10/5わたしのためのカラダの時間 後半 レポート後半 [2009年10月02日(Fri)]
→続き、後半
○寝転がる。しばらく楽に呼吸し、自分の呼吸に集中する。 (呼吸が詰まってきたなと思ったら、声を出してみる) →のどに手をあててマッサージ。 →みぞおちをくるくるとマッサージ。 →おなかに手をあてる。(おへそと恥骨の間) しばらくしたら、時計回り・反時計回りに手を回す。 →手を床におろし、リラックスする。 「呼吸をすればするほどカラダが床に溶けていくようなイメージで」 →頭をゴロゴロと左右に動かす。 →横に丸まる。「ふにゃっと楽に」 →広がりながら反対側にやわらかく移していく。 「床がその動きをしてくれているような」 カラダを床にまかせ、良い感じの道を探していく。カラダがねじれないよう気をつける。 ![]() ○ペアになり、一人が寝転んだ状態でタオルを使って頭を浮かす。 ゆりかごのように揺らす。 やっている側も心地よく腕を楽にのばし、相手の頭の重さ、揺れを感じる。 「すごく気持ちいい」(参加者Hさん) 「やっている方も重さが伝わってきて気持ちいい」(参加者Aさん) ○足をのばして寝転び、ペアの人が片足づつ足首を持ち、股関節をまわす。 どこがどう動いているか観察する。 →足をひっぱりのばしていく。(そのときゆっくり愛情をもって向かい合い、接触面と自分の中心を感じる) →両足を持って揺らす。相手のカラダの中心が揺れてきたら、揺らしながらすーっと全体をひっぱる。 「宇宙に飛び出したような感じ!」(参加者Tさん) 横に揺らすのではなく、やっている本人が内側から微細な揺れを起こし、伝えていくような感覚。 やる側が揺れずに腕だけを動かしていても、相手はうまく揺れない。 休憩 ○手で自分のカラダを感じる。触る。 →『大事にさわる』愛情をもって、痛くないけど深くさわる。 いろんな箇所を、自分のカラダを自分で触っていると意識し、呼吸を忘れずに。 「手の平と触れている部分が、もっと近くなればいいな」と思いながら。 →場所移動しながら →手足ぶらぶら →『強くさわる』むにゅっと。 「強く触るときの手の表情ってすごくいい」(黒子) →手足ぶらぶら →『ふにゃふにゃさわる』その人にとっての、いろんなふにゃふにゃさわりをする。 他の人はどんなことをやっているか、この空間、も意識にいれる。 →手足ぶらぶら →三種類を入れ、リズムも感じながら。 自分に集中しすぎないこと。相手、場所も感じることで、カラダの状態もかわってくる。 集中しすぎてきたら、あくびをいれたりする。 ![]() →壁の雰囲気が素敵なので、二人ペアになり(初めての組み合わせペア)並んで立ち、壁からスタートする。 →三種類の動きを入れながら、たまに相手の空間に入っていく。触れないと!と思ってやるのではなく、触れる瞬間がたまたまあったら、触れるという感覚を持って。 (Tさん+Hさん) 「触れるか触れないの瞬間がどきどき。距離感が近づくのか、遠のくのかというときの独特のカラダの感じがある」(黒子) 「あっちへいきたいのに、相手がいるほうに引き寄せられる感じがある」(Tさん) 「Tさんのホワンとした魅力に、引っつきときたい気持ち。憧れ。」(Hさん) ![]() (Aさん+Dさん) 「無心だった。自然と相手を触りたい気持ちになった。愛しい存在に感じた。」(Aさん) 「その人らしさが出る。その人の触りかたがそれぞれ違っていて、動きだけだけどその人の歴史・記憶が出てくる。」(黒子) 「相手の動きに影響されて、自分の動きが出てくるのが楽しかった」(D) 「近づきたいっていう習性があるのかもしれない。触れる瞬間に戸惑いがあったりするが、相手の空間に入ってしまえば、居心地悪くないんだな、と気づく。」(黒子) ○円になり、手をつないで、ゆっくりと呼吸をする。 自分の呼吸、みんなの呼吸を感じる。 →手をはなし、ゆっくりとはなれたら、手を上にのばし呼吸と共に脱力する。 「場所で変わる。今日が会議室のようなところだったら、今日のようにはなっていないかも」(黒子) 体験記録:出村弘美 写真:草本利枝 |