在、Sprott Shaw College(スプロットショーカレッジ)という学校に通っています。僕の専攻は、Education Assistant(通称EA)の資格取得を目指した約11ヶ月のコースになります。このコースでは、聴覚障がい児童・生徒だけでなく様々な障がい種の支援について学んだり、教育実習のように実際に学校現場に行って彼らの支援に入ったりすることで資格取得を目指します。
カナダでは、特別支援教育を廃止し、障がいの程度に関わらず全員が同じ学級で学ぶインクルーシブ教育へと移行しています。この点が、日本の特別支援教育とは大きく異なる点ですね。そこで、学習困難を抱える障がい児童・生徒のサポートに入るのがEAの役割となっています。
僕は、日本とカナダのインクルーシブ教育の違いを比較し、日本でも現実可能な支援であるのかということや、聴覚障がいの他にも障がいを併せもつ児童・生徒の通常学級での支援はどのようになるのかというところに重点を置いて学びを進めていきたいと考えています。今はまだ、日本の分離教育にも良さを感じる点が多くあるので、今後、学び進めていく中で、感じたことや僕自身の考えの変化などをこちらに記載していこうと思っています。
さて、ここからは生活の様子です。
@色々な手続き
携帯電話の電波開通、銀行口座の開設、現場実習に向けた健康診断などなど、早速こっちに到着してからやることがたくさんありました。「全部英語だよな・・・」って不安に思っていたのですが、銀行口座の開設に関しては、頼まなくても日本語の文字通訳で対応してくれました。また、他の手続きに関しても聞こえないことを伝えると、当たり前のように文字情報を打ち込んでくれたり、筆談してくれたりしたので、困ることは全然ありませんでした。感動です!!
A学校でaccommodationについて相談
日本でいう情報保障のようなもので、クラスでは僕しか聴覚障がい学生がいないので授業をどのように進めていくか相談しました。手話ができる先生がいたのですが、もちろんASLということで手話通訳という選択肢は断念(今後の実習のためにも覚えないと・・・)。結果として、基本的に授業の内容はスライドで表示していき、大事な情報やディスカッションでは全て文字化してくれることになりました。一緒に考えてくれた先生たちには感謝です!
B引っ越し
これまでホームステイに住んでいたのですが、シェアハウスに引っ越しました。ホームステイでは、カナダの生活や英語力をあげるためのミートアップなど、たくさんのことを教えてもらいました。みんなとても優しく、何よりもご飯が美味しい!
↓ある日の夕食🍽️
なんの不自由もなかったのですが、学校からの距離や自炊、金銭面などを考えた上で日本人、韓国人と一緒に住むことにしました。引っ越してから思うのは、やはり、なんだかんだ母国語が通じることや同じアジア人が一緒という安心感は大きかったです。
C旧正月のイベント🧧
友人に誘われて、Lunar New Year Paradeのイベントに参加してきました。日本では馴染みのない旧正月ですが、中国だけでなく韓国や他のアジア圏の国でお祝いされる行事になっています。今年は、1月29日が旧暦の元旦でした。日本では絶対に見られない催しで、とても新鮮でした!
↓パレードの一部🐉
今回の投稿は以上となります。
英語力のなさに日々落ち込んでいるので、学校の勉強と並行して英語の学習も今後頑張っていきます!