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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
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2018年7月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2018年08月07日(Tue)]

暑い日がまだまだ続く中、今ではだいぶ日焼けしてきたかなと思うこの頃です。

先月はワークショップやボランティアに参加し、来月末からはクラスが始まるので、今月は夏休みを楽しむ為に、東海岸側を中心にいくつかの美術館巡りやフロリダのろう・盲学校、それぞれの州の観光をしました。


◆美術館巡り

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フィラデルフィア 美術館

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ニューヨークのメトロポリタン美術館

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フロリダの美術館

この中ではメトロポリタン美術館が一番広く、全部見て回るのに2〜3時間程かかりましたが、様々な芸術作品を鑑賞でき、良い刺激をいただきました。


◆Florida School for the Deaf and the Blind(フロリダろう・盲学校)見学
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↑Florida School for the Deaf and the Blind(フロリダろう・盲学校)

フロリダのろう・盲学校の見学に行きました。この学校は1926年に建てられ、敷地内にろう者学校と盲学校が一緒になっています。また、盲、ろう学生を合わせて約600人の学生が在籍しています。
この日は夏休みのため、学生はいませんでしたが、見学時、入学希望をしている保護者や子供達がいたので、共に見学することになりました。そして、ガイドの人に校内の案内も兼ねて、学校システムや指針などいくつかの説明をいただきました。
案内していただいたのはRickさんであり、この方はこの聾学校の元卒業生で、長くこの地に住んでおり、フロリダのろう・盲学校で働いています。昔は口話教育の時代や校内で白人ろう学生専用の建物と黒人ろう学生専用の建物、そして、白人盲学生、黒人盲学生も同様に建物が分けられている時代があり、今では考えられない時代へと発展しているものだと思ったものです。

フロリダの学校を見学している時、これまで自分が見てきた聾学校であまり聞くことのない、また校内の設備に目が入ったのが、Kids Town(子供たちの町)、ボーリング場、釣りのイベントがあるということです。
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↑Kids Town
ここで子供達は銀行での買い物方法や店の利用方法を学んだりします。またパフォーマンスなどのイベントを行うこともあります。スケールが大きいですね。

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↑ボーリング場
食堂のそばに小さなボーリング場がありました。

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↑校内のそばに湖・川があり、ここで釣りのイベントを行う日もあります。


それぞれのろう学校によって、様々な特色が違うのですが、その中の一つをまた知ることができたのは良かったです。

この日はフロリダ在住のデフファミリーの家にスティし、その家は5人の子供がいました。交流を楽しみ、別日は他の場所へ移動し、海水浴や交流、観光を楽しみました。

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↑フロリダのビーチ

八月に入ってからは、もうじき秋学期のクラスが始まる日が近づくので、それに向けての準備も始めていきたいと思っています。

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