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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2019年4月生活記録 第10期生 辻功一[2019年05月08日(Wed)]

こんにちは、今日も生きています。
10期生の辻 功一です。

オーロニ大学でお世話になったナンシー教授が今学期限りでリタイアするそうで、サプライズ訪問してきました。
変わらずお元気そうでした。リタイア後はご趣味の時間をゆっくり過ごしたいとおっしゃってました。チコ大学へ転学して以来、すっかりご無沙汰しておりましたが、卒業前にお会いできてよかったです。

201904.jpg
<お元気そうなナンシー教授>

さて、残り1ヶ月。

BADM 495 (Applied Strategic Decision Making)
「戦略的意思決定」

最後のクラスもいよいよ佳境を迎え、講義で学んだ様々なフレームワークを使用し、分析と改善提案を行うというアサインメントで忙しい日々を送っていました。

コストコを題材にチョイスし、マッキンゼー・アンド・カンパニーが提唱するFlexonsというフレームワークを当てはめて分析しました。

Flexonsアプローチとは何ぞや?

なかなか難解なので具体的な説明は省きますが、簡潔に述べると以下の作業になります。
  • 5つの切り口からそれぞれの問題点と解決策を探る。
  • そしてそのためには何を分析するべきかを考察する。

この分析を通して、個人から組織、業界、そして社会まであらゆるレイヤーでのあいまいで複雑な問題を具体的に構造化し、そこからより優れた革新的な解決策を生み出そうという試みです。

Flexonsから導き出した結論は単刀直入に言うと、現在のコストコ戦略を維持した場合、、、 令和五年 から頭打ちになり苦しくなるだろうというものです。
あ、いや、単に「令和」を使ってみたかっただけで、レポートでは普通に5年後と書きました(笑)
なぜ頭打ちになるのかという理由はかくかくしかじかで、僕の考えるサステナビリティな戦略を提案しました。

5月は学生最後のプレゼンテーションを行い、そして学期末試験を迎えます。
その後は、いよいよ卒業です。

以上です。
日本ASL協会から8,188km離れたチコ大学からの報告でした。
ありがとうございました。
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