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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2024年7月「韓国語能力試験(TOPIK)」森本恵実(20期生)生活記録[2024年08月08日(Thu)]
みなさん、こんにちは。7月分の生活記録を書きます。

ただいま夏季休暇中です。
7月14日、韓国語能力試験(TOPIK)があり、2年ぶりに受験しました。
語学堂留学に行く前である2022年7月に受けたのが最後でした。

日常生活で使う韓国語と試験のための韓国語は大きな差があるように思いました。
この2年間で韓国語能力試験(TOPIK)の勉強にはあまり触れていませんでした。
試験の中でよく扱われる題材の知識やそれに関連する単語をたくさん覚えなければなりません。
そのため期末試験が終わり次第、試験対策の勉強に取り掛かりました。
しかし、想像以上の準備不足を痛感しました。

前置きが長くなってしまいましたが、
韓国語能力試験(TOPIK)とは何か、簡単に説明していきたいと思います。

韓国語能力試験(TOPIK)とは?
韓国政府が認定する機関で韓国語を母国語としない人が受ける試験のことです
韓国の企業や大学などで語学力の評価基準として用いられます。
レベルは1級〜6級まであります。TOPIKTとTOPIKUに分けられ、
TOPIKTが1級と2級の初級、TOPIKUが3級〜6級の中上級レベルに対応しています。

ここからは、私が受験したTOPIKUについて、掘り下げていきますね。

TOPIKUの問題は大きく分けて、「聴解」「作文」「読解」の3つとなります。

「聴解」:50問のリスニング問題を解く試験です。
耳の聞こえない人は事前に特別申請をすることで、各個人に合った代替方法を提供してくださいます。
私の場合は重度障害のため、スプリクトによる代替試験を受けました。

「作文」:韓国語の文章を論理的に書く力を求められます。
全部で4問あり、前半は文中の穴埋め問題、後半は図やグラフの結果の整理、
主題に応じて自分の考えを600〜700字を書きなさいといった問題になります。
先日私が受けた時は、「企業の社会的責任」について600字ほど書かなければなりませんでした。
日本語で書くのも結構ムズカシイ…(泣)

「読解」:50問の問題を70分で解きます。
本当に時間との戦いなので、速読しながら内容を理解する力が求められます。

簡潔ですが、このような試験問題となっています。
日本では1年に3回、韓国では1年に6回の受験が可能です。
もし興味のある方いらっしゃいましたら、ぜひ挑戦してみてください!

【TMI】
7月末、韓国人ろう者たちとチョナンから1時間ほどの離島である、
ホド島に行ってきました。船に乗って向かいました。

※ピンク○で囲んでいる島に行きました。
ホド島.jpeg

※船に乗る前の写真

ホド島2.jpeg

ほんの短い時間でしたが、
海で遊んだりサムギョプサル(BBQ?)を食べたりしてゆっくり過ごせました。

以上です。
Posted by 森本 at 17:32 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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