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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2024年8月「長い夏休みどんな終幕を迎えたのか」森本恵実(20期生)生活記録[2024年09月08日(Sun)]
みなさん、こんにちは。8月分の生活記録を書きます。
2ヶ月半におよぶ長い夏休みもそろそろ終わりを迎えました。

8月の私の中での大きなイベントとは、韓国ろう青年会のイベントに参加してきたことです。
今回は韓国の4つの地域のろう青年会の合同イベントで、夏らしく釜山の海岸にて行われました。
釜山合同イベント2.png
※合同青年会イベント(旗)

今回のイベントに参加した4つの地域とは、以下の通りとなります。
@京畿ろう青年会 A慶南ろう青年会 
B慶北ろう青年会 C釜山ろう青年会

釜山合同イベント5.png

このイベントに参加したろう者は約60人、そして健聴者が4名ほどいらっしゃいました。
釜山合同イベント1.png
※やあ!夏といえば釜山でしょ!(垂れ幕)

イベント受付時に配布されるアームカバーのカラー別にチームが編成され、レクリエーションを行いました。
釜山合同イベント4.png

チーム別でのレクリエーション終了後には、人生の先輩であるろう者の講演会が始まりました。そのお方について簡潔にお話ししますと、京畿ろう青年会2代目の副会長、韓国ろう青年会3代目の会長を経験されていた方です。そして現在は、忠清南道ろう者協会の協会長をされていらっしゃるそうです。
釜山合同イベント3.png
※PPT :ご静聴ありがとうございました。皆さんは未来のろう社会のリーダーです。
「停滞しているのは死んでいるのも同然だ」


未来のある私たちのためにどのような道を歩んだら良いのか、自身の経験を交えながら講演してくださいました。より充実した未来を構築するためには、常に前に向かって、肯定的な考えを持って行動することが大事であること、自分の人生や行動を見つめ直す良いきっかけになれました。

私自身、韓国生活を始めてようやく1年になりました。やはりこの1年間で挫けてしまいそうな日や目標を諦めたくなるくらい苦しい日も多くありました。そういった大変さを乗り越えながら、目標に向かって努力し続けることが、未来の私にとって大きな糧となるのではないかなと思いました。

最後になりましたが、
今回の合同イベントのインタビューに応じてまいりました。
インスタグラムのリンクを貼っていますので、良かったらご覧ください。

Posted by 森本 at 00:39 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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