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2015年度の日本の難民認定数に対する海外メディアの反応 [2016年03月29日(Tue)]
先日平成27年度の難民認定申請者数等の確定値が発表されました。

日本の一部メディアでは、就労目的や「濫用」に着目した記事が報道される一方、世界のメディアでは「日本では99%以上が却下」などと、日本の難民保護の機能不全に着目した記事が目立っています。

 
名古屋難民弁護団の鶴巻先生が各国のメディア一覧を作成くださいましたので、ここに紹介させていただきます。
こんなにもたくさんの海外メディアが日本の難民認定制度の異常さを報じています。ぜひご覧ください。

【通信社とグローバル・メディア】
・Reuters(イギリス系)
Asylum seekers in Japan reach record 7,586 in 2015; 27 accepted
・AFP(フランス系)
日本の昨年の難民認定者27人、99%以上却下
・EFE(スペイン系)
Japón aceptó 27 refugiados en 2015, el 0,4 por ciento de los solicitantes
・RT(ロシア系)
Rejection rate 99%: Japan accepts 27 refugees in 2015, despite record applications
・Noticias. Terra Network (スペイン系)
Japón aceptó 27 refugiados en 2015, el 0,4 por ciento de los solicitantes
・Al Jazeera(アラブ語圏・アラブ文化・イスラム文化系)
Japan rejected 99 percent of refugees in 2015
・Yahoo ! News(米国系)
Japan rejected 99.6% of refugee applications in 2015, accepting only 27 people

【各国メディア】
・Australian Broadcasting Corporation, ABC(オーストラリア公共放送局)
Japan receives and rejects record number of asylum applications in 2015
・The Independent(イギリス日刊紙)
Japan accepts less than 1% of asylum applications
・RTBF (ベルギー公共放送局)
Le Japon n'a accepté que 27 réfugiés en 2015, rejetant 99% des demandes
・Die Welt (ドイツ日刊紙)
Japan nahm in vergangenem Jahr 27 Flüchtlinge auf
・Metronieuws(オランダ日刊紙)
Japan wijst 99 procent van de asielaanvragen af
・La Vanguardia(スペイン日刊紙)
Japón aceptó 27 refugiados en 2015, el 0,4 por ciento de los solicitantes
・L’Express(フランス週刊誌)
En 2015, le Japon a rejeté 99% des demandes d'asile
・G1 Globo(ブラジル(Globoグループ)ニュースサイト)
Japão rejeita 99% das solicitações de refúgio em 2015
・United News of India(インド通信社)
Asylum seekers in Japan reach record 7,586 in 2015; 27 accepted
・中国日报(中国日刊紙)
日本去年仅收容27名难民 99%难民被拒之门外
・The Brunei Times(ブルネイ日刊紙)
Asylum seekers in Japan reach record 7,586 in 2015
・Agência Angola Press(アンゴラ通信社)
Japão concedeu estatuto de refugiado a apenas 27 pessoas em 2015
・L’Expression(アルジェリア日刊紙)
Le Japon a rejeté 99% des demandes d’asile
Posted by 羽田野 at 14:27 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
平成27年度難民認定者数の発表と海外メディア報道 [2016年03月28日(Mon)]
平成27年における難民認定者数等について、法務省より確定値が発表されました。
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri03_00112.html
難民認定の申請を行った者は7586人。
日本で難民認定制度が発足した昭和57年以降最多となりました。  
難民として認定した者は27人(うち8人は異議申立手続における認定者)。
難民として認定しなかった者は,難民認定申請(一次審査)で3411人,異議申立てで1763人でした。

海外メディアが一斉に「日本の昨年の難民認定者27人、99%以上却下」などと報じています。
Posted by 羽田野 at 20:52 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
11/14 シンポジウムのお知らせ [2015年10月19日(Mon)]
シンポジウム 日本に暮らす難民
〜在日ミャンマー人の子ども、家族の現状〜

日時: 11/14(土)
  AM 10:00-12:00(AM9:30開場)
会場: 名古屋国際センター3階
定員: 60名(申込不要)
入場料: 800円、学生500円
プログラム:
10:05~10:20 映画『Passage of Life』ダイジェスト版上映
10:20~11:05 映画製作者による基調講演
休憩(5分)
11:10~12:00 トークセッション「それぞれの立場からの思い」
Posted by 羽田野 at 12:51 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
10/24,25栄イベントのご案内 [2015年10月19日(Mon)]
10/ 24(土), 25(日)
10:00-18:00
栄 オアシス21
ワールド・コラボ・フェスタ2015 に出展します。
http://www.world-collabo.jp
同日
10:00-17:00
栄 もちの木広場
ワールドフード+ふれ愛フェスタ もあります。
http://www.rotary2760.org/wff/
ぜひ、遊びにいらしてください。
9/20料理交流会のご案内 [2015年09月11日(Fri)]

★ ミャンマーの国民食「モヒンガー」を作ろう! ★

モヒンガーとは、ミャンマーの代表的な料理です。ナマズをとろけるほど煮込んでスープをつくり、そこに細い麺を入れて作ります。在日ミャンマー人に教わりながら、日本で手に入る食材を使って、本場の味を1から作ってみませんか?

*メニュー*
・モヒンガー
・タピオカとココナッツミルクのデザート
みんなで作って、みんなで食べて、交流しましょう♪

日時: 2015年9月20日(日)11:00〜15:00

場所: 生協生活文化会館 3階 調理室
(名古屋市千種区稲舟通1-39、地下鉄「本山」4番出口より南へ徒歩3分)

参加費: 大人1500円、小学生以下の子ども500円

持ち物: エプロン、手拭用と食器拭き用タオル各1枚ずつ

予約締切: 2015年9月17日(木)

定員: 30名

連絡先: info@door-to-asylum.jp

主催: 特定非営利活動法人 名古屋難民支援室

あいちモリコロ基金及びあいちコミュニティ財団の名フィルこどものエール基金2014の助成を受けています。
公開シンポジウム 『シリア、ロヒンギャ、日本に暮らす難民』 [2015年07月08日(Wed)]
気づいてください『世界中からの難民が日本にいます』
あなたの身近なところにも
人間らしく生きるため、故郷を捨てた人たちを受け入れる国であってほしい

公開シンポジウム 『シリア、ロヒンギャ、日本に暮らす難民』

日時:2015年7月25日(土)
   15時〜17時
場所:弁護士会館5階ホール
名古屋市中区三の丸1-4-2
地下鉄「丸の内」駅1番出口より北へ徒歩5分
地下鉄「市役所」駅6番出口より西へ徒歩7分

先着150名、参加費無料

プログラム
・UNHCR駐日事務所副代表小尾尚子氏 基調講演
「世界の難民と日本の難民保護」
小尾尚子氏プロフィール 1987年よりUNHCRに勤務。ケニア、フィリピン、タイなどの地域事務所、及びスイスジュネーブの本部にて上級法務官、上級国際保護担当官、及び上級政策評価・分析官として勤務。

・東海地域の認定ネパール難民からの報告
愛知県在住のネパール人夫妻が今春、ネパール人としては全国で初めて難民に認定されました。認定されたネパール難民本人及び代理人の弁護士より、ご報告いただきます。

・東海地域の難民支援
東海地域ではどれくらいの難民が保護を求めており、何に困っているのか。支援団体の活動報告を行います。

主催:愛知県弁護士会、NPO法人名古屋難民支援室、名古屋難民弁護団

お問合せ:名古屋難民支援室 TEL 070−5444−1725 E-mail info@door-to-asylum.jp
収容代替措置プロジェクトが中部にも拡大 [2015年06月22日(Mon)]
2012年より法務省、日弁連、なんみんフォーラムで進めている「収容代替措置」(ATD)プロジェクトについて、今後、中部と関西に拡大することが報道されました。

「難民申請者への住居提供を拡充 法務省、日弁連、NPO法人が支援拡大」 産経ニュース(2015年6月22日)
http://www.sankei.com/affairs/news/150622/afr1506220003-n1.html

この市民社会の政府の連携は、アジア太平洋地域諸国にある難民支援団体からも高く評価されているところです。ただし、プロジェクトのシェルターは、助成金や市民からの寄付金、民間団体によるチャリティのみで運営されています(国からの補助金はありません)。

DANは、中部地域から唯一参加するなんみんフォーラムのメンバーとして、地域の団体・支援者のみなさんと協力しながら、これから収容代替措置の中部プロジェクトを進めていきます。日本で保護を求めている一人でも多くの難民が、地域で新たな生活を築き、地域社会の一員として力を発揮できるように、支えていけたらと思っています。
5/31 ビルマ水かけ祭り in 名古屋 [2015年05月28日(Thu)]
今週の日曜日(5/31)、名古屋の鶴舞公園にて、ビルマ水かけ祭り(ダジャン)@名古屋が開催されます。

日時:5月31日(日)午前10時30分〜午後3時
場所:鶴舞公園

ビルマ水かけ祭りは、日本のカレンダーで4月にあたるビルマの新年を祝うお祭りですが、名古屋では、毎年、少し送れて開催しています。

これまでは、主に中部在住のビルマ人コミュニティの内部的な集まりとして実際されてきましたが、今年は、あいちコミュニティ財団の「名フィル子どものエール基金」から助成を頂き、より開かれたお祭りを目指しています。

あいにくの天気予報ですが雨天でも決行です。たとえ晴れても水をかけてぬれてしまうので、雨でぬれるのと大差ないかもしれません。

民族衣装、ダンスやビルマ料理もあります。みなさまのご来場をお待ちしております。

http://aichi-community.jp/posts/11734
日本初のネパール人難民認定 [2015年04月28日(Tue)]
日本で初めてネパール難民が難民認定されました。愛知在住のネパール人夫婦です。

ネパールからの難民申請者数が昨年初めて1000人に達しています。2014年までの申請数を合わせると2600人ほどになりますが、中日新聞などでも指摘されているように、これまでは、国家が非国家主体(マオイスト)による迫害を「放置・助長」しているわけではないとの理由付けで難民不認定とされ、難民認定ゼロの状態が続いていました。

今回難民認定された2人以外にも難民として保護されるべきネパール人はたくさんいます。今回は異議申立で難民審査参与員による手続きを経ての認定ですが、非常に勇気づけられる難民認定です。

守られるべき難民がしっかり保護されるように、東海地域からしっかりと取り組んでいきたいと思います。
包括的な難民保護制度の改善が必要 [2015年04月10日(Fri)]
4月7日の朝日新聞の社説において、日本の難民保護のあり方が取り上げられました。

昨今では、法務省や一部メディアが難民認定制度の「濫用」・「悪用」等に対するキャンペーンをはり、あたかもそれらが日本の難民保護における問題の全てだといわんばかりです。しかし、(そもそも「濫用」」「悪用」が何を指すのかさえ不明確という問題は置いても、)いわゆる「濫用」を取り締まり、難民申請者数を減らしていけば解決するのでしょうか? 

答えは明らかに「ノー」です。難民申請数が急増する以前から「難民鎖国」や「難民不認定機関」と批判されているとおり、根本的なさまざまな問題の解決なくしては、日本の難民認定制度はこのまま機能不全であり続けるでしょう。

そして、このことは、海外メディアに「難民なら日本には行くな」という記事を書かれているように、日本の国際社会でのイメージを傷つけます。いくら海外の難民キャンプに多額の支援をしていても、国内の難民支援でのイメージ悪化を拭いさることはできないでしょう。

また、難民保護のあり方は、基本的人権や自由の感覚を反映しているとの指摘のとおりであり、自分たちにもはねかえってくるものです。ひとごとではありません。

もちろん、難民を保護することは国際的な国の責務でもありますので、濫用対策に集中した結果として保護されない難民がいれば、日本が国際義務を果たしていないことにもなります。

記事は、日本の難民保護の根本的な問題を指摘し、包括的な取組みの必要性を述べられていますが、まさに私たちが伝えたいことです。ぜひご一読ください。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11691772.html
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