包括的な難民保護制度の改善が必要 [2015年04月10日(Fri)]
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4月7日の朝日新聞の社説において、日本の難民保護のあり方が取り上げられました。
昨今では、法務省や一部メディアが難民認定制度の「濫用」・「悪用」等に対するキャンペーンをはり、あたかもそれらが日本の難民保護における問題の全てだといわんばかりです。しかし、(そもそも「濫用」」「悪用」が何を指すのかさえ不明確という問題は置いても、)いわゆる「濫用」を取り締まり、難民申請者数を減らしていけば解決するのでしょうか? 答えは明らかに「ノー」です。難民申請数が急増する以前から「難民鎖国」や「難民不認定機関」と批判されているとおり、根本的なさまざまな問題の解決なくしては、日本の難民認定制度はこのまま機能不全であり続けるでしょう。 そして、このことは、海外メディアに「難民なら日本には行くな」という記事を書かれているように、日本の国際社会でのイメージを傷つけます。いくら海外の難民キャンプに多額の支援をしていても、国内の難民支援でのイメージ悪化を拭いさることはできないでしょう。 また、難民保護のあり方は、基本的人権や自由の感覚を反映しているとの指摘のとおりであり、自分たちにもはねかえってくるものです。ひとごとではありません。 もちろん、難民を保護することは国際的な国の責務でもありますので、濫用対策に集中した結果として保護されない難民がいれば、日本が国際義務を果たしていないことにもなります。 記事は、日本の難民保護の根本的な問題を指摘し、包括的な取組みの必要性を述べられていますが、まさに私たちが伝えたいことです。ぜひご一読ください。 http://www.asahi.com/articles/DA3S11691772.html |



