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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2016年10月生活記録 第9期生 瀧澤泉[2016年11月28日(Mon)]
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いろどりー秋の森ーみ〜っけ


、ふと思えばノートを取る大切さをますます感じてきました。大学時代はデザイン学科に関わるいくつかの科目を習得してきましたが、聴覚障がい者のために情報バリアのないようパワーポイントの内容とデザイン材料を同時にスクリーンに提示したため授業を受ける際にあまりメモを取る必要がありませんでした。それ以外の時間でもパソコンに向けて盛りだくさんなアイデアを描き、データ化して残しておくことが日常でした。

しかし、今年の春からノートを手放すことができないくらい毎日書くようになりました。きっかけは教授がノートを持ってくるようにと毎回に言われたときからです。ノートに馴染むようになった自分が理由をいくつか挙げてみよう!と思い、今回はノート話になっちゃいました。

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1.ディスカッション
 他の奨学生たちでも意見があったように大学院は主にディスカッション(議論)が多く、それぞれの学生にいい考え方や異なった意見など多様性が強いためそれぞれの重要な面や多様な意見がどんどんと出てきます。
 実際は授業に参加する前にテキストや資料を読む必要があるのですが、私はいつもいいポイントや疑問などまとめてノートに書いて授業に持っていきます。授業中にノートを見ながらここちよく抵抗なくディスカッションできます。ディスカッション能力を少しでも伸ばすことができるんじゃないかなと思っています。
 自分の頭の中だけでは覚えたくても次から次へと進んでしまい、忘れがちなのです。学生たちの見解や価値観に対して「そういう考え方があるんだ」とか「結論を分析してみたいな」など思ったらノートにメモしています。教授によると、「ほんの一瞬間の言葉」が大事だと言っています。国際開発学部はデータを収集し、分析し、議論し、インタビューするなど繰り返ししながら進展できるように工夫する必要があります。ある一つの考え方と異国による考え方が違うケースが非常に多いそうです。そのため、人それぞれの意見や価値観を記録に残すことが必要とのこと。
 クラスメイトたちはパソコンのほうが好きな人もいれば、メモを最低範囲に取る人もいます。人によるのですが、コミュニケーションをする際に「アイコンタクト」が大事だとよく聞きます。無理に話す必要はないのですが、人をみて・言葉に触れて、心地よく話し合うことで好転な結論へたどり着いた経験が今まで何度もありました。そのためパソコンでテキストを見る、或いはメモを打つ目的で使うと議論し難いのです。(コミュニケーション手段による課題がいくつかあるのですが、平等に議論できる環境を作ることも必要)

2.講演会
 講演会の現場で資料を渡してくれる機会が少ないので難しい。(講演者本人にお願いすればパワーポイントの資料をメールしてくれる場合があります)。上記に書いたように重要な点を書くことがありますが、メモしたものと今まで習った内容を比較することができるのでメモする意味が大きくあります。印象に残った言葉や評判など残しておきたいものです。
 質問したい内容をあらかじめに準備、或いは講演中に聞きたいことをメモすればスムーズに聞くことができる時があります。私はあまり頻繁に書かないのですが、内容に対してじっくり考えながらメモしていくのです。その後、クラスメイトとお互いにノートやレポートを見せあいながら違いは何かを考えることができました。

3.アイデア・提案
 習得した内容に自分のアイデアや提案を記入しておいています。後になると考え方や価値観が変わる場合があります。その時でも更に書き込むので、今までどのような進み具合がわかるんだなと気づきました。
 プロジェクトやプログラムは異国の環境(背景)や住民たちによってケースが変わります。ベテランでも未経験者でも人それぞれのスキルや知識があるので、いくつか記録を残すことで後から改めて認識できるようになりたいなと思いました。
 ノートにこまめに書くのに時間がかかるからしんどいけれど、それでも諦めずにノートを書くことが大事だなあと思いました。

それでは11月に会いましょう!
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