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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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9月生活記録 富田 望[2007年10月17日(Wed)]
9月生活記録                    富田 望
 最初の月が過ぎ、9月はクラスの登録、オリエンテーション、入学式と本格的な学校生活のスタートを切りました。クラスが始まってから、毎日があっという間に過ぎていきます。今までの生活から報告させて頂きますと、Ohlone大学の聾/難聴/盲聾学生のためのセンター、サービスに支えられているところが大きいなと思っています。ここでは、インターナショナル聾学生に対応出来る多彩なプログラムと設備、人材が用意されているだけでなく、それに加えて、地域との強い関わりがあり、毎週のdeaf eventがあり、聾学生同士のみの交流に限らず健常学生、教員や地域の人達が交流出来るところ、その滑路油の役目を果たしていると言っても良いと思います。

Deaf Welcomeday (Sep 13th)
 学生生活にも序々に慣れてきた頃、聾の学生だけのWelcomedayがあるということで、参加してきました。ピザとドリンクが無料で食べられるということもあって、健常学生も混じっての交流会でした。近くに広い広場があって、机と椅子を設置しSorenson Video Relay Service(VRS)の会社の方や、DCARA(Deaf Counseling Advocacy&Referral Agency)等の聾団体のスタッフの方々が並んで座って新入聾学生に対して説明をしていました。大学という高等教育機関の場所にこのような壟団体、福祉団体がわざわざオフィスを設定する辺り、日本ではちょっと考えられないことですが、ここでは普通のこととして行われているように感じました。またOhlone大学の新入学聾学生へ出来るだけ良い情報をながせるようにという趣旨も込められていると思います。とはいっても、スタッフ、彼ら自身もピザを食べたりして楽しんでいたところ、うーん、さすがAmerican cultureだと印象に残ったこの日でした。


クラスについて
 今回はクラス4つを取る事に決めました。クラスの様子についてはまた10月の記録に載せたいと思います。とりあえずクラスの名前を報告させていただきます。

ASL103A-01 Principles of ASL
ASL-158-01 Classifiers in ASL
DEAF-172A English Composition Techniques
DEAF-173A Reading Techniques

特に英語のクラスは参考になるところがたくさんあります。自身の英語勉強も大変ですが、絶えず精進の精神を忘れずやっていきたいとおもっています。
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