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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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第18期生 鈴木美彩 自己紹介[2022年08月15日(Mon)]
第18期生 鈴木美彩 自己紹介


https://youtu.be/Lrct0N6iDq4

第18期生の鈴木美彩です。

この度は日本財団助成による日本ASL協会聴覚障害者海外奨学金事業の留学奨学生にご採用いただき、幸甚に存じます。

私の留学先はアメリカギャロデット大学大学院言語学修士課程です。

手話は何気なく使ってきましたが、「日本手話のしくみ」という本に出会ってから手話にも構造があることを知りました。
それから言語学に興味を持ち、様々な疑問の解決にも助けとなってくれました。

言語は本当に奥深く、一人ひとりの特徴は異なるのに意思の疎通が可能です。
何が共通していて何が異なるのか、興味はつきません。

言語学者の多くが言語の多様性は財産であると言います。
なぜなら、各々の違いから見えてくる知られざる面々は、言語に関する諸問題の打開策にもなり得るからです。

第一言語としての手話の獲得の保障や第二言語としての手話の学習の困難さ、手話の社会的地位の問題、手話の多様性とそこに隠れている様々な差別など、今も困難や抑圧と戦っている人が多くいます。
そこで言語学の面から少しでも皆さんの役に立てるよう一層の努力を心がけます。

このブログでも言語学に関する内容を盛り込み、定期的に報告させていただきます。皆
様のご支援ご鞭撻を賜り、奨学生として皆様の役に立つべく頑張ってまいります。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
Posted by 鈴木 at 17:08 | 自己紹介/紹介 | この記事のURL
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