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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2017年3月生活記録 第10期生 山本綾乃[2017年03月30日(Thu)]

妹旅

(詳細は最後の方に書いてあります)


暖かい日々が続いていましたが、中旬に突然大雪が降りました。気持ちよく咲いていた桜の花びらもあっという間に雪に隠れてしまいました。

DSC04088.JPG

(ホワイトキャンパス:雪景色のギャロデット大学も美しい)


三月上旬、日本からASL協会の根本さんが視察目的でギャロデット大学へお見えになりました。わずかな時間でしたが約2年ぶりの再会を喜び合い、夜は皆で食事を楽しみながら近況報告をし合うこともできました。


8週間に及ぶオンライン講義(調査)が始まりました。初めての講義形式に戸惑っていますが、教授と直接相談しながら進める予定です。(オンライン講義:パソコンを通して意見交換をしたり、課題を提出したりします)


第一回目の内容は、シラバス(講義の内容をまとめたメモ)の確認や自己紹介でした。そこに感動する映像があったので、皆さんと共有したいと思います。

Screenshot 2017-03-30 00.43.37.png

タイトル:Don't ask where I'm from, ask where I'm a local  

     (出身国の代わりに出身地域を尋ねよう)

スピーカー:Taiye Selasi (タイエ・セラシ)

<iframe src="https://embed.ted.com/talks/lang/ja/taiye_selasi_don_t_ask_where_i_m_from_ask_where_i_m_a_local" width="640" height="360" frameborder="0" scrolling="no" webkitAllowFullScreen mozallowfullscreen allowFullScreen></iframe>

日本語版あり)


通常、私たちは相手に”出身国はどこ?”と尋ねがちです。同じ国同士の場合、白人であれば州、日本人であれば県というように。その質問の本質的な目的は何なのか。

国や州、県で、その人柄を判断してしまうのは良くありません。アフリカや南アメリカ、アメリカと日本では見方が大きく異なってしまいます。白人はみんな親切で、黒人は危険、アジア人は意見を言わない人という固定的な見方では視野が狭くなってしまいます。さらに、出生時は存在していた国でも、成長過程の中で無くなり、他の国へ移り住む人もいます。相手を理解する上で重要なのは、出身国そのものではなく、どんな環境の中で育ったかということです。私の場合、最も印象に残った経歴は、母と子の教室トライアングル、小学校、中央ろう学校、群馬大学、ギャロデット大学です。これらの場所で自分と向き合い、アイデンティティを確立していきました。

ギャロデット大学にはさまざまな国の学生やスタッフが存在します。マスメディア上、日本と対立関係である国も、個人の人柄は素敵だったりします。出身国で賞賛・批判するのではなく、一人の人間として見る。相手を理解する。この映像は、児童生徒たちの視点を広げるいい教材のひとつだと思いました。


今月末は、妹がアメリカへ来てくれました。

IAD国際空港で約7か月ぶりの再会。妹が初めて一人で飛行機に乗りアメリカまで来ることができたことに感動し、思わず嬉し涙が溢れてしまいました。1週間ともにDCやニューヨークの旅へ出かけることができました。妹にとっては初めてのアメリカ本土。カルチャーショックもたくさんあったそうです。


私自身、都会のすごさに驚くばかりでした。DCと違って、人や車が多く賑やかでした。

aa 2.jpg

妹と長い時間ともに過ごす姉妹旅は人生で初めてです、それも海外。彼女の成長をしっかりと感じられる貴重な時間でした。四月からは私より一歩先に社会人になります。これからも一生お互いに支え合える関係でいたいと思います。


妹へ、アメリカへ来てくれてありがとう!



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