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聴覚障害者留学
 
 このブログは、2004年度より特定非営利活動法人(NPO)日本ASL協会が日本財団の助成の下実施しております「日本財団聴覚障害者海外奨学金事業」の奨学生がアメリカ留学の様子および帰国後の活動などについてお届けするものです。
 コメントでいただくご質問はブログに書かれている内容の範囲のみでお願いします。それ以外の留学に関するご質問は日本ASL協会の留学担当にお問い合わせ下さい。
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2016年10月生活記録 第10期生 山本綾乃[2016年11月10日(Thu)]
らを信じる。

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(ギャロデット大学の裏にある国立公園)

今月は発表の機会が多くあり、自信を得ることもできました。そのいくつかを報告します。

絵本の読み聞かせ
このクラスでは、同級生を児童生徒に見立てた絵本の読み聞かせの課題があります。日本でも学部時代にサークル活動でろう児を前に絵本の読み聞かせをしたことがありますが、正直表情や空間表現(CL)に自信がなく、控えめでした。
思えば日本の大学では、日本手話による絵本の読み聞かせ授業がありませんでした。ギャロデット大学には、手話を評価できる教授が存在し、学校の中で発表や評価をする機会があることが大きいです。
私に与えられた課題図書は、中国に伝わる昔話「虎姑婆(ロンポポ)をもとに作られた絵本で、エド・ヤング作の「ロンポポ」でした。絵本の内容を読み込み理解した後、アメリカ手話やCLの個別指導を受けながら繰り返し練習しました。発表当日の朝は緊張がピークに達し不安に押しつぶされそうでしたが、三度練習することで不安が軽減し無事発表することができました。結果、同級生や先生から予想以上の評価を頂くことができ、自信につながりました。
絵本は乳幼児だけでなく、小学生の子どもたちにも大切な要素がたくさん含まれています。帰国後は絵本の読み聞かせにもチャレンジし、子どもたちにいろいろな世界を伝えたいと思います。
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(ロンポポ:絵本の中では怖い話でした。興味ある方は日本語版もあるので、ぜひ図書館で探してみて下さい)

算数のミニ模擬授業
算数のクラスでは、二回の模擬授業がありました。一回目は角度、二回目は三角形の面積をテーマに行いました。準備をしている過程で、日本での模擬授業や教育実習が懐かしくなりました。現在ろう学校で働いていらっしゃる現役の先生から"あなたなら素敵な先生になれる"とのありがたいコメントをいただき、自信につながりました。

修士論文の情報集め
10月は文献集めを中心に進めました。個別教育計画や個別教育計画会議に関する本や論文を読み、簡潔にまとめる作業を行いました。引き続き私なりの見解をみつけていきたいです。

肝心の放課後プログラムですが、書類手続きなどに時間がかかっているため、現在活動をお休み中です。その間、個人的にベビーシッターのお仕事をさせて頂きました。1歳半の子どもですが、とてもおしゃべりで、小さな手のひらがひらひら踊っています。子どもたちが思い描くそれぞれの世界を、彼らのことばで表現できる権利と自由を守るお手伝いをしたいと感じました。


11月8日に迫ったアメリカ次期大統領選の勢いが更に増してきました。民主党候補のヒラリー・クリントン氏と共和党候補のドナルド・トランプ氏による熱い討論が繰り返され、それに反応する国民の政治への関心の高さを肌で感じています。私も夏に一時帰国した際、地元の選挙で投票しましたが、これからは今まで以上に地域、日本、世界の課題に目を向け、一票の重さを大切にしていきたいと思いました。

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(教育学部のみなさんと:月イチで集まり近況の報告をし合っています)
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