オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう![2024年10月18日(Fri)]
オンライン留学説明会&座談会”留学のススメ” 留学奨学生に聞いてみよう!<第1回>を開催しました
海外留学や留学奨学金事業をもっと知ってもらおうと留学奨学生と行なうオンライン座談会。去る10月13日(日)、2018年以来の6年ぶりの会場(対面)開催も加えてハイブリットで実施しました。会場は、東京・谷中(やなか)にあるデフスペースデザインが施された施設 5005(ごーまるまるごー)、Zoomからのオンラインと合わせて計13名の方々にご参加いただきました。
テーマは、今年も「ろう×留学 私にも海外留学はできる」。
進行役を川俣郁美5期生にバトンタッチし、第1回目は奨学生から福島愛未12期生が参加しました。参加者から寄せられた質問への回答を中心に進め、内容も濃いものとなりました。
今年度、新たに座談会の進行役、募集説明を担当した川俣5期生
福島12期生を迎えて
留学前は、英語学習は正直全くしていなかったがアメリカ手話言語は積極的に交流を通して身につけていた。そのため留学当初は英語が全然出来ず、渡米してからの1年間は人生の中で一番勉強したと思うほど英語学習に取り組んだ。英語で英語を学ぶ、調べるという方法を教わり、勉強に対する意識が変わった。一つ覚えた単語を調べて使いまわし、単語数を増やしていく。まずは読む、読み進める。英語で考える癖をつける。また英語を理解する上ではアメリカ手話言語にも助けられ、手話で話されたことを英語で読むとすごくわかりやすかった。
生活面では、アメリカ留学時は日本食は手に入りやすく、良い友人やホームスティ先にも恵まれていたが、その後に再留学したデンマークは日本食が手に入りづらく、寒い・暗い時期が長いため、初のホームシックを経験。自分の気持ちを話せる話し相手(仲間)に出会い、落ち着くことができ、乗り越えられた。
海外留学というとエリートというイメージがあり、留学経験者の人たちはすごく勉強できる人たちばかりと思われがちだが、最初は英語は全然できなかったよと話す人も多い。学力に自信がないと思っていてもできる。ぜひチャレンジしてみて欲しい。と激励しました。
*デフスペースデザイン:ろう者の文化や行動様式などにあった建築デザイン
会場となった5005は、ちょうど1年前にオープンした施設で、照らして欲しい場所に移動できる照明や、見えそうで見えない仕切りカーテン、顔を合わせて会話がしやすいように形が変化する机など多数のデフスペースデザインが施されています。5005建設にあたりアドバイザーを担当したのが今回登壇した福島12期生で、その技法を専門的に学んだのが本事業支援によるギャロデット大学(米国)留学でした。フロントランナーズ(デンマーク)への再留学でろう者に合ったメディア方法を学び、5005のオープンを契機にデフスペースデザインはようやく少しずつ広まりをみせているそうです。
座談会は終始和やかな雰囲気に包まれていました
当日は、会場スタッフとして管野奈津美3期生が後方支援してくれました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
次回のオンライン座談会は…
10月23日(水)夜8時〜9時15分、開催
進行役:川俣郁美5期生/奨学生:大西啓人16期生
参加申込はこちら→https://forms.gle/3KCaZiFRyeeb2d5s6
21期生応募〆切は、11月25日(月)です。
応募の準備は進んでいますか?不明な点等あれば、下記にいつでもご連絡ください。
本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)
21期生募集の詳細はこちら https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1486
たくさんのご応募をお待ちしています。
事業担当:根本
海外留学や留学奨学金事業をもっと知ってもらおうと留学奨学生と行なうオンライン座談会。去る10月13日(日)、2018年以来の6年ぶりの会場(対面)開催も加えてハイブリットで実施しました。会場は、東京・谷中(やなか)にあるデフスペースデザインが施された施設 5005(ごーまるまるごー)、Zoomからのオンラインと合わせて計13名の方々にご参加いただきました。
テーマは、今年も「ろう×留学 私にも海外留学はできる」。
進行役を川俣郁美5期生にバトンタッチし、第1回目は奨学生から福島愛未12期生が参加しました。参加者から寄せられた質問への回答を中心に進め、内容も濃いものとなりました。
今年度、新たに座談会の進行役、募集説明を担当した川俣5期生
福島12期生を迎えて
留学前は、英語学習は正直全くしていなかったがアメリカ手話言語は積極的に交流を通して身につけていた。そのため留学当初は英語が全然出来ず、渡米してからの1年間は人生の中で一番勉強したと思うほど英語学習に取り組んだ。英語で英語を学ぶ、調べるという方法を教わり、勉強に対する意識が変わった。一つ覚えた単語を調べて使いまわし、単語数を増やしていく。まずは読む、読み進める。英語で考える癖をつける。また英語を理解する上ではアメリカ手話言語にも助けられ、手話で話されたことを英語で読むとすごくわかりやすかった。
生活面では、アメリカ留学時は日本食は手に入りやすく、良い友人やホームスティ先にも恵まれていたが、その後に再留学したデンマークは日本食が手に入りづらく、寒い・暗い時期が長いため、初のホームシックを経験。自分の気持ちを話せる話し相手(仲間)に出会い、落ち着くことができ、乗り越えられた。
海外留学というとエリートというイメージがあり、留学経験者の人たちはすごく勉強できる人たちばかりと思われがちだが、最初は英語は全然できなかったよと話す人も多い。学力に自信がないと思っていてもできる。ぜひチャレンジしてみて欲しい。と激励しました。
*デフスペースデザイン:ろう者の文化や行動様式などにあった建築デザイン
会場となった5005は、ちょうど1年前にオープンした施設で、照らして欲しい場所に移動できる照明や、見えそうで見えない仕切りカーテン、顔を合わせて会話がしやすいように形が変化する机など多数のデフスペースデザインが施されています。5005建設にあたりアドバイザーを担当したのが今回登壇した福島12期生で、その技法を専門的に学んだのが本事業支援によるギャロデット大学(米国)留学でした。フロントランナーズ(デンマーク)への再留学でろう者に合ったメディア方法を学び、5005のオープンを契機にデフスペースデザインはようやく少しずつ広まりをみせているそうです。
座談会は終始和やかな雰囲気に包まれていました
当日は、会場スタッフとして管野奈津美3期生が後方支援してくれました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
次回のオンライン座談会は…
10月23日(水)夜8時〜9時15分、開催
進行役:川俣郁美5期生/奨学生:大西啓人16期生
参加申込はこちら→https://forms.gle/3KCaZiFRyeeb2d5s6
21期生応募〆切は、11月25日(月)です。
応募の準備は進んでいますか?不明な点等あれば、下記にいつでもご連絡ください。
本事業専用Email:ryugaku★npojass.org
(ご利用の際は、「★」記号を「@」に置き換えください)
21期生募集の詳細はこちら https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1486
たくさんのご応募をお待ちしています。
事業担当:根本
Posted by
事業担当者 根本和江
at 10:31
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