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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
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2021年1月生活記録【第16期生 大西啓人】[2021年02月07日(Sun)]
2021年1月生活記録

今回は手話動画はありません

新年に入ってから今月が初投稿です。昨年は少しの間だけでしたが、留学ブログを応援してくださりありがとうございました。今後もブログを投稿していきますので、引き続き応援よろしくお願いします。

今月は学習記録ではなく「生活」について書こうと思います。実はギャロデット大学は冬季休暇が1ヶ月もあるのです!

ギャロデット大学院:20年12月19日~21年1月18日
日本の大学:12月25日あたり~1月6日あたり

日本の大学の冬季休暇は短かったので、1ヶ月もあると不思議な感覚でした。本来は旅行や友達に会うなど様々な経験をしたかったところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、安易に外出せず家で映画鑑賞したり、YouTubeや他の論文で知識を深めたりしました!日本での過ごし方と似ているため、“アメリカ感”があまりないかもしれません…。唯一アメリカ感がある日帰り観光を紹介します。
※マスク着用、消毒、ソーシャルディスタンスなどコロナ対策を意識しながらの観光です。

冬季休暇中に私が赴いた観光先は「Baltimore(ボルチモア)」と「Annapolis(アナポリス)」の2箇所です。どちらも日帰りでコロナ対策をしっかりした上で友達や同居人と一緒に楽しみました!


■駅、電車(地下鉄)

電車ですが、アメリカではコロナのおかげ(?)せい(?)で、利用者が極端に少なかったのです。同居人の話ではコロナで車移動か、在宅勤務中心になっているため、電車を利用する人は少ないとのことでした。私もボルチモアへは電車で向かいましたが、アナポリスへは車で向かいました。

日本で駅にコンビニなどの売店が売られてありますが。私も学校帰りにいろいろ買って、空腹を凌ぎました。アメリカにもあります。ただ販売されているのはおやつやつまみなどの軽食で、飲み物も種類が少なく、日本より不便さを感じました。(おにぎりのような小腹がすいたときに食べられるものがほしいと思いましたが良いものがなく、駅付近のSUBWAYへ…)

ボルチモア駅ではコロナ対策なのか不明ですが、出入口が1つしかなく、他は閉鎖されており、制限されていました。これは利用人数を減らすため?密集しないため?とにかく斬新な経験でした。
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※運賃は日本と同様に「切符を買う」か「電子マネー」が主流で、馴染みのある方法です。


■Baltimore:ボルチモア

ボルチモアはメリーランド州(MD)に属し、州最大の都市で独立都市として知られているところです。昔から良港として栄えており、ハーバープレイスが美しいところでした。また初代大統領で建国の父であるジョージ・ワシントン氏を讃えて造られた塔もあり、歴史を感じられる都市でした。ボルチモアはとても広く、観光できたのは一部の地域だけでしたが、ボルチモアの都会的な景色、港町ならではの景色、2つの側面を体感することができました。

同行していた友達の話では、昔ワシントンD.C.に多くの人種が住んでいたそうですが、首都として政治が行われるようになってから白人優位に変わり、多くの移民や人種はボルチモアに流れてきたとのことでした。確かに周囲を見ると、黒人が多くいたように感じました。日本では人種差別に馴染みのないため、場所によって白人中心、黒人中心と分かれているという話は悲しくなります。また肌の色、言語などの視点・見方によってアジア人と黒人の優劣が逆転するなどの話も聞きました。「人種のサラダボウル」と呼ばれるほど多種多様さが有名なアメリカに隠れた不便さを強く感じられた一日でした。多民族、多人種社会こその強みを活かせられる反面、人種差別などの問題はこれからも続くのだと改めて考えさせられました。
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(ワシントンモニュメント)
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(ボルチモアの都心部)
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(ボルチモアの港湾部)


■Annapolis:アナポリス

ボルチモアと同様にメリーランド州に属し、中央部に位置する州都です。歴史的建造物が多く、日本でいう国会のような政治が行われる議事堂もあり、その近くに飲食店、書店、服飾店、カフェなど商店街のように様々な店がありました。私は書店に興味を持ちました。訪れたのは漫画専門店で漫画しかありませんでしたが、日本の漫画(ポケモンや侍関連など)として紹介されるコーナーがあって嬉しくなりました。他にもハリーポッターシリーズの漫画もありましたが高価でした…。(分厚いため1冊4000~5000円相当) またアナポリスには、世界中から集めたワインを扱う酒店もありました。

ここでは、同居人からアメリカ首都と州都の関係性について学びました。首都であるワシントンD.Cは州都アナポリスに関与しておらず、全米のまとめ役として役割を担っています。最初は“日本”と“都道府県”のような関係性だと想定していましたがそうではなく、ヨーロッパのEUのような関係性だそうです。たとえばイタリア、フランス、ドイツそれぞれが主体となって担う政治があって、国どうしがEUとして協力関係にあるのと同じように、アメリカもこのように構成されています。改めてUnited States of America(USA)の意味を正確に理解できたような気がします。
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(アナポリスにある漫画専門店)
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(州都アナポリスのメリーランド州会議事堂)
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(アナポリスの街風景)

現時点ではまだワシントンD.Cやメリーランド州都市など比較的近い都市しか観光していませんが、コロナ感染拡大が収まり、終息に向かえば様々なところへ観光しようと計画中です。

アメリカではワクチン接種をすでに開始しており、医療関係者、政治関係者、高齢者などが優先して接種していますが、まだ一般人の多くは接種できていません。留学生である私はいつ受けられるのか…、アメリカでは受けられず日本で受ける必要があるのか…そのあたりはまだギャロデット大学から情報がありませんので分かりません。(または大使館からの情報でしょうか)

アメリカのコロナ感染はまだまだ拡大しており、ギャロデット大学では春学期も引き続きオンライン授業のみとなっています。秋学期と同様に外出を控え、家で過ごす時間が長くなりそうです…。従来の留学生活とまた違う斬新な経験ができているとプラス思考に考えながら、新たに学ぶためのテキストたちと一緒に家でできることをやっていこうと思います。


第16期生
大西
Posted by 大西 at 23:56 | 奨学生生活記録 | この記事のURL
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