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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2018年6月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2018年07月07日(Sat)]

 七月に入る頃、ワシントンDCでは、34度にもなるほど真夏の暑さになっており、水分補給が欠かせない時期となっています。さて、六月はDe'VIA のワークショップやDeaf Blind Camp(盲ろうキャンプ)に参加しました。どちらも充実した内容で、貴重な学びや体験ができたものです。

◆Deaf Blind Camp
 Deaf Blind Campは盲ろう者のキャンプであり、ボランティアスタッフの依頼と募集があったので、ボランティアスタッフとして参加しました。このキャンプでは、一週間の期間で行われ、朝から晩まで、SSPs(Support Service Providers)という立場を任されたので、盲ろう者の通訳や誘導、移動する為のガイドをしながらの状況説明やサポートをさせていただきました。もちろん、盲ろう者たちとも交流する時間もあったので様々な体験話(昔はろう者だったが、途中から盲ろう者になった方が多く参加していました)を聞くこともあります。そして、通訳は、講演や説明している人(ASLで)の話を、自分が担当している盲ろう者にASLで通訳を行うものでした。少し大変だったのは、講演者の中に、話すスピードが早く指文字をよく使う者もおり、英語の指文字を読み取り通訳するのに苦戦することもありましたが、一人当たりの盲ろう者の通訳には、基本SSPsが二名付くので、指文字のところだけ、カバーして頂きながら進めることができたという感じです。
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↑講演の様子

 Deaf Blind Campでは、様々なイベントが準備されていました。ボートに乗ったり、キャンプファイヤーやゲーム、ダンスなど様々な体験を一緒に行うというものであり、学べたこともあり、良い体験ができました。

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↑キャンプファイヤーや食事時の中間連絡



◆De'VIAワークショップ
 De'VIAはDeaf View/Image Artの言葉からきており、ろう者の体験を反映した作品を制作するものです。また、De'VIAという言葉は芸術のジャンル名として認識されています。
このワークショップでは、アメリカのそれぞれの州からデフアーティストやろう学校で美術を教えている教員のみが集まり、De'VIAやデフアートについて、多くの勉強会(講演会)やミーティング、そして多くデフアートの制作を行いました。自分はそのワークショップに特別参加させて頂きました。今回の会場は幸い自分が滞在しているワシントンDCにあるMSSD(Model Secondary School for the Deaf)です。

 ワークショップのスケジュールは下記の通りであり、朝から晩まで、1日のほとんどを美術教室内に滞在して、活動を行うという、強化合宿のようなスケジュールでした(期間は約一週間)が、学んだ内容がとても濃く、充実した日々を過ごすことができました。

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↑De'VIAワークショップスケジュール表

 ワークショップでは、De'VIAの活動の意義やこれまでの制作活動の報告について学んだり、De'VIAの今後の活動についてミーティングしました。また、デフアートをテーマにした制作活動を行い、デフアーティストのナンシーさんやデビッドさん、ガイさんなどからそれぞれ、制作の教授をいただきました。この期間で制作した作品は、彫刻、立体造形、絵画、版画、デザインなど全部で7点の制作活動を行いました。

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↑勉強会
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↑最終パーティ時の作品展示

 色々な方から、また来年も参加してねという声もあり、都合が合えば是非参加したいと思っています。
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↑集合写真


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