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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう![2024年10月24日(Thu)]
オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう!<第2回>を開催しました

海外留学や留学奨学金事業をもっと知ってもらおうと留学奨学生と行なうオンライン座談会。去る10月23日(水)、今回は平日夜の開催を試み、Zoomを利用したオンラインで実施し、13名の方々にご参加いただきました。

テーマは、今年も「ろう×留学 私にも海外留学はできる」。
前回同様、進行役は川俣郁美5期生。第2回目は奨学生から大西啓人16期生が参加し、参加者から寄せられた質問への回答を中心に進めました。

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川俣5期生(左)と大西16期生(右)

大西16期生を迎えて
入学当初は、コロナ禍で渡航が出来ず、いきなり日本でのオンラインによる留学生活が始まった。昼夜逆転の上、手話は小さいし、速いし、指文字もあるし、オンラインだと授業後の交流もできないし等で、とても苦労した。自分がわからないことを相手に伝えて関係づくりをする、また10月に大学の協力により渡米することが出来、英語とASLだけの環境に身を置くことで、少しずつ克服していった。

英語の勉強方法は人によってさまざまあるが、自分の努力に尽きる。独学でも、とにかく楽しく勉強することがポイント。英語の字幕を見ながら映画を見るとか、英語のニュースをスマホのアプリで見る、自分の興味のあることからでも英語で読んでいく。それでも1人では限界があるので、更に自分のスキルを上げる、引っ張ってもらえるような人を見つけて指導してもらうのも良い。映画を見ることが好きで、休日の余暇は日本語字幕と英語字幕両方を出して、英語の勉強を兼ねて楽しんで見ていた。やりやすい方法で継続することが大切と思う。

話題は、留学先の選び方、英語資格試験、英語の勉強の仕方、手話の学び方、食事や生活面、費用面での経験、宿題の量や休日の過ごし方など多岐にわたり、あっという間に時間となりました。

ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。

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ギャロデット大学のロゴ入りポロシャツの大西16期生

大西16期生は、英語教員になることを目指して留学、アメリカでろう教育、バイリンガル教育を学びました。帰国後は、ろう学校小学部で英語を担当した後、現在は全国にろう・難聴の小中高生に対するオンライン教育活動(サークルオー)を行なっています。いろいろな方の出会い、対話を重ねながら、学んでいくというシステムを作りたいと、海外留学での学びを実践に活かそうと取り組んでいます。


21期生応募〆切は、11月25日(月)です。
応募〆切まで、あと1ヶ月。ご不明な点等あれば、下記にいつでもご連絡ください。
本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)

21期生募集の詳細はこちら https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1486
たくさんのご応募をお待ちしています。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 14:40 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
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