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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2017年1月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2017年02月06日(Mon)]

冬休みが1月23日に終わり、ここフリーモントでは、まだ冬なのに朝晩は約10℃〜15℃の寒さであり、昼間は春のように暖かい時があるので、日本とのギャップを感じています。

IMG_9811.PNG
↑現在のオーロニ大学(たくさんの緑がみられます。)


◆オーロニ大学の通訳者事情
春学期は英語のメインストリームクラスを一つ受講することにしました。そこで手話通訳者が2名配属され、ノートテイクが1名(学生の中からノートテイクをしてくれる人を選ぶ)付くという形で授業を受けています。ここオーロニ大学の手話通訳者は外部へ依頼するのではなく、学内に手話通訳者のオフィスが設置しているため、学内にある書類の手続きやヘルスセンターへ行く時にわざわざ、外部へ連絡しなくても直接オフィスへ行くと迅速に依頼できます(全員常時在籍するわけではないので、必ずとは言えませんが比較的手配はしやすいです)。オフィスに在籍している通訳者はパートタイムで在籍している者も居るため、合わせて約10〜20名の通訳者が在籍しています。そして、何人かの通訳者にあたったことがあるのですが、通訳者によってステータスが様々であり、重要なクラスでは誰が読み取りやすいか、通訳が適切であるかの相性が大切だと思っています。


◆TOEFL試験のハプニング
先月の生活記録で述べたように冬休み中にTOEFLの試験を受けました。進学に向けてTOEFL試験の準備を着々と進めていたのですが、運悪く色々なハプニングに見舞われてしまいました。TOEFLの準備や申し込みを終えた後、配慮事項(通訳者、時間延長、リスニングとスピーキングの免除)については約三ヶ月かかるので、日程が近づいた時に配慮事項についての準備ができているかどうかの確認を取りました。しかし、準備するためにまだ時間を要すると返事が返ってきたので待つことにしました。そして、約束の日になっても一向に連絡が来ないのでカウンセラーと一緒に確認の電話を入れましたが、まだ確認中なので一週間待ってほしいと言われました。これが二回繰り返され、更にテスト希望の日が近づいていたので、焦りを感じ、進学のために冬休み中に受ける必要があると強く促しました。しかし、準備が終えていた時にはすでに受験を希望していたサンフランシスコとサンノゼの会場がどの日も会場が一杯になってしまった(以前会場確保について心配だった為電話を入れた時は問題ありませんという返事でした)という問題に出くわしました。この問題について問い合わせたところ、どうしようもないという対応をされたので面食らってしまったが、冬休み中に終える必要があるので、少し遠くの場所にあるロサンゼルスについても問い合わせがそこも一杯。どうしても冬休み中に受ける必要があるのでカリフォルニア内で受け入れることができるところを探してもらったところ(カリフォルニアを外れたところは受けられない)、サンディエゴの会場が空いてるということなのでそこまでテストを受けに行く羽目になってしまいました。そして、急いで航空券や宿泊の手配をし、当日サンディエゴの会場へ行ったのだが、事前に電話で配慮事項等の確認をし、受付でも確認を済ませたのだが、試験が始まると時間延長の配慮がきちんと出来ていないという問題に直面し、唖然となってしまいました(TOEFL-IBTなのでPCで試験を受けるというシステム)。その後、会場の担当者と口論になってしまい、担当者からETS担当の方へ電話してもらいましたが、どうしようもないということになり、そのまま不完全燃焼なままテストを続けることになってしまいました。その後カウンセラーと一緒にこの問題に対する改善策を図っているところです。色々ヘルプを頂いている人達に感謝です。
そして、今回のことやこれまでのことで、ADA法によってつくられた様々なシステム自体は素晴らしいのですが、アメリカの仕事に対する姿勢の一片を垣間見せられたものです。

IMG_9748.JPG
↑サンディエゴのTOEFL試験会場

現在、トランプ大統領による政策から、様々な場所でデモが生じたり、留学生やアメリカに在籍している異国から来た人たちの不安や混乱が生じています。
今後、良い方向へ進むことを祈って、引き続き春学期も前向きに頑張っていきます。


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