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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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第16回留学奨学生帰国報告会、開催[2022年12月16日(Fri)]
第16回留学奨学生帰国報告会、開催

去る11月23日(水・祝)、京都・全国手話研修センターをメイン会場に、5月に米国留学から帰国した第16期大西啓人奨学生による帰国報告会を実施しました。待ちに待った対面開催、また東京以外の地域での初開催で、近畿地区の青年層の方々が会場へ、また全国や海外からはZoomを使ったオンラインで、総勢125名にご参加を頂きました。

帰国報告 大西啓人16期生
「日本におけるろう生徒のための英語教育」
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「ろう生徒に適している英語教育方法は、ろう生徒の第一言語(日本手話、日本語など)を上手に活用する、文法などイメージしづらいものは視覚的支援(手話CL、図、矢印、絵)で補う、机上の学習だけでなくアクティブラーニングの要素を取り入れる(交流やゲームなど)と考えている。今後は、ろう生徒に適した教材作りや英語を楽しむ授業作りなどに取り組んでいきたい。」

奨学生紹介/鈴木美彩18期生、田村誠志18期生
今年8月から奨学金支援を受けて米国ギャロデット大学大学院に留学中の鈴木18期生と田村18期生は、同期にして同じ言語学部で学ぶクラスメート。その2人が、留学の目的や大学での様子、帰国後についてなど米国から報告しました。現在は言語学の基礎を学んでいる最中。2024年5月の修了まで、それぞれの目標である手話研究や書記システム開発に取り組んでいきます。
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左が鈴木18期生、右が田村18期生

*京都会場*
報告会当日は、京都・嵯峨野は紅葉の観光シーズン真っただ中で観光客がたくさん詰めかけていました。あいにくの空模様であったことも影響したのか、会場の通信速度が思わしくなく、中継に不具合が生じ、オンライン参加の皆さんにはご迷惑をおかけしてしまいましたが、悪戦苦闘しながらなんとか最後まで配信を続けることが出来ました。
そんな中で、司会を務めてくれたのは大阪で活動する川口7期生。若き後輩をバックアップしてくれました。京都会場では、報告会終了後、第2部の交流会が開かれ、大西16期生と同窓会3名(太田1期生、武田4期生、川口7期生)が、それぞれ参加者グループに入り、留学アドバイスなどをしました。
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左写真は司会の川口4期生、右写真は京都会場の様子(PC通訳はcaptiOnlineを利用)

参加してくださったみなさま、ありがとうございました。
今後とも、ご支援のほど、よろしくお願いします。


*2023年度 第20期生 4月募集開始(予定)です*
2023年4月に日本財団からの助成が正式に決定後、事業実施が確定します。

事業担当:根本
Posted by 事業担当者 根本和江 at 14:37 | 事業担当者よりお知らせ | この記事のURL
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