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人間失格 (03/30)
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「太宰治のお伽草紙」発売 [2013年02月25日(Mon)]
「太宰治のお伽草紙」2月26日発売

本物の太宰さんに会えました。 - ピース・又吉直樹 -

太宰を判断するのは、『お伽草紙』を読んでからにして下さい。


木村綾子.jpg





「太宰治検定」実行委員 木村綾子 著

 A5変形判・128P(2C/1C)

 本体 1,785円(税込み)
 出版 有限会社 源


◎「暗い」といわれがちな太宰作品の中でも、ユーモアあふれる作品なのが『お伽草紙』。「カチカチ山」「舌切り雀」「浦島さん」「瘤取り」といった昔話に、太宰治が新しい命を吹き込みました。

◎フジテレビのドラマ「ビブリア古書堂の事件手帖」で「落ち穂拾い」が取り上げられた太宰治の弟子・小山清の「お伽草紙の頃」も解説付きで紹介!

◎太宰ファン必見! 太宰治の甥・津島慶三氏の「当時の太宰治秘話」も収録!

※本書は年に二回行われる「太宰治検定」のテキストも兼ねています。

【目次より】

◎第一章『お伽草紙』とは

◎第二章「カチカチ山」

◎第三章『「お伽草紙」の頃』(小山清)

◎スペシャル対談 津島慶三×木村綾子



お近くの書店へお問い合わせください。
太宰治の年譜 山内史著 [2012年12月03日(Mon)]
【太宰治の年譜】
山内史著

2009年の太宰治生誕百年の際には、生誕地である青森県を中心に新発見資料が相次ぎましたが、それらの新資料をすべて反映した決定版を、ついにこの一冊にまとめることができました。同時代の証言で綴られる太宰治39年の生涯は、まさに「小説よりも奇なり」。ご一読いただければ、必ず新たな発見があると存じます。
 また、これまで公表されてこなかった事実特定の根拠となる出典資料名及び、著者推定の「作品脱稿年月日」を脚注の形で示したのが、本書最大の特徴です。検索に便利な著述名索引(全作品475項目)、主要人物名索引(約350項目)も付けましたので、太宰の生涯や作品成立事情についてもっと詳しく知りたい方、太宰についてのご文章をお書きになる方にとって、大変重宝に使っていただける一冊です。

【太宰治の年譜】
山内史著
A5版・上製・356頁・定価2,940円(本体2,800円)

『風紋五十年』 [2012年06月20日(Wed)]
東京新宿にある文壇バー「風紋」。
かつて、檀一雄、中上健次、色川武大、埴谷雄高、井伏鱒二などの作家、新潮社、筑摩書房、
平凡社などの出版関係者、美術関係者が集った伝説のお店だ。

その風紋が、2011年、開店50年を迎えた。
そして、ついに、2012年5月31日、それを記念した書籍『風紋五十年』が刊行されました。

林聖子.jpg


聖子さんは、少女時代、太宰治に可愛がられ、「メリイクリスマス」の登場人物「シヅエ子」のモデルと
なったことでも知られる。父・林倭衛は大正・昭和に活躍した洋画家で、大杉栄をモデルした《出獄の
日のO氏》などの代表作を持つ。母・富子は、太宰と親交があり、男女を超えた友情を生涯にわたり育み、
太宰に信頼された女性だ。

出版社勤務、劇団所属を経て、聖子さんが、なぜ「風紋」を開いたのか。
そして、かつての作家たちや出版関係者が時を忘れ、なぜ「風紋」で杯を交わしたのか。

風紋五十年.jpg

ひと言で言うならば、林聖子という女性の魅力に尽きる。
聖子さんと接したことのある人、皆一様に、聖子さんの人柄・魅力に惹きつけられ、
「風紋」を訪れるようになった。

「風紋」では、職業・身分の垣根を越え、誰もが自由に語り、酒を飲んだのだ。

『風紋五十年』は、林聖子さんのロングインタビューを中心に構成されている。
幼少から現在に至る波乱万丈の人生――。
それにもかかわらず、明るく淡々と生きる林聖子さんの魅力が存分に感じられる内容になっている。



価格は、1,680円(税込)。

四六判/248ページ/ハードカバーという体裁です。

パンフ.jpg



全国書店、アマゾンで購入可能ですが、直接のご購入も承っています。
03-6379-1507にお電話いただくか、info@publicbiran,netまでメール予約可能です。

6月13日 [2012年06月13日(Wed)]
6月13日は太宰治が山崎富栄とともに玉川上水に入水自殺をした日です。
山崎富栄は無学の女給と伝えられたりしていますが、実は大変な才女でした。いろんな思惑の中で、不当にネガティブに扱われてきていたようです。

松本侑子さんが書かれたこの本を読んで、山崎富栄に対するイメージが180度変わりました。アマゾンでの評価も大変高く、ドキュメンタリーとしても大変内容が濃く、おもしろかったです。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4334764061/

恋の蛍.jpg


二人の遺体が上がるのは19日、奇しくも太宰の誕生日です。
ファンにとっては6月は太宰月間!(たぶん)
17日(日)は五所川原で「太宰治検定」が開催されます!
『太宰は女である』 [2010年11月23日(Tue)]
パブリック・ブレインさんから、またまた素晴らしい本が発売されました。


『太宰は女である』


〈HPより抜粋〉
太宰治には、女性独白体という独特な文体を用いた小説がある。そのなかから、日本を代表する「女性を描くアーティスト」がそれぞれセレクトし、その小説をモチーフに作品を描き下ろし、さらには、特別インタビューもしていただく、という何とも贅沢な本となりました。各セレクトは下記のとおりです。

・宇野亜喜良×「きりぎりす」
・林 静一×「葉桜と魔笛」
・会田 誠×「女生徒」
・オカダミカ×「ヴィヨンの妻」

http://www.dazaiosamuseries.jp/index.html



何と刺激的なタイトルでしょう。

企画が何より光っていますが、選ばれた作品とアーティストの人選が本当にすばらしいです。
本の作りも凝っていて、手元にずっと置いておきたい、いや、電車の中で見せびらかしながら読みたい本です。(^◇^;)

素敵な本を作っていただき、ありがとうございます。

今から、来年の1冊〈太宰治シリーズ〉が楽しみです。


「恋の蛍」新田次郎文学賞受賞 [2010年04月28日(Wed)]



以前紹介させていただいた、松本侑子先生著「恋の蛍 山崎富栄と太宰治」が、すぐれたノンフィクション文学作品におくられる新田次郎文学賞を受賞されました。

松本先生、おめでとうございます。〓
「太宰治と歩く文学散歩」 [2010年02月27日(Sat)]
いよいよ本日、「太宰治検定」実行委員会メンバーの木村綾子さん著

『太宰治と歩く文学散歩』が発売になります。




〈木村さんのブログより〉

太宰治生誕の地「津軽」、転換の地「甲府」、『人間失格』脱稿の地「大宮」、そして終焉の地「三鷹」−−。作品舞台や各所の文学碑、仕事場跡地、太宰が立ち寄った思い出の場所などを基軸とし、太宰治の生涯や作品の解説、時代ごと地域ごとの特色をご紹介したこの本。春の陽に誘われて、ついつい出掛けたくなってしまうお散歩。そのお供としてこの本がそこにそっと寄り添ってくれたなら、作家・太宰治のゆかりの地を巡る文学散歩を一緒に楽しめたなら、私はとても嬉しいです。よろしくおねがいします。





きっと素敵な本に仕上がっていると思います。
角川つばさ文庫『走れメロス』 [2010年02月15日(Mon)]
『走れメロス』 太宰治名作選  (角川つばさ文庫)



出版社: アスキー・メディアワークス
ISBN-10: 4046310693
ISBN-13: 978-4046310699
発売日: 2010/2/15
商品の寸法: 17.4 x 11.2 x 2 cm

命がけの友情をえがく表題作のほか、犬とのおかしくて泣ける物語「畜犬談」、美人姉妹の悲話「葉桜と魔笛」、ユダがキリストへの愛憎を語る「駆込み訴え」「トカトントン」「桜桃」など、感動となみだの決定版11作
(webKADOKAWA HPより)



小学校高学年以上向けの本ですが、作品の選択がとても良いのです。
解説を書かれている齋藤孝先生も「太宰の本当の良さがわかる名作ばかり」と推薦しているとおりです。

文字も少し大きめで、フリガナがついているのでスラスラ読めます。
イラストも素敵です。畜犬談の太宰の後ろに犬がぞろぞろとついきているイラストは笑っちゃいました。

案外大人向け?
東奥日報社「私の太宰 その魅力」 [2010年02月14日(Sun)]
『私の太宰 その魅力』


<発行>東奥日報社
<定価>1、890円(税込み)
<体裁>A5判、上製本、約300ページ


東奥日報夕刊に2009年1月6日〜11月19日まで連載した「私の太宰 その魅力」を単行本にまとめました。82回の連載は作家、タレント、女優など26人の多彩な執筆陣が多面的に太宰を論じ、創作の秘密に迫りました。また、巻頭に2009年元旦別刷り特集号に掲載した作家長部日出雄さん(弘前市出身)と太宰の長女津島園子さんのインタビューを加えています。
(東奥日報社HPより)


青森県の方は、昨年東奥日報の夕刊で連載されていましたので、よくご存知ですよね。
改めて読みますと、本になってとても良かったなとしみじみ思います。

夕刊に連載が始まった頃、当ブログで記事を添付して紹介しましたが、著作権の問題があり掲載を断念した経緯があります。
https://blog.canpan.info/dazaikentei/category_7/

今度はぜひ一冊の本でお楽しみください。


県外の方は初めて目にするかもしれません。
↓こちらから購入できるようです。
http://www.toonippo.co.jp/book/index.html
『落語の影響を受けた太宰治短篇集』 [2009年12月20日(Sun)]
〈太宰治生誕100年記念出版〉宣言をされ、太宰作品の明るい面や新たな魅力にスポットを当てた出版をされている出版社【パブリックブレイン】さんから、 

『カチカチ山』、『西鶴トリビュート〜おとなでも読める太宰治』につづき、

『落語の影響を受けた太宰治短篇集』
http://www.publicbrain.net/dazaitanpenshu.htm

が発売されました。




太宰が弘前高校時代に義太夫にこっていたことは有名ですが、太宰と落語・・・?

いやいや、言われてみるとなるほどです。



あの「風紋」で行われた、本物の落語家・柳家三三さんのインタビューを収録。

韓国の新進気鋭のアーティスト・宋知恩さんのインタビューも。



パブリックブレインさんは「出版体験学習」事業を行っていて、今回は、東京藝術大学の在学生の方々が本の作製に参加されたそうです。

その様子は今年はじめて本作りをした私たちにとっても、とても共感できる内容でした。


今回も楽しく読ませていただきました。

次回以降の企画もとても楽しみです。
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