
2017年1月生活記録 第11期生<牧谷陽平>[2017年01月27日(Fri)]
2017年もよろしくお願いします
Happy New Year!!
実をいうと, “A Happy New Year" の “A” は必要ないんですね。アメリカの友人に聞いたところ,そんなものは聞いたことがないと言われました。どこかで日本人が作り上げた和製英語の “次世代バージョン” といったものですかね。こうなると年賀状作成プリントのソフトで “A” がないものを探すのに苦労しそうです…。はがきに印刷した後に,自分の手で一枚いちまい,ペンで二重線で “A” を消す作業もお正月のひとつの仕事と言ってもいいでしょうか。



12月は真っ白な白銀の世界が広がっていましたが,
1月は一気に春!緑の世界が一面に広がっていました
今年は異常な暖冬です
また,今月より新学期が始まりました。2016秋学期と違って,今学期は院のクラスを5クラス取ることにしました。学部と違って,院のクラスは学生数が少なくて,クラスの組が1つしかありません。ですから,宿題の量が多い先生が担当の場合は避けられないということです。(悲しい… 学部生はいろんな情報を得て,自分に合った先生を選ぶことができるのに,院ではそれができないとは… 全国に1か所しかない宝くじの販売所みたいですね…)
春学期でとるクラスは以下の5クラスです。
1. ASL in Instruction Delivery
クラスの中でASLをどう使って教えるか,のクラスです。秋学期のアメリカの学校の歴史の先生が担当になっています。アメリカでも日本でも “Initialized Sign” (頭文字手話) がいろんなところで使われているのですが,私はこの手話をなるべく使わずに,手話を使うことを目指していきます。また,学校の科目で使われる手話は,頭文字手話があちこちに見られます。
2. Found of Educational Research
こちらは院の中でも珍しい!数学のクラスです。数学は解析(微分積分など), 代数学(足し算や引き算などの計算), 幾何学(図形), などに分かれているのですが,こちらは統計の分野であって,厳密なものではなく大体のものを求めるといった分野です。正直言って,私は統計が “苦手” でもあり “嫌い” でもあります。ちなみにこのクラスで使う教科書は “Statistics for People Who (Think They) Hate Statistics” [統計が嫌いな人のための統計] という, 凝った (?) 名前の本です。秋学期に数学の個別指導をしたのですが,統計の分野で質問が時折あり,そのたびに用語の意味を学生に尋ねていたのを思い出します。しかも学生さんは問題を解く前に,用語の意味がきちんと分かっていないので,問題が解けないままでいました。とくにこの統計の分野は用語が多くみられるようなので,その用語をきちんと覚えてこなしていこうと思います。

真っ白な世界が広がっています
3. Language Acquisition Learning
こちらは秋学期のASLと英語の言語学のクラスの次のバージョンのクラスです。秋学期の先生がかなりいい先生だったのでこちらもそのまま引き継いでほしかったのですが,残念(?) なことに,秋学期の心理学の,意味不明なことを話す先生が担当です。2年前までは,他の学科の言語専門の先生が担当だったのですが,2年前にこの先生が赴任してきたことにより,その先生が担当になったとのことでした。このクラスがどうなるかはわかりませんが,とても興味のあるクラスなので,理解し16週間がんばっていきたいと思います。

この写真が,その "例の" class
4. Teaching Learners with Special Needs
重複障害の子どもに対してどう教育するか,のクラスです。私が以前にろう学校で勤務していたときは,重複障害の子どもも担当していました。そのときの経験が活かせたらいいなと思います。
5. Issues in Mainstreamed Education
Mainstream & Inclusion (メインストリームとインクルーション) の違いから始めていって,通常の学校に通うろうの子どもの支援をどうするかを議論していくクラスです。私の経験の一部にもなっているので,こちらのクラスも興味深いです。



春学期が始まって初めての雪
1日ごとに同じ場所で撮ったのですが,雪はすぐ解けてしまいました
Happy New Year!!
実をいうと, “A Happy New Year" の “A” は必要ないんですね。アメリカの友人に聞いたところ,そんなものは聞いたことがないと言われました。どこかで日本人が作り上げた和製英語の “次世代バージョン” といったものですかね。こうなると年賀状作成プリントのソフトで “A” がないものを探すのに苦労しそうです…。はがきに印刷した後に,自分の手で一枚いちまい,ペンで二重線で “A” を消す作業もお正月のひとつの仕事と言ってもいいでしょうか。
12月は真っ白な白銀の世界が広がっていましたが,
1月は一気に春!緑の世界が一面に広がっていました
今年は異常な暖冬です
また,今月より新学期が始まりました。2016秋学期と違って,今学期は院のクラスを5クラス取ることにしました。学部と違って,院のクラスは学生数が少なくて,クラスの組が1つしかありません。ですから,宿題の量が多い先生が担当の場合は避けられないということです。(悲しい… 学部生はいろんな情報を得て,自分に合った先生を選ぶことができるのに,院ではそれができないとは… 全国に1か所しかない宝くじの販売所みたいですね…)
春学期でとるクラスは以下の5クラスです。
1. ASL in Instruction Delivery
クラスの中でASLをどう使って教えるか,のクラスです。秋学期のアメリカの学校の歴史の先生が担当になっています。アメリカでも日本でも “Initialized Sign” (頭文字手話) がいろんなところで使われているのですが,私はこの手話をなるべく使わずに,手話を使うことを目指していきます。また,学校の科目で使われる手話は,頭文字手話があちこちに見られます。
2. Found of Educational Research
こちらは院の中でも珍しい!数学のクラスです。数学は解析(微分積分など), 代数学(足し算や引き算などの計算), 幾何学(図形), などに分かれているのですが,こちらは統計の分野であって,厳密なものではなく大体のものを求めるといった分野です。正直言って,私は統計が “苦手” でもあり “嫌い” でもあります。ちなみにこのクラスで使う教科書は “Statistics for People Who (Think They) Hate Statistics” [統計が嫌いな人のための統計] という, 凝った (?) 名前の本です。秋学期に数学の個別指導をしたのですが,統計の分野で質問が時折あり,そのたびに用語の意味を学生に尋ねていたのを思い出します。しかも学生さんは問題を解く前に,用語の意味がきちんと分かっていないので,問題が解けないままでいました。とくにこの統計の分野は用語が多くみられるようなので,その用語をきちんと覚えてこなしていこうと思います。
真っ白な世界が広がっています
3. Language Acquisition Learning
こちらは秋学期のASLと英語の言語学のクラスの次のバージョンのクラスです。秋学期の先生がかなりいい先生だったのでこちらもそのまま引き継いでほしかったのですが,残念(?) なことに,秋学期の心理学の,意味不明なことを話す先生が担当です。2年前までは,他の学科の言語専門の先生が担当だったのですが,2年前にこの先生が赴任してきたことにより,その先生が担当になったとのことでした。このクラスがどうなるかはわかりませんが,とても興味のあるクラスなので,理解し16週間がんばっていきたいと思います。
この写真が,その "例の" class
4. Teaching Learners with Special Needs
重複障害の子どもに対してどう教育するか,のクラスです。私が以前にろう学校で勤務していたときは,重複障害の子どもも担当していました。そのときの経験が活かせたらいいなと思います。
5. Issues in Mainstreamed Education
Mainstream & Inclusion (メインストリームとインクルーション) の違いから始めていって,通常の学校に通うろうの子どもの支援をどうするかを議論していくクラスです。私の経験の一部にもなっているので,こちらのクラスも興味深いです。
春学期が始まって初めての雪
1日ごとに同じ場所で撮ったのですが,雪はすぐ解けてしまいました
◆今回のひとこと◆
日本語でも “新年あけましておめでとうございます” ではなく
“新年おめでとうございます”
もしくは
“明けましておめでとうございます”
のどちらかを使うのが正しいことも思い出しました。
“新年おめでとうございます”
もしくは
“明けましておめでとうございます”
のどちらかを使うのが正しいことも思い出しました。