太宰治検定ブログ

この度の大地震で被災された方、現在も避難状況にある方々には心よりお見舞い申し上げます。


皆様には大変ご心配をおかけしております。

昨日の夕方まで停電が続いておりました。インターネット環境も今日になって整いましたので、近況をご報告いたします。


五所川原も大変揺れましたが、揺れによる直接の被害はほとんどありませんでした。

太宰ゆかりの蔵も無事でした。

十勝沖地震と中部日本海地震の２回の大地震で蔵の扉が歪み、完全に閉じることができない状況になっていましたので、もしかしたら、さらに歪みが出ているかもしれませんが、見た目では変化が無く、ひとまずほっとしております。



被災地での状況がわかるにつれ、被害はより深刻なものとなっています。

いろいろな形での支援があると思いますが、何かひとつでもアクションを起こしていきたいと思い、このブログの運営元である「ＣＡＮＰＡＮ」の応援基金に申し込みました。

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いよいよ蔵の解体期限が迫ってきました。

今まで何年も「蔵」の保存について、様々な方法を検討してきましたが、区画整理事業のルールや、市の問題、資金集めの問題等、様々な壁に突き当たりました。

現時点では、再地区を前提にした解体を行うことで方針が決定しています。

しかし、その資金も不足していて、頭を悩ませているところです。



先日、五所川原市市議会で、Y議員が蔵の保存活動について質問をしてくださったそうです。

その事をふまえて、最後にもう一度、行政との話し合いの場を持ちたいと思います。


そんな中、横浜の８４才になられるご婦人から、検定事務局に電話がありました。今年の検定スケジュールと内容についての質問でした。

過去３回の検定をすべて受検して下さっている方です。

昨年は五所川原においでになり、蔵もご覧になったとのこと。「ぜひ蔵を保存されて下さい」とエールをいただきました。

いろいろとめげていたところなので、とても励みになり救われました。

もう一息がんばります。p(^^)q