11/5「介護はダンスだ」レポートB [2009年11月10日(Tue)]
B
相手と手の平を重ねて、一人がひっぱりながら進む。 どこまでもっていかれることができるか。どこまでついてこれるか。お互いに探り合う。 ひっぱられる人は自分で身体を伸ばして床に安定させながら 相手と手の平を重ねた状態で、 身体を任せていく。 「相手とどこまで関われるか」 「自分の体を使いきれば、相手のことも見えてくる。己の今の状態を知ることが大切」 (砂連尾) 「どこまで体を任せるのか?任せて良いのか? 任せられているのか? どんな風になっていて、どんな風につながってるのか?わからなかったけど、 考えさせられました」(参加者感想) ※手を重ねて引っ張り合う、というこのワークについての参加者の感想のなかで一番多いのが「自分のからだがどうなってるのか?わからない」というものです。 自分の身体がどうなってるのか?客観的にわかっている、という人は、案外少ないようです。 ダンサーや俳優が身体介護に入りやすいとすれば、理由はこのあたりのところにあるのかもしれません。 しかし「どうなってるのかわからない」と言えるというのは、まずはとても重要なことだと思います。 |