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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2017年8月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2017年09月04日(Mon)]

8月10日にサマークラスが終わり、最終テストは、文法の意味を説明する内容とテーマに沿ってエッセイを書き上げていく内容でした。そして、今、現在ワシントンDCにあるギャロデッド大学大学院の新学期が始まったところです。

◆送別会
カリフォルニアを去る前に、オーロニ大学でお世話になった先生方とカウンセラー、様々な友人達とそれぞれ送別会を行いました。仲良くなった友人やお世話になった先生方の別れを考えると寂しい気持ちが湧き起こりましたが、今後再会できることを願いながら、寂しくも楽しい送別会になりました。
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↑オーロ二大学でお世話になった先生方と

◆カリフォニアからワシントンDCまでの横断ドライブ
サマークラスが終了した数日後、カリフォルニアからワシントンDCまで様々な場所に留まりながら一週間かけて車で移動しました。ルートは、カリフォルニア→ネバタ→ユタ→アイダホ→ワイオアミング→サウスダコタ→ミネソタ→ウィスコンシン→イリノイ→インディアナ→オハイオ→ペンシルバニア→メリーランド→ワシントンDC。イエローストーン国立公園やマウントラシュモア国立公園、シカゴなど有名な場所を見て回りながら横断しました。ドライブした距離は約4500kmぐらいでした。

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↑イエローストーン国立公園
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↑マウントラシュモア国立公園

そして、無事ワシントンDCに到着した後に、秋学期からワシントンDC生活が始まることを考えたら楽しみな気持ちとドキドキする気持ちでいっぱいになりました。


◆Hello, Washington DC and Gallaudet university!
ワシントンDCはカリフォルニアと全然環境が違っており、時々雨が降ったり、日本と近い湿気があります。蒸し暑さを感じながらもカリフォルニアの気候が恋しい気持ちにもなりました。更に、カリフォルニアはドライな気候なのか、ワシントンDCに着いてからしばらく体全体に痒みが生じ、少し心配になったが、カリフォリニアから引越しした経験のある友人の何人かに尋ねたところ、ほとんどの人がこのようなことを体験したそうです。環境の変化によって生じた出来事に少々驚きながらも少しずつ慣れてきています。
そして、ワシントンDCの住まいについて、ギャロデット大学には寮があるのですが、寮費が高めなのと冬休みと夏休みは寮を出て暮らさなければならないという不便な点もあるので、ルームシェアという方法をとって暮らすことになります。

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↑ギャロデッド大学の正面ゲート
(いよいよここで新しい学生生活が始まります!)

8月21日から一週間オリエンテーションがあり、新入生や専攻する学生と顔合わせをしました。大学へ通う時、大学内やギャロデッド大学付近の場所はどこへ行ってもASLで話している人々がよく見られ、カリフォルニアとはまた違った新鮮な気持ちを感じています。
いよいよ今、新学期が始まろうとし、期待と不安な気持ちが入り混じっている状態ですが充実したものとなるように前向きに励んでいきたいと思います。


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