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「技術立国日本の底力」 [2017年02月22日(Wed)]

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2月18日の授業

2月18日(土)2時から川越市の大東公民館で、子ども大学かわごえの今期最後の授業と修了式がありました。
授業は城西大学経営学部非常勤講師・佐竹博先生の「技術立国日本の底力」。先生は横河電機で40年間、工業用コンピューターの研究開発に取り組まれたということです。

会場風景KDK_1320 (640x377).jpg
はじめに「技術立国とは」の説明があり、「産業技術、科学技術などを育成し、それらに基づいて国を発展・繁栄させること」「底力とは、普段は表面に出ないが、いざというときに発揮する強い力」と述べました。

つぎに「技術立国を代表した日本の製品」として、トランジスタラジオ、液晶電卓、卓上食器洗い機、液晶テレビ/プラズマテレビ、デジタルカメラ、DVDレコーダを挙げました。
「日本の技術立国を支えるのは中小企業の世界最先端技術」として、東京都大田区の中小企業40社が協力した世界最速の「下町ボブスレー」の開発(来年の韓国・平昌での冬季五輪に出場予定)や、日本の伝統研磨技術をiPod/iPoneに利用したこと、ロケット部品やパラボラアンテナづくりの紹介がありました。

また、「技術立国を支えた世界的技術」として、ほとんど失敗のない世界トップレベルの大型ロケットH2A、ハワイのすばる望遠鏡、世界一高い電波塔・東京スカイツリーが取り上げられました。そして「世界をリードする日本の技術」として、モノとインターネットをつなぐIoTが普段の生活をより便利にすることや、介護ロボットなど多種なロボットの未来について話があり、最後に学生たちに「努力は才能に勝る」「よい習慣は才能を超える」というメッセージを贈りました。
◎講座終了後先生に直撃取材の学生記者KDK_1392.jpg
授業終了後、修了式があり、学生170人全員に修了証、授業感想の良かった学生20人に「はなまる賞」、毎回出席した学生47人に「精勤賞」が授与されました。