CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
« 日本財団笹川会長表敬訪問 | Main | 2018年9月 生活記録 【第12期生 西 雄也】 »
2006/4/28ブログ開設時からのアクセス数
UL5キャッシング
最新記事
カテゴリアーカイブ
リンク集
最新コメント
月別アーカイブ
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/index2_0.xml
2018年9月生活記録 12期生 福島愛未[2018年10月01日(Mon)]
こんにちは、12期生の福島です。

ここワシントンDCでは、日本の梅雨のように雨の日が続いています。ごくたまーーーーーに晴れた時は、勉強の疲れも吹き飛ぶほどテンションが上がります。そして雨の影響で、気温もぐっと低くなってきました。

食欲の秋です!どこもかしこもハロウィンの装飾が!
日本とは異なって本格的な装飾が多いので、通りすがりに見るだけでもワクワクします。
スクリーンショット 2018-09-29 午前11.02.56.png


スクリーンショット 2018-09-29 午前10.39.19.png

ギャローのすぐそばにあるUnion Marketでも入り口にハロウィンの飾り付けが。そっと触って見たら本物のかぼちゃでした、美味しそう〜。



◆Studies◆
◇Language Atitude
このクラスは直接DeafSpace Designとは関わりがないのですが、自分が毎日使う手話という言語についてもっと知りたいと思いこのクラスを選択しました。また授業内ではデータを取り扱うことが多く、これもDeafSpace Designを学ぶ際に役立つのではないかと思っています。

◇Disabilities Studies
これまで私は、ギャローでろう者学などろう者に関する学問を中心に取り組んでいましたが、建築を勉強するにあたって他の障害にも知るべきだと思い、今学期はDisabilities Studiesのクラスを取ることにしました。アメリカでは、ろう者は障害者ではないという風潮が強い傾向にあるので、ろうの大学で行われているDisabilites Studiesは一体どんな内容なんだろうと興味津々です。このクラスはろうの先生と聴者の先生が共同で授業を行なっています。先生方の専門も、人類学と歴史学という全く違っているので、アプローチの仕方も異なり、面白いです。9月は基本的に、歴史学の観点から障害学を学びました。

◇DeafSpace Design
待ちに待ったDeafSpace Designのクラスです!春学期にもDeafSpace Designのクラスを取ったのですが、マンツーマンのクラスだったので、他の学生も参加する今学期のDeafSpace Designのクラスを楽しみにしていました。ギャローには建築という専攻がないので、このクラスには、ろう者学専攻、手話通訳者専攻、手話通訳者、デザインオフィスで仕事をしている方など様々なジャンルの学生が集まっています。またろう者、難聴者、聴者、コーダなど異なるバックグラウンドを持っており、それがDeafSpace Designの見方にも影響しているので、自分では思いつかなかった意見を知ることができて勉強になります。

◇Independent Study
9月の半ばからようやくインターンシップが始まりました。これまで英語やASLで建築の専門用語を使う機会が少なかったので、新しい単語に出会い辞書を引く日々です。また、ベルギーから来た同じインターンシップ生と話をするのが楽しみで、続けることができています。

◆◆
9月24日はInternational Day of Sign Languageでした。手話に対する認識を高める国際的な日です。私が初めて手話を覚えた中学生の時には考えられない出来事でした。ここギャローでも、International Day of Sign Languageに関わる講演会がありました。
InternationalWeekofTheDeaf_Twitter_Cover.png

様々なスピーカーがいたのですが、中でもWFD(World Federation of the Deaf)の役員であるJoseph J. Murrayによる講演が特に印象的でした。世界中にいる約7000万人のろう者のうち教育を受けることができるろう者・ろう児はたったの2%だそうで、この事実に驚愕しました。

また2%のうち、手話で教育を受けれるろう者・ろう児はごくわずかです。多くのろう者・ろう児が100%の情報を受け取ることができません。

自身の使う言語について改めて深く考えさせられた1日でした。
スクリーンショット 2018-09-27 午後6.31.42.png





学校が始まり、毎日4.5時に起きる日々が続き、その上雨…少しストレスが溜まっていましたが、夜家に帰るとホストマザーの美味しいご飯があり、ホストキッズの笑顔をみると癒されました。特にホストキッズの毎日新しいことができていく姿を見るたびに、嬉しくなります。10月はもう少し、勉強とインターンシップ、休憩のバランスが取れるよう時間のコントロールを意識していきたいと思います。

では皆さん、また来週きらきら
この記事のURL
https://blog.canpan.info/deaf-ryugaku/archive/1187
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント