2020年度「動きをめぐる研究会」のスケジュール、ほか
見えない人にとって、表現としての動きは、どうやったら手に入る、身に付く、作り出せる、
ものなのか?という、全盲の美術家で鍼灸師の光島貴之の問いを元に始まった自由な研究会です。
≪次回≫
2021/1/23(土)17:00〜19:00
場所:アトリエみつしま (※最寄バス停:市バス「大徳寺前」)
オンラインのみ受付中。
定員:7名
協力費:300円
※見える方は、アイマスクか、日本拭いをお持ち下さい。
問合せ:d-a-p@jcom.zaq.ne.jp(●を@に、PCアドレス)
★コロナ対策として、以下へのご協力をお願いします。
・除菌液や手洗いでの消毒をお願いします。
・部屋の入り口や窓を開けています。
・必ずマスク着用でご参加ください。
・少しでも体調不良の方は、ご遠慮ください。
・「密集」を避けた身の置き方を考えます。
・この研究会では、本来は、触ること、他の人と近く関わること、
感じることが外せない要素なのですが、
今のこういう時期だからこそ、新しく何かを感じたり、
発見したり、創意工夫を探っていける場になるのではないか?
と考えています。
※2021年2月以降は、決まり次第アップします。
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※各回について (2020年は、ほぼ第三土曜)
時間:18:00〜20:00くらい
定員:6〜10名 (会場の広さにより変わります)
協力費: 300 円
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以下、
「動きをめぐる研究会」について
「動きのモチーフは、どうやって生まれて来るのか?」
これは、全盲の美術家で鍼灸師の光島貴之さんの問い。
見えない人にとって、表現としての動きは、どうやったら
手に入る、身に付く、作り出せる、ものなのか?
ここでは、光島さんからのいろんな言葉を受けて、
からだがどう反応するか?
動き出すのか?などなど、
自由に試行錯誤できる場にしたいと思っています。
見える人にとっては、当たり前過ぎるようなありようの中に、
未だ開拓されたことのない わが身の可能性に気付かされることもあるかも・・・!?
既存のダンス表現に捉われることもなく、
また、特に講師役などは設けないので、
見える、見えない、スポーツ経験の有無やキャリアにも
こだわらず、興味ある方ならどなたでもご参加ください。
動きやすい服装でご参加下さい。
※※※
2020 年度の「動きをめぐる研究会」は、 見えない人と見える人が作るアートプロジェクト
〜草分けて 行け!− wstashi − hyougen 〜
(クサワケテ ユケ ワタシ ヒョウゲン)
に、つなげていくため、しばらくは連続実施する予定です。
プロジェクトに興味のある方は、是非ご参加下さい。
詳細はこちら→
https://blog.canpan.info/d_a_p/archive/310 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以下は、2020年6月以降の簡単レポートです。
■日時: 2020 年 6 月 27 日(土) 18:00 〜 20:00
■場所:京都市左京西部いきいき市民活動センター 会議室2
★レポートはこちら→
https://blog.canpan.info/d_a_p/archive/311 ーーーーー
■日時: 2020 年 7 月 25 日(土) 18:00 〜 20:00
■場所:オンライン(クロスパル高槻で実施予定でしたが変更)
★google meets を使っての初オンラインの会を7名で実施しました。
まずは、「今日はどんな服を着ているか?」を含めた自己紹介。
その後、光島さんが、一番初めに制作された平面作品を掲げられ、
「何を表していると思うか?」という問いに、参加者がいろいろな感想を
述べ、最後に光島さんから答えを聞いた。
次に、五島が準備した2枚のダンスの写真を提示し、それがどういう動きや
状況なのか?ということを、見えない人に言葉で説明する、ということをやった。
一枚目は一人の動き、もう一枚はステージ上での二人のパフォーマンスのある瞬間。
この時点で、1時間半経過。見えない参加者から「おなか一杯です」と言うコメン
トもあり、ここで研究会は一旦終了。2名退出。
休憩後、初参加の高校生から光島さんへのインタビューがあり、
その後、ほぼ21時前まで、いろいろな話をして終了。
通して約3時間近く、オンライン疲れた〜!というのが主催者の正直な感想
でしたが、面白かったです。
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■日時: 2020 年 8 月 22 日(土) 18:30 〜 20:00
■場所:アトリエみつしま
https://mtsm.jimdofree.com/ 要予約。定員:7名
京都市北区紫野下門前町44、
市バス205,206系統「大徳寺前」から徒歩5分)
オンライン参加2名あり。
※左京西部いきいき市民活動センターで実施予定でしたが、
二日ほど前に急遽変更しました。
★光島貴之展sideAの会場で行いました。
ファッションチェック(笑)を含めた自己紹介の後、
2作品(一つはラインテープの初期作品、もう1つは最近の釘を使った作品)
についての参加者の感想と光島さんとのやりとり、その後で作品の印象を
それぞれに動いてみる、その動きを光島さんに伝える、という内容でした。
開始直前に物凄い夕立があり、ずぶぬれになったため不参加の方が一名
おられました。
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■日時:2020年9月26日(土)18:00〜20:00 終了しました。
■場所:京都市左京西部いきいき市民活動センター 会議室3
参加者:見えない人2名、見える人7名(うちオンライン1名)
進行:牛若孝治
自己紹介(音や音楽について思うことなど、)のあと、
牛若さんが下駄とぞうりで音を出し、
そこから浮かぶイメージについて皆で感想を話す。
次に、牛若さんが靴音を響かせる、そこからのイメージについて感想を出しあう。
その後で、どういうシーンか?を聞いたら、、、「死刑台へ」の靴音だった!
休憩。
準備されたいくつかのモノを使って自分のイメージを音にしてみて、
、他の人が何のイメージのつもりか?を答える。
やかんでお湯を沸かす音、海の音、などなど。
次に、ペアになり、ディスカッションの様子をいろんなモノを使って
音で表現してみる。各チームの発表。
最後に、各ペアが自由にテーマを決め、2,3分相談して音を作り、
順番に30秒間で発表。
どんなシーンをイメージしてたか? 他の人が答える。
本人たちはロケットの発射と宇宙空間での音の響き、、、のつもりだったが
「ごみ収集車の音としか考えられない」と言う感想が出たり、
山道を行くと虫の声が聞えるシーンが作られたり、、、、など。
感想のシェア。 (ご)
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■日時:2020年10月17日(土)18:00〜20:00 終了しました。
■場所:クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター)第3会議室
(JR高槻駅南口すぐ横の建物)
参加者:(見える人5名、見えない人1名)
進行:鈴木輝子
前半/オノマトペをめぐってのやりとり
後半/牛若さんから「チクチク」などのオノマトペを使った状況説明があり
それがどんな食べ物を表しているか?というクイズが出される。
そこから牛若さんによる「マロニーちゃんの世界」が展開していった。
(詳細は後日)
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■日時: 2020 年 11 月 14 日(土) 18:00 〜 20:00
■場所:アトリエみつしま
参加者:5名
主な内容:光島貴之展sideBの中で、
それぞれが、気になったり気に入った作品について、
動きや言葉や聲でやってみました。
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■日時:2020年12月26日(土)18:00〜20:00
オンラインミーティング
参加者:7名
主な内容:2020年6月以降の活動のふり返りと
これからの方向についてなど。
印象に残ったことは?、
半年やった中で何か期待していることはあるか?、
見えない人が二人しかいないが、
コンタクトインプロなどをつかった体ほぐしを入れてはどうか?
などなどなど、、、について、意見交換をしました。
コトバ化して、やりとりしてみるということも
やってみようということになりました。
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〜2020年度スケジュール〜
4/11(土)@京都市左京西部いきいき市民活動センター。中止。
5/23(土)@クロスパル高槻。中止。
6/27(土)⇒@左京西部いきいき市民活動センター。終了。
7/25(土)⇒オンラインで実施。終了。
8/22(土)⇒@アトリエみつしま「光島貴之展sideA」会場。終了。
9/26(土)⇒@左京西部いきいき市民活動センター。終了。
10/17(土)⇒@クロスパル高槻(高槻市総合市民交流センター)終了
11/14(土)⇒@アトリエみつしま「光島貴之展 sideB」会場。終了。
12/26(土)⇒オンラインミーティング 終了。