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7/24「からだをつかってあそぼ」 [2010年07月24日(Sat)]
ダンスワークショップin大山崎・洛西

@「わたしのためのカラダの時間」+A「からだをつかってあそぼ」


2010.7.24 13:00〜15:40
場所:大山崎ふるさとセンター
講師:黒子沙菜恵
参加者:前半5名 後半7名  見学:3名


前半
@「わたしのためのカラダの時間」


〜足に出会う。その2〜


ウォーミングアップ

→歩く・座る・寝転ぶ・立つ
各自のペースで


→ペアになり片足を少し持ち上げるようにして、
上下・左右に揺らしたり、
股関節を回したりする。

あ〜きもちいいーー




→全員で輪になり、足で会話。
足で音を出してみたり、誰かとコミュニケーションをとったり

わいわい、がやがや、おしゃべり好きな足たち





後半
A「からだをつかってあそぼ」


ウォーミングアップ

→ペアになって、頭・肩・背中を指先でトントンマッサージ
手の平でシューっと上から下へ力を流す
からだ・うでを揺らす


→そのペアが全部つながって
電車のように




はなれないでーっ



先頭の人が後ろにまわり、
みんな一周するまで続けました!


→ペアになり。相手のからだに声をかける
いろんな所に  
パッ、ピシュー、ジジジ


→2チームにわかれる
声・音を出す「声」チーム、それをきいて動く「からだ」チーム



だれが「声」チームで、だれが「からだ」チームだろう!
ささやかでも、からだが反応していたり、声が出ていたり。

交代


  ―終了―



終了後、ミニ交流会をしました。
参加者、スタッフに加え、次回8月にナビゲーターを務める納谷さんも参加。
「ナビゲーターを含め、参加者全員が楽しんで参加していた」
と、今回見学しての感想を述べてくださり、
そこから継続参加者の変化、
講習会でもレッスンでもない「ワークショップ」という表現形態の在り方、
学校教育についての話題へと発展していきました。




写真:草本利枝
文:出村弘美
【リフレッシュ講座シリーズ】わたしのためのカラダの時間WS情報 [2010年01月07日(Thu)]
わたしのためのカラダの時間  
講師:黒子沙菜恵 

何もしなくて良い時間・・・自分の呼吸を聞く・・・
あくびしたり、あごの関節をゆるめながら、からだをほぐしていきます。
自分を決めず、即興的にいろいろなその時々のものや
多様なひととの出会いを楽しみます。


・・・について
12:50−13:50「わたしのためのカラダの時間」(a)
14:00−15:30「からだをつかってあそぼ」(b)
 (b)・・・障がいの有無を問わず、様々な人が出会うワークショップ
 (a+b)2,000円(※1,500)/(aのみ)1,000円
 (bのみ)大人1,200円、高校以下1,000円(同行介助者無料) 

【スケジュール】


@ 日時 : 9/26(土)12:50〜15:30 
   場所 : 大山崎集会所 終了→レポート
   参加費 : 2000円(1,500)


A 日時 : 10/5(月)18:30〜20:30 終了→レポート
   場所 : スペースALSーD
   参加費 : 1500円 (1000円)


B 日時 : 10/24(土)12:50〜15:30   
  場所 : 洛西愛育園→終了
  参加費 : 2000円 (1,500)


C 日時 : 11/21(土)12:50〜15:30  
  場所 : 大山崎集会所 
   参加費 : 2000円 (1,500)


D 日時 : 12/7(月)18:30〜20:30
  場所 : スペースALSーD→終了→レポート
  参加費 : 1500円 (1000円)


E 日時:12/12(土)12:50〜15:30  
  場所 : 大山崎集会所→終了→レポート 
   参加費 : 2000円 (1,500)


F 日時:2010/1/23(土) 12:50〜15:30  
   場所:洛西愛育園→終了
   参加費 : 2000円 (1,500)


G 日時 : 2/1(月)18:30〜20:30
   場所 : スペースALSーD→終了
   参加費 : 1500円 (1000円)


H 日時 : 2/13(土) 12:50〜15:30  
   場所:洛西愛育園
  参加費 : 2000円 (1,500)

   


※(  )内は、自己申告制割引料金 失業中の方、学生・など

【講師紹介】

◆黒子沙菜恵 Sanae KUROKO 
NYでさまざまなダンスに出会い、その後身体の構造に着目しリリーステクニックを学ぶ。そして骸骨の模型を眺める日々。‘00年リヨンビエンナーレに招待。ソロ活動をベースに多方面でのワークショップも行なう。最近の作品には「白日夢」「human case」など。‘07年韓国でInternational Collaboration Work2007に参加。‘08年野田まどか、キム・ウォン、宮嶋哉行らと共にコラボレーションワーク「気色あり」を行なう。この作品でSeongnam International Dance Festival に招待。
ギタリスト夢美路丈旁(yumiji take-bow) とのオトノカケラは30回を重ねる。Dance&Peopleでは‘05年より山科・洛西・大山崎で定期的にナビゲータを行ない、障がいのある人ない人との身体の出会いの場に毎回心が静かに踊る。固執した一面を持ちつつも、その時々の出会いによって揺れる身体と心をカラダ1個で受け止める。



【お申込・問合せ】

◆Dance&People
075−802−9060
d-a-p@muse.ocn.ne.jp(@を小文字に)
当日連絡先 090−1155−8867

2/1「わたしのためのカラダの時間」 [2010年01月07日(Thu)]
わたしのためのカラダの時間」

会場:スペースALS−D
講師:黒子沙菜恵


2/1 18:30−20:30


→両手に重さを感じながら、上げ下げ

→手の平を合わせ、ゆっくり広げていく
その手の中に空気の玉をつくっていく





→互いにマッサージ
 やわらかく三人背中合わせになり、呼吸をしながらおしくらまんじゅう
 



 
 好きな空気音を出す。シューシュー、ハーハー



→ゆっくり歩く
 足の裏と床との接点を感じる
 色んなところを見ながら、感じながら、部屋の中をさわっていく

→少し早く歩く、さわる
 呼吸をしながら自由に移動する



→座って、足裏をたたく
→指回し、足の指の付け根を広げる

→手の平をたたく、指回し、指の関節をマッサージ



→ペアになり背中をトントン

→顔の筋肉をマッサージ→鎖骨→胸骨



→仰向けに寝る
 床に触れているところを感じて、床にどんどんもたれていく
 頭・おしり・背中・ひざの関節を広げ、筋肉がやわらかく溶けていく感じ
→寝ている人のうでを軽くひっぱりながらゆらす




→一人が仰向けになり、タオルに頭をのせる
 もう一人はタオルを持ちゆっくりゆりかご
 



 持っている方は相手の顔をのぞき込まず、腕で感じよう!
 ●参加者Aさん:力をゆだねられない。(タオルを持って)やる方が気持ちいい


→首回し
 



・・・休憩・・・




→ペアになり、一人の手に、もう一人の手をのせて、重さを感じる
 落ちたら拾う
 持ち上げるときはどこを上げたらいいか考えて 
 思い時はどっかにひっかける





→ペアで、一人が遊び道具になり、からだを動かしてもらう





やってもらってる人も、意識を自分に戻す
移動させられるエネルギーの伝達を感じる
意識を外に向けると、また違った関係になる








記録:五島智子/記録まとめ:出村弘美
写真:草本利枝
「わたしのためのカラダの時間」+「からだを使ってあそぼ」 [2010年01月07日(Thu)]
「わたしのためのカラダの時間」+「からだを使ってあそぼ」

場所:洛西愛育園
講師:黒子沙菜恵

2010/1/23
12:50−15:30


〜前半〜
参加者4人


→体をさわる
→足をたたく、さわる
 粘土で足を形づくるように
☆さわった足とさわってない足を見比べてみる


→足を前に投げ出して、深い呼吸
→体を左右に揺らす
→体を前に倒す
→腕をあげておろす

→シェイク(体をぶらぶら)


→立った状態で、自分の体の右と左を感じてみる
 どんな感じか、違うか

→そのまま上体をゆっくり倒し、ゆっくり起こす
 周りを見る


→手の平をこする


→体の右・左に体重移動

→腕を上や下に自由に動かす


→顔パック(手の平を顔につける)
 ゆっくりと手を広げていく
☆ ひらいたときに、一皮むけるような感じで



→ペアでうごく
 前後にペアになり後ろの人が前の人の肩や腕を持ち、自由に動かす
☆そのときただ動かすだけでなく、動かす側も、関節をやわらかく使い、
相手と一緒に動いていく


→前の人が方向を決め、歩く。後ろの人はついていく。
☆前の人は、行きたいとこやしたいことをするが、ちゃんと後ろの人を感じる
☆後ろの人は、自分はこっちに行きたいなあ、と考えながら、しっかりついていく

黒子「二人の間には少しの束縛がある。他には、前の人がぐいぐい手をひっぱって後ろの人をひっぱっていく、というような関係性もあるね」



→円になって手をつなぐ
 目をとじて、相手の動きを感じる
→ゆっくり目をあけて、ゆっくり手を広げ、広がる



                   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・


〜後半〜
参加者10人(うち障がいのある方4名、介助の方2名)


→手ぶらぶら
→足ぶらぶら
→たこ踊りのように全身うごかす

→手を上にあげ、息をはきながらゆっくり下におろす


→走る、歩く
 出合った人と握手、さわる






→深呼吸
☆体も大きくなったり、小さくなったり
 立って上まで、座って下まで



→手の平ゴシゴシ
→みんなをゴシゴシ






→すってー、はいてー(息を吐くとき笑顔で!)



→歩きまわる
 息をハッと使う
グループに分かれて、見あいながら





→背中トントン、マッサージ



→円になって、一人ずつ自己紹介
☆体を使って
 みんなでまねっこ





→ペアになってからだで音を出したり、からだを動かす
みんなで見あう











記録、写真:出村弘美
12/12『わたしのためのカラダの時間』 [2009年12月24日(Thu)]
12/12 12:50−13:50『わたしのためのカラダの時間』
      14:00−15:30『からだをつかってあそぼ』


講師:黒子沙菜恵
場所:大山崎集会所
参加者:前半2名、後半3名



前半


→腕を広げたり、とじたりしながら、体の中に空気を通していく

☆その時、体の関節をしめずに、ロックをはずしておく
「鍵がかかってなかったら、ヒューとあけることができる」


→体をこすったりしながら、その時の体の状態を知る

→その体で歩く
そしてその空間にあるものに触れていく

☆その時 <触れるため> の体のいろいろな形に気付くこと



→歩く空間を狭めていく



                         最後はピアノを中心に



→前後ペアになって、後ろの人が前の人に動きを伝えていく

☆前の人と重心がつながっていることを意識し
でも力を入れすぎず、浮くように動かす


→片足に体重をのせ、前・後ろ・横と重心を移動させていく
→足幅を大きくして、いろんな方向へ歩く

 

― 休憩 ―




後半


→手足ぷらぷら
→ペアになり、支え合いながら、手足ぷらぷらし合いっこ

→深呼吸

→走る




→体をこする
→互いにごしごしし合いっこ


→息を吸って吐く
☆吐くときに体を小さく、吸うときには体を大きく広げていく


                      貴子さんの口から自然と声が!



→それぞれの動きをみんなでする

ハーといいながら大きく深呼吸をし、手をこすって、手ぷらぷら、の貴子さんの動き



→ <声> で遊ぶ
ひとりずつ声をだしていき、だんだんと抜けていく



― 休憩 ―



→ペアになりマッサージ
相手の背中に手の平をあて、温度を伝える→トントン、サッサー、ゆらゆらー
→背中合わせになり気持ちよくゆらゆら

→腕を引っ張るストレッチ


→空間を歩く
鈴がなったら、わーいと走る
ストップ、触れる、ゆっくり歩く


→深呼吸



→紙ナプキンを一人一枚持つ

ひらひら、くしゃくしゃ
いろんなところにひらひら回したり、くわえたり、
体にのっけてみたり、落ちないように
遊んでみる




→ペアでのっけあい


→次は一枚の紙を二人で持ち、
かけひきしながらゆっくり歩く、動く


→最後は四人でつながって!






― あとがき ―

残念ながら参加者が少ない日でしたが、見ていてとても充実した楽しいワークでした。
みなさんとてもいい顔、いい表情をしていて、幸せな気分になりました。

決まったことをやる教えるワークショップではなく、その場の、その人たちの状態で、どんどん派生し、
知らなかったその人その体、自分自身その体に出会える、貴重な大事な場所なんだと改めて思いました。

出村弘美
12/7「わたしのためのカラダの時間」 [2009年12月24日(Thu)]
12/7 18:30−20:30『わたしのためのカラダの時間』


講師:黒子沙菜恵
場所:スペースALS-D
参加者:3名



黒子「カラダ対カラダ。カラダをみつめる時間。
カラダを知ることで、カラダを小さくもで、広げたりも、変化することができる」



→足首ぶらぶら
→がんばらず、いろんな箇所をいろんなところに動かす
→大きく呼吸。呼吸と共に動く体を感じる


→上体を前にたおし、重さを感じ、そのままゆっくり起き上がる






→ゆっくり楽に歩く
☆足の裏と床が接していることを意識

→この空間を感じ、触れてみる。
☆温度、堅さ。手だけでなくいろんなとこで触る



→握手。手を触りあいっこ。人の手を感じる



                   みんなの手のちがい。ふっくら。あったかさ



→手のひらをこすり、ゆっくり手を広げていく
☆中心からエネルギーが広がっていくように


→あったかくなった手の平を顔にぴたっ、頭、首、全身に触れていく。
☆体に粘土をつけていくように


→からだゴシゴシ



→ペアになり、相手のからだにエネルギーを流していく
頭の上からシャワーがおちていくように、上から下へ
→足に方向を教えてあげる。
足の人差し指の甲のところを、ピンとめるように押す
→相手の肩を手の平で挟み、ひっぱる
→脇の下に手を入れて、空気を入れるように腕を上げる
→手をスーっと下にまっすぐのばし、指先をもってゆらす

☆鎖骨と肩甲骨と腕の骨、三つで腕が動くことを感じると
もっと可動域が広がる




→手足ぶらぶら



→足を見る、さわる、さする、こねこね




☆さわった足とさわってない足では、感覚も見た目も違う
黒子「手の平で <空気に触れてる> と意識してみて」
参加者Aさん「じんじんしてきた」
黒子「少しイメージを加えてあげると、からだがはっきりしてくる」




→ペアワーク
背中トントン。手の平をつけてあったかさを相手に伝える
→広くなったらいいなあ、のびたらいいなあと背中に力を流していく
→からだの中が揺れたらいいなあと、からだを揺らす
☆お互いに影響しあって一緒に揺れるように



→壁にもたれて、ゆっくりと前に上体を倒していく
☆背骨ひとつひとつを意識。重い頭
→上体を回す



→気分良く歩く
足幅を大きく
☆足幅を広げると呼吸が忘れがちになった
しなきゃいけないことが体に表れる。ゆったりした呼吸で

自分のからだに気付くこと
やわらかくできると、かたくもできる



→ペアになり
後ろの人が前の人の背中に手をあて、ついて行く
歩く・止まる・座る
☆後ろにいる人を意識。だけど意識しすぎて、そろそろ歩きにならないように

→アレンジを加えていく
いろんな動き。他のペアに入っていってみたり
一点に集中しすぎず、周りもみてみる


参加者Aさん「一人で動くよりも安心感がある、(後ろの人に)何してもいいよ、と言われている感じで、動きだしたくなった」
Bさん「どっちがリードして歩くってわけではないけれど、後ろにいるほうが、相手の動きを感じて動きやすかった」

黒子「相手の動きに影響して、動いてみたい衝動が生まれてくる。
つながっている相手がいるのを感じること。
相手は何をするのか分からないけど、信じる、信頼関係がある」





→肩回し
☆鎖骨、肩甲骨、腕の骨、三つの骨をやわらかく










―あとがき―
これほどまでにからだの感覚を意識することは珍しいことなのかもしれない。
わたしたちのからだには、こんなふうに骨があって、肉があって、
動かし方によって、こっちに動いたり、あっちに動いたり。
あたたかい血が流れていて、深呼吸をすれば、ゆったりとからだの中に空気が流れていく。

そこにあるものに触れることができる。感じることができる。
そんな自分のからだ。そんな相手のからだ。




出村弘美
10/5 わたしのためのカラダの時間レポート前半 [2009年10月02日(Fri)]
10/5(月)18:30〜20:30

スペースALSーD

「わたしのためのカラダの時間」

講師:黒子沙菜恵
参加者:4名


からだのいろんな箇所を手のひらでこすりながら、黒子さんの話をきく。
「自分自身の感じられる時間に、自分自身を堪能できる時間に」(黒子)

そのまま黒子さんの声に誘導されるようにカラダをうごかしていく。



○まっすぐ立つ。(骨盤よりも少し狭い程度、角度はまっすぐに)
楽な呼吸で。
呼吸の音と動きに耳を傾ける。

→呼吸を大きくし、その動きにカラダをゆだねる。
吐くときは膝を緩め、吸うときに腕を広げていく。

→手足ぶらぶら


○手のひらを合わせ、こする。揺れを感じる。
あたたかさを感じながらゆっくり広げていく。エネルギーの広がりを感じる。

→からだをこすり、マッサージ。
今日の調子を観察する。「自分のカラダに話しかけるように」

→手足ぶらぶら


→胸に手を当て、ほぐす。カラダの揺れ。

→頬、耳の前と後ろをマッサージ。
そのときにアゴの力を抜き、アゴを開いて息を出し声を出す。「肉がだらんと下がるようなイメージで」

「しんどいな、と思ったときは、いつでも下あごをひらいて声を出すように」(黒子)



○顔を手のひらで覆う。あったかさを浸透させる顔パックのように。

→手を小指のほうからゆっくりあくびをするように開いていく。
「窓を開け、光が入るように」腕も広げ全開にしていく。

→手足ぶらぶら


○マッサージ。移動しながら、他の人にも触れ合い、マッサージする。
初めて会うもの同士だが、丁寧にマッサージしあい、和やかな雰囲気に。





○座る。足をのばし、膝をパタパタと動かす。(そのとき膝の重みで足が落ちる感覚を大事に)
→足を左右に倒す。(足先ではなく、股関節から動かすように)
→膝を曲げたり、股関節をまわしたり、「関節、やわらかいな」と、足をいろんな方向に動かしてみる。


→腕も同じようにやわらかく動かしていく。



○ペアになり、相手の背中の肩甲骨の辺りに両手をあて
手を丸めた状態(手首の力を抜いて)で相手の体をトントンとマッサージしていく。

→手を背中に。「相手との接触面を感じる」
→シューッシューッと呼吸と共に力を流していく。
→カラダを揺らす。(二人が一緒に揺れているような感覚で)





○ペアでストレッチ
前の人は足を伸ばして座り、その後ろで相手の背中を観察する。
→相手に少し触れ、合図をする。

→前の人に中心を合わせ、腰の下の方から順にゆっくりと背骨に沿って倒していく。
→呼吸と共に、自分の重さを手の平を通して伝える。深く入っていくように。
前の人は肘を楽にする。

→ゆっくりと背骨を一つ一つ戻すように前の人の上体を起こす。

→肩を持ち、揺らす



○股関節を開く。
→息を吐きながら、左右同時に押していく。
→吸いながら、戻す。


○足・手のマッサージ
土踏まずをグーでたたく。
→足の指を小指の方から順に回す
→足の表と裏を手の平でこするマッサージ

→やってない方の足と見比べてみる。マッサージした足はいい足をしている。


→手も同様に







後半へ
10/5わたしのためのカラダの時間 後半 レポート後半 [2009年10月02日(Fri)]
→続き、後半



○寝転がる。しばらく楽に呼吸し、自分の呼吸に集中する。
(呼吸が詰まってきたなと思ったら、声を出してみる)

→のどに手をあててマッサージ。
→みぞおちをくるくるとマッサージ。
→おなかに手をあてる。(おへそと恥骨の間)
しばらくしたら、時計回り・反時計回りに手を回す。

→手を床におろし、リラックスする。
「呼吸をすればするほどカラダが床に溶けていくようなイメージで」


→頭をゴロゴロと左右に動かす。

→横に丸まる。「ふにゃっと楽に」
→広がりながら反対側にやわらかく移していく。
「床がその動きをしてくれているような」
カラダを床にまかせ、良い感じの道を探していく。カラダがねじれないよう気をつける。





○ペアになり、一人が寝転んだ状態でタオルを使って頭を浮かす。
ゆりかごのように揺らす。
やっている側も心地よく腕を楽にのばし、相手の頭の重さ、揺れを感じる。

「すごく気持ちいい」(参加者Hさん)
「やっている方も重さが伝わってきて気持ちいい」(参加者Aさん)


○足をのばして寝転び、ペアの人が片足づつ足首を持ち、股関節をまわす。
どこがどう動いているか観察する。
→足をひっぱりのばしていく。(そのときゆっくり愛情をもって向かい合い、接触面と自分の中心を感じる)

→両足を持って揺らす。相手のカラダの中心が揺れてきたら、揺らしながらすーっと全体をひっぱる。
「宇宙に飛び出したような感じ!」(参加者Tさん)

横に揺らすのではなく、やっている本人が内側から微細な揺れを起こし、伝えていくような感覚。
やる側が揺れずに腕だけを動かしていても、相手はうまく揺れない。



休憩



○手で自分のカラダを感じる。触る。
→『大事にさわる』愛情をもって、痛くないけど深くさわる。
いろんな箇所を、自分のカラダを自分で触っていると意識し、呼吸を忘れずに。
「手の平と触れている部分が、もっと近くなればいいな」と思いながら。

→場所移動しながら
→手足ぶらぶら


→『強くさわる』むにゅっと。
「強く触るときの手の表情ってすごくいい」(黒子)
→手足ぶらぶら


→『ふにゃふにゃさわる』その人にとっての、いろんなふにゃふにゃさわりをする。
他の人はどんなことをやっているか、この空間、も意識にいれる。

→手足ぶらぶら



→三種類を入れ、リズムも感じながら。
自分に集中しすぎないこと。相手、場所も感じることで、カラダの状態もかわってくる。
集中しすぎてきたら、あくびをいれたりする。






→壁の雰囲気が素敵なので、二人ペアになり(初めての組み合わせペア)並んで立ち、壁からスタートする。
→三種類の動きを入れながら、たまに相手の空間に入っていく。触れないと!と思ってやるのではなく、触れる瞬間がたまたまあったら、触れるという感覚を持って。


(Tさん+Hさん)

「触れるか触れないの瞬間がどきどき。距離感が近づくのか、遠のくのかというときの独特のカラダの感じがある」(黒子)
「あっちへいきたいのに、相手がいるほうに引き寄せられる感じがある」(Tさん)
「Tさんのホワンとした魅力に、引っつきときたい気持ち。憧れ。」(Hさん)





(Aさん+Dさん)

「無心だった。自然と相手を触りたい気持ちになった。愛しい存在に感じた。」(Aさん)
「その人らしさが出る。その人の触りかたがそれぞれ違っていて、動きだけだけどその人の歴史・記憶が出てくる。」(黒子)
「相手の動きに影響されて、自分の動きが出てくるのが楽しかった」(D)
「近づきたいっていう習性があるのかもしれない。触れる瞬間に戸惑いがあったりするが、相手の空間に入ってしまえば、居心地悪くないんだな、と気づく。」(黒子)



○円になり、手をつないで、ゆっくりと呼吸をする。
自分の呼吸、みんなの呼吸を感じる。

→手をはなし、ゆっくりとはなれたら、手を上にのばし呼吸と共に脱力する。

「場所で変わる。今日が会議室のようなところだったら、今日のようにはなっていないかも」(黒子)







体験記録:出村弘美  
写真:草本利枝
8/29 「わたしのためのカラダの時間」体験感想 [2009年08月29日(Sat)]
WS参加レポート

8月29日(土)12:50〜13:50
会場:大山崎集会所
ナビゲーター:黒子沙菜恵
参加者:前半7名、後半12名

記録:出村弘美


前半「わたしのためのカラダの時間」


わたしは少し緊張していた。からだを動かす現場は久しぶりだったし、他の参加者のみなさんや黒子さん達は顔なじみのようだったので、一人その輪の中に入っていくのが、少し、どきどきだった。
前半のワークは自分自身のからだを見つめた。
頭の中に空気のボールをイメージし、声を出したり、時にはあくびをするように、からだのなかにも空気をながしていく。







手の平をすり合わせ、体温を感じ、腕や頭を重力にまかせ、その重さを感じる。
頭も体もほぐれていく感覚。
からだの内部の感覚を働かせ、でも自分のまわりにあるものにもきちんと目を向ける。
忘れていたような気がした。それまで緊張していた「わたし」は少しふんわり軽くなった。







それからペアになって、朝の出来事をお互いに腕の動きだけで伝えていく。
その動きはジェスチャーではないため、さまざまな動きがそこに現れてくる。
わたしはペアのぽんたさんの動きがおもしろくて見入ってしまった。
それからおしゃべり(腕の)をした。
話は朝の出来事からどんどん派生してどこか違うところにいってしまった。そのことが楽しかった。







後半 [からだをつかってあそぼ」へ
3/21「わたしのためのカラダの時間」記録1 [2009年05月06日(Wed)]
2009,3,21(土) 元立誠小学校 3階和室
13:00−15:00

ナビゲーター:黒子沙菜恵

体験レポート:高田ひとし


T.ストレッチ編

@脱力
グーっと伸びをして「ハァ」とカラダの力を抜きます。ゆらゆらとカラダを揺らしてカラダがゆれる方向へ身をゆだねます。最後に足を伸ばしてバタバタ。


A手をこすり合わせる。
右の手のひらと左の手のひらをすり合わせます。これで、手のひらがあったかくなるイメージです。


Bカラダのマッサージ


手のひらの「あったかさ」で顔を覆うように、顔に手を当てます。そこから、「ハァァァ」とあくびをしつつ全身の力を抜きながら円を描くように、肩甲骨から腕を大きく回します。
さらに、頬に手を当て「ハァァ」と声を出しながら頬からあごへと手で顔をさすります。ムンクの叫びのよう。耳・喉・胸もマッサージします。
カラダの中心を感じながら、お腹に手を当て、右回りにお腹をさすります。あったかいものが全身に広がっていく感触。最後に両足を伸ばしてバタバタバタ。


Cあったかい手でカラダに触れる
あったかくなった手で全身に触れていきます。カラダの色んな部分をいたわってあげるように、さすります。普段触れにくい背中なんかにも触れてみます。全身があったかく、ぽかぽかになっていくようです。全身をさすり、あったかいものを手足の先まで伝えていきます。
しばし、全身のあたたかさを感じ、最後に足をバタバタバタ。


D緊張と脱力
全身に一気に力を入れ、一気に脱力……を何回か繰り返します。


Eストレッチ1(前屈)
足を前に伸ばして前屈の体勢。だけどカラダに無用な力を入れません。
「深く呼吸しましょう。深く息を吐くのに合わせ、方の力を抜いて足のほうに腕が重く重くなっていくように。腕の重さを感じたら、自分の背骨がゆっくりゆっくり、長〜くなっていくように感じてみてください。」
海の中を漂っているように全身の力が抜けていきます。最後に手足をバタバタ。


Fストレッチ2(前屈変形)
「下あごを少し触ってみてください。下あごを下へ広げ、声を出してみましょう。」
そうすると、喉がすごく開いてきます。普段は下あごが緊張しているんだなぁと自覚。そして、Eでやったようにカラダの重みに任せてカラダを前へ倒します。その状態から「ファァァ」と開いた喉で音を出し、それに合わせて右手を上に上げ、下へ。同じように左手を上に上げ、下へ。やわらかく、全身の力が抜けていきます。



Gストレッチ3


開脚し左ひざを曲げ(右足は伸び)て座ります。大きなボールを抱えているみたいに腕を広げます。
「ゆっくりと足を伸ばしているほうにカラダを倒していきます。声は出してくださいね。今、どこが伸びているでしょうか?」
「では、次はゆっくりゆっくりカラダを前に倒していきましょう。クビにテンションがなくなっていくはずです。その状態でカラダをゆらゆらと揺らしましょう。」
これを、右足を伸ばした状態でやった後、逆に左足を伸ばした状態でもやります。最後に手足をバタバタ。


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