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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2024年10月「10月から11月は資料収集の時間」金本小夜(19期生)[2024年11月09日(Sat)]
こんにちは。
早くも11月ですね。日本もそろそろ寒くなってきた頃でしょうか?ロンドンは10月以降、緩やかに冬に向かっていて、最近は最低気温が10℃に届かなくなりました。気のせいか雨が降る日や霧が出る日も増えて、しばらく青い空を見ていない気がします…

この時期イギリスは10月31日にハロウィンを、11月5日にガイ・フォークスの日を祝います。ガイ・フォークス、聞きなれない名前だと思いますが、彼は17世紀初頭に実在した人物で、ロンドンの国会議事堂を爆破して、国家を転覆させようと計画した一味の一人でした。でもすんでのところで見つかってしまい爆破計画は頓挫、ガイも処刑されてしまいます。ですが、今でもこの日を記念して、(火薬にまつわる日でもあったことから)イギリス中で花火をあげ、かがり火を燃やしてお祝いする風習が残っているのです。
ちなみに面白いルールなのですが、この時期だけイギリスは17時以降、個人の家で焚き火をすることが許されています。ロンドンにいる日本人の知人はこれにかこつけて焚き火をして、毎年焼き芋をすることを楽しみにしているそうで、私もお芋さんをもらうことができました笑(実は焚き火で作った焼き芋を食べたのは初めてかもしれません…!)

勉学の方については、先月、メインの指導教官と話し合い、副指導教官を替えることが決定しました。まだ次の指導教官は決まっていないのですが、もう少しろう文化に理解のある先生になったらいいな、と私からは希望を出しています。
それから指導教官の方針で日本の障害学に関する資料をまとめる課題もあったのですが、いや、日本の資料を集める困難さよ… 国外にいると、いかに資料がデジタル化されていることが便利かを思い知りますね。
これは一時帰国を本格的に考えないといけないな、とカレンダーと睨めっこしているところです。

来月はもう12月。時間が過ぎゆくのは本当にあっという間ですね。
もっと色々な成果を出したい焦りがありますが、自分の気持ちに負けず一歩一歩着実に勉強を進めていけたらと思っています。
Posted by 金本 at 08:20 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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