CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
« 第203話 大きくなったクヌギの幹を切る | Main | 第205話 「箕面市体験学習の森」の移り変わり »
<< 2017年11月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
第204話 勝尾寺川支流で見た鳥はジョウビダキだった![2015年02月13日(Fri)]
 前回公開した「第203話 大きくなったクヌギの幹を切る」の記事で、「胸から腰あたりが黄色の小鳥を見つけた!」に、だんだんクラブの活動拠点近くの渓流で見た小鳥は、キセキレイだろうと書いた。
 このブログを公開した後、現代表のKさんから「家に帰って、図鑑を見ると、胸がオレンジで、羽に白い紋があるのは、ジョウビタキです。冬の渡り鳥で、街のなかでも見る事ができます。ビアサンカの赤い実を食べにきます」というメールをもらった。
すでに、ネットで公開した後だったので「確信を持って書いたわけではないのですが、キセキレイと書きました。ジョウビダキの方は借りた本で再度調べてみたいと思います」と返信しておいた。

1月末と2月最初の活動日に飛来した鳥の姿


 2月に入って最初の活動日2月7日に、Tさんが「箕面ビジターセンターだより」の2015年1月・2月・3月号を見せて、「1月末の活動日に見た小鳥はジョウビダキです。翼に白い紋があるのが特徴です」と教えてくれた。
「箕面ビジターセンタ―だより」に掲載されたジョウビダキをトリミングしたのが写真1である。

img30211.jpg


写真1 ジョウビダキ(ビジターセンターから引用)


 そのアドバイスの後、「今日も小鳥はいるだろうか」と渓流の方へ下っていくと、胸から腰が赤橙色の小鳥が1匹飛び回っていた。何とか写真2、写真3の2枚はピンボケにならずに撮ることができた。

IMG_226455.JPG


写真2 渓流で撮った小鳥(2015年2月7日撮影)


「写真2には写っていないな」と、うっかり見逃すところだったが、右端の石の上に写っていた。
なにしろ、ズームで構えると局所的になってしまって撮影ポイントを外すことが多い。
 また、カメラを固定しないとピンボケになってしまうので、近くの立木で固定しようとすると構える動作が遅れ、飛び回っている小鳥に焦点を定めるタイミングの難しさを痛感する。

IMG_2270.JPG


写真3 ロープに留まった小鳥(2015年2月7日撮影)



 写真4は、1月24日と2月7日に撮った写真それぞれをトリミングしてA4版に貼りつけて、5枚のショットからTさんが示してくれた写真1とを比較してみた。
 写真4の中で@、A、Bは1月24日に、2月7日に飛来した写真2と写真3をトリミングして拡大したのが写真4の中のCとDである。

img332.jpg


写真4 活動日に撮った小鳥5枚のショット


 ジョウビダキの習性を調べると、「尾を振ってピョコッと頭を下げる動作をよく行なう。杭の上など目立つ場所によく止まる。冬の間も1羽ずつの縄張りを持つ。(鳥630図鑑・日本鳥類保護連盟から引用)と解説している。
 渓流の同じ場所に飛来してこの辺りを縄張りとし、単独で飛び回っている、写真4の5枚のショットは大きさや姿から同じ鳥だろうと推察できるだろう。

 Tさんが説明した写真1のジョウビダキは頭部が白いが、写真4のショットの頭部は黒いので少し違うのではないかと疑問を持ち、CとDの写真をメールで尋ねてみた

勝尾寺川支流の渓流の小鳥はジョウビダキ

 Tさんからすぐに「C、Dはジョウビタキの写真です。キセキレイは何度も見ていますが少し違うようです。箕面だんだんクラブ近くの東海自然歩道でよく見ました。ネットでジョウビタキを写真で確認すると、頭が白いオスの写真も黒く見える写真もありました」という返信と共に、たくさんのジョウビダキの写真集のアドレスが書いてあった。
 そのアドレスを開いてみると、頭が黒色であるのも紹介されていた。

 野鳥の書籍・松田 道生著「野鳥観察図鑑(樺n球丸)」のジョウビダキには、「雑木林の縁、河川敷、公園など、開けていて灌木があるようなところが好き。『ヒッ、ヒッ』という単純な声と、何かをたたくような「カッ、カッ」という声を出し、目立つ場所にとまるので、声と音をたよりに探すと見つけやすい。

 人を恐れないので近くまでやってくることも多く、体を立ててとまり、尾をふるわせたり、しゃっくりをするような動作を繰り返す。オスは白い頭、黒い顔、オレンジ色の胸と特徴が多い。メスは地味だが、下腹や尾にオレンジ色があることでわかる。翼に白い斑があり、別名は『紋付き鳥』。群れることはなく、オス、メスそれぞれ縄張りをもつ。そのため、追いかけ合ったり、ミラーに映った自分の姿を攻撃するほどのケンカ好きだ」と解説している。

 写真を撮るのに夢中だったので、時々鳴き声は聞こえてきたが、「ヒッ、ヒッ」と聞こえたように思う。再度、ネットの写真、図書館から借りた5冊のジョウビダキの画像とキセキレイの画像を見比べて見た。
 また、上記「名前がわかる野鳥大図鑑」の中で「ウォッチングのポイント・尾の動かし方」に、ジョウビダキとセキレイ類のイラストがあった。(図−1)

img336111.jpg


図1 ジョウビダキとセキレイ類の尾の動かし方


 これらを判断して勝尾寺川支流に飛来してきた小鳥は、ジョウビダキと判断した。

 ジョウビダキとルイビダキ

「箕面ビジターセンターだより」の2015年1月・2月・3月号には、ルイビダキが一番上に大きく掲載されている。Tさんはこの日の活動日に飛んでいるのを見たと話していた。(図2)

img302.jpg


図2 「箕面ビジターセンターだより」の表紙から


 両方ともスズメ属ツグミ科だが、ジョウビダキは冬鳥で、ルビダキは留鳥または漂鳥として北海道、本州四国に分布している。渡り鳥は繁殖地と越冬地を、年に1往復、季節にともなって移動するが、冬鳥のジョウビダキは、越冬のために日本に渡来する渡り鳥。秋に渡来し冬を過ごして春に北方へ渡って繁殖する。

 この度の活動日にジョウビダキを見つけてデジカメに収めることができた。箕面市体験学習の森には、箕面市と茨木市の境界に勝尾寺川支流が流れていて、小鳥のさえずりがよく聞ける。もう少し腰を据えて鳥の観察に取り組みたいと思っている。

(平成27年2月13日)


この記事のURL
https://blog.canpan.info/dandan-minoh/archive/207
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
コメントする
コメント
プロフィール

箕面だんだんクラブさんの画像
リンク集
https://blog.canpan.info/dandan-minoh/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/dandan-minoh/index2_0.xml