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8/22「みる・きく・かかわる」レポート [2009年08月26日(Wed)]
みる・きく・かかわるワークショップシリーズvol.1
会場:毎日新聞京都支局7階ホール
講師:細見佳代・山田珠実


8/22(土)10:45〜12:30
@「わたしのからだ」−自分と向き合う、相手と向き合う−


京都の東山の景色が広がる見通しのよい会場。集まった参加者7名、講師2名が円になる

〜呼吸とテンポ〜(17分)
・全員で手をたたきながら順番に自分の名前を言う
→どんどん加速
→そのリズムを思い出しながら、ひとりずつ全員の名前を言う

・吸って、吐く。吸うときに腕を上げ、吐くときに腕を下げる
→前屈→足の指先を動かす→再び前屈→両足ぶらぶら

・まず一人が左隣の人の両肩をさわり、目を見ながら自分の名前を伝える
→伝えられた人は、相手の名前を受け取り、声に出す
→くるっとまわって次の人へ
→二週目はまわりながら名前を言う
(この頃になると、参加者のみなさんの緊張がほぐれ、表情がやわらかくなったようにみえた)

・ペアになってまわり、遠心力を感じる。浮遊感を楽しみながら、互いの呼吸とテンポを確かめ合う




〜腕の重さ、無意識の力み〜(8分)

・両腕を相手の両腕に預ける→放したときの腕の重みを感じる。
力を抜いているつもりでも緊張し力を入れてしまっているということを自覚する。
「力を抜けといわれると難しい、力をoffにするよりもonにするほうが簡単」(山田)、
頑張らなくても良いのに、力が入る、との声。



〜自己紹介〜(22分)
・チャームポイント、普段していること、wsに参加した理由を話す。
主婦の方や、シニア劇団員の方、看護や介護、ボランティアに携わる方など様々。
中には妊婦の方も。妊娠してから自分のからだに敏感になった、気づいているようで気づいていない部分を感じたいといっていたのが印象的。参加者のみなさん全員が人間関係、コミュニケーション、自分のからだへの意識が高いと感じた。



〜人にゆだねる、ゆだねられる〜(66分)





・二人ペアになり、一人が仰向けになり、もう一人がその横に座る
→無理な力を抜き、黙って二人でそこにいることに安心感が持てるところまでもっていく
→座っている人が相手にさわる準備ができたと思ったら、相手の呼吸に合わせてふれていく(相手の両肩の位置を見、上がっていない楽そうな方からアプローチしていく)
→相手の肩の下に、中指が背骨に当たるくらいまで、掘るように手を入れていく
→もう片方の手の平で上から肩甲骨を支える
→じっくりと重みを感じるまで待つ




→両手でサンドイッチしながら、両手を引き抜き、指の先の先まで力を流していく(無理な姿勢にならないようリラックス)
→逆肩→交代→意見交換。

重みを持っていってもらう感覚が安心できた、抜かれたときの自分と床との接着面の変化、いかに普段余分な力を使っているか、人間の体の重さを感じた、その重さが心地よい、との声。一人が力んでいると、その力みが相手に伝わる。お互いの呼吸の感じ、重さを感じる。


〜休憩〜
後半へ



見学記録:出村弘美
写真(1枚目・3枚目):草本利枝
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