新しい年への願い[2012年12月28日(Fri)]
いよいよ2012年が暮れようとしています。皆さまにとってどのような一年だったでしょうか。
毎年この時節には、気ぜわしい雰囲気の中で、何となく自分の一年を振り返ることになりますよね。
私の場合はたいてい、「あれもやれなかった」「これもできなかった」という、日々の忙しさに流されるままの自分の怠惰を噛みしめゲンナリする時期でもあるのですが、皆さまはどうでしょうか?
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ところで、皆さまは元朝参りや初詣には行かれるでしょうか?
私の故郷は、昨年世界遺産にもなった中尊寺のある岩手県平泉町のごく近くです。実家住まいの頃は、中尊寺や、同じく平泉町の大寺院である毛越寺(もうつうじ)によく行っていました。
高校三年の正月、センター試験の直前に友人と中尊寺へ行き、おみくじで「凶」を引いたのも懐かしい思い出です。
○中尊寺のホームページ
http://www.chusonji.or.jp/
○毛越寺のホームページ
http://www.motsuji.or.jp/index.php
○岩手県庁の世界遺産関連ページ
http://www.pref.iwate.jp/~sekaiisan/
機会があれば、ぜひ岩手・平泉を訪れて頂きたいなと思います。
中尊寺・毛越寺以外の個人的オススメは、世界遺産構成資産からは外れてしまいましたが、やはり平泉町内にある「達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)」です。切り立った岩壁に食い込むように建築されているお堂は異様な迫力ですよ。
http://hiraizumi.or.jp/sightseeing/takkoku/
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このブログは本日が年内最後の更新となりますので、御挨拶を。
詩人の高田敏子に「新しい年への願い」という作品があります。
権利の関係があるためここでは引用できませんが、このタイトルに昔から惹かれます。
「新しい年への願い」…この言葉だけで、日々の暮らしに幸せを願う、ささやかですが堅実な人間の営みのイメージが喚起されないでしょうか。来年は、普通の人たちの、そんな穏やかな暮らしが柔らかく守られる世の中になれば良いなと思います。
良いお年をお迎えください。
(イチマツ)