
2016年11月 生活記録 【第12期生 西 雄也】[2016年12月07日(Wed)]
ここフリーモントでは朝晩はヒーターが必要なほど冷え、体調を崩す者が続々と出てきている為体調管理には気をつけなければいけない状態です。スーパーではクリスマスに関するグッズが売られ、街中でイルミネーションを見かけるなど、クリスマスに向けての準備が進められています。
現在、秋学期も残り少なくなり、課題やテストに追われ、時々カフェで宿題を行うことも増えました。様々なカフェへ行ったのですが、多くの人たちが勉強や仕事のために来ているような状態です。また、夜の11時になっても遅くまでパソコンに向かい合って勉強や仕事をしている人がおり、日本とはまた違った光景が見られました。

↑カフェの様子。

◆クラス
Grammar・Writing・Reading
このクラスのおかげで英語力が伸びてきたと実感しています。Grammarについては関係代名詞を学んでおり、学期末テストではこれまで学んだことが一斉に出題するので気を引き締めて頑張っていきます。エッセイについては日本の論文の書き方とはルールが異なっているところがありますが、readingクラスで学んだことが役立っていると実感しています。最初の頃はクラスメイトと協力し合ったり、チューターに聞きながら本を読んでいくことが多かったのですが、現在独自で本が読めるようになってきました。しかし、英文独自の言い回しが時々出てくることがあり、解釈が曖昧になってしまうことがあります。これからも引き続き読解力を更に高めていきたいと思っています。
Deaf Community
秋学期も終わりに近づき、現在このクラスの最終課題であるクラス全体でムービーを用いての共同制作を進めています。
授業の中で先生から余談があったのですが、先生は日本に何度も来日したことがあり、多くの日本人は、映画や口コミによって、ほとんどのアメリカ人は銃を所有しているイメージを持っているようだという話がありました。実際は全員ではなく、全体の半分以下だといいます。日本では考えられない内容ですが、これは「文化やコミュニティ」の違いから生まれるズレや誤認の一つだという。気をつけなければいけないポイントだと再認識しました。
Deaf Culture
ADA法ができた背景を取り入れた講義や議論が進められました。一度ADA法の弁護士を招いての講演会があり、講演の内容は現在のADA法はまだ十分でなく、例えば交通違反等で警察に捕まった時に通訳者問題はどうするのか(依頼する余裕がない)という課題があるという話がありました、そしてADA法に反する差別問題に直面した時に、弁護士に任せっきりにするのではなく、当事者もADAに対する正しい知識を認識し、法的に該当する内容を示す必要があるので、ADA法はどこでどのように学ぶものかを質疑応答しながら学ぶことができました。

↑講演会(ADA法に関する内容)
※アメリカにいて知ったこと
ここアメリカにも養子縁組という制度があり、たまたま養子縁組をしている方にお会いする機会があったのですが、前向きに取り組もうとしている感じでした。日本では、養子縁組に対して世間の目が厳しいイメージがあるように感じ、その背景には、日本では問題が起きたら「反省」ということも絡み、原因追求する。アメリカではポシティブなアプローチについての重要性を認識する。という『問題に直面したらそれをどう見て、どうするか』に対して国の風潮の違いを感じさせられたものです。
◆ギャロデッド大学 Open House
11月初め頃にギャロデッド大学のオープンハウスが開催されたので参加してきました。オープンハウスでは様々なコース、ギャロデッド大学の情報(寮や活動内容)を提供するブースが出され、情報収集を行いました。ランチタイムの時は自分の興味のあるコースの教授、先輩と参加者と一緒に昼食を取り、情報交換を行うことができました。空き時間にはギャロデッド大学の校内を見て回り、 校内にデフアートが展示されていたので幾つかの作品を鑑賞することができました。夜には多くの日本人を囲み、鍋やたこ焼きなど日本の味を懐かしみながらホームパーティを楽しむことができました。

↑Open House

↑学内に飾られていたデフアート
◆サンクスギブンズディ
サンクスギブンズディは気分転換も含め、ロサンゼルスへ行ってきました。ロサンゼルスまで友人と一緒に海沿いの情景を楽しみながらドライブしました。ここでエネルギーを充電できたので、今学期末も引き続き頑張っていきます。
