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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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【自己紹介】第18期生 田村誠志[2022年08月07日(Sun)]


皆様、初めまして。第18期奨学生 田村誠志です。
この度は日本財団助成事業の中、日本ASL協会が担当しておられる聴覚障害海外留学生の第18期留学奨学生として選考していただきました。誠に感謝しております。

私のことを少しでも知ってもらうために簡単に生い立ちを説明します。

私は誰?

私は京都で生まれ、京都で育ち高校まで手話を使わず健聴者たちと同じクラスで勉強をしていました。大学に入り日本の手話を使いコミュニケーションを取れるようになり、専攻は電子工学の学部生として過ごしていました。卒業年次では電子工学と手話言語学を併用した研究テーマを取り組みました。その後千葉で6年間、電子工学に携わる仕事をしておりましたが手話言語学に対する研究心は衰えず、どんどん強くなりギャロデット大学へ留学を決心しました。

なぜ言語学を?

私が学部生時代に電子工学を学んでいる時、新しい単語が出るたびに新出される手話単語の成り立ちについて興味を惹かれたのがありました。どのような特徴を捉え手話単語を形成していくか、日本手話と日本語対応手話の構文の違いなどを調査し、知的欲求が増え言語学による手話言語の書記法の論文を見た時、私も新たな手話言語を学ぶための書記法を開発したく言語学を究めます。

なぜギャロデット大学で?
ギャロデット大学は様々な国の出身から学びに来る聾者もおられグローバルな環境であり異なる言語についてのディスカッションが身近に行われやすい、言語学、教育学、ろう者学、歴史学のカリキュラムが豊富であるためアプローチから更なる研究の手助けできると信じ決めました。


今後二年間、このギャロデット大学で大学院生活を通して、成長していきたいと思いますので応援のほどよろしくお願いいたします。

画像はWashington Monumentです。
Washington monument.jpg
Posted by 田村 at 05:07 | 自己紹介/紹介 | この記事のURL
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